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『クビキリサイクル』を読みました。

西尾維新の『クビキリサイクル』を読みました。

なぜかというと、キドナプキディングとかいう新刊が出るらしいからです。

戯言シリーズは確か、読むと中二病が大変なことになるらしいと聞いてウケたので、せっかくならと中学2年生のときに読んでしっかりと中二病が悪化した思い出の作品です。
どうやら新刊は戯言シリーズのいーちゃんと玖渚の子供が哀川さんに誘拐されるらしい。
わたしは哀川さんのことが全然好きじゃないんだけど、あれから15年経ち大人になった今なら好きになれるかも?と思い、とりあえずクビキリサイクル〜ネコソギラジカルを読み直すことにしました。
Kindle版が安くなってて嬉しかった。

15年前に読んだときは、出てきた知らんかっこいい単語をノートにメモしてあとで調べたりしてたのを思い出してしまった。
大数の法則とか、イリアスとオデュッセイアとか。
それが今ではKindleだからすぐに辞書を引けるしブラウザを開いて検索するまで寝っ転がったままできる。技術の発展エグすぎる。
それで初めて気付いたけど《川》を描いたグルーバー・ノルベルトなんて存在しないのかよ。
昔は当然いると思ってたからメモしてすらいなかった。
今は簡単に調べられるから、どんな絵かちょっと見てみましょうかね〜で調べたらそんなのなかった。
すごい昔に読んだ本なのに今更「は?」ってなれたのすごい嬉しかった。
西尾維新のxxxHOLiCノベライズの呼吸と宝石が出てくる映画を思い出した。
あれは結局存在しないのか、わたしが見つけられないだけなのか未だにわからない。

「哀川さんを好きになる」という目標を掲げて読み始めたけど、クビキリサイクル時点でまだ好きにはなりませんでした。
最後にちょっとしか出てこないというのもあるけど…
なんであんな急に怒るの…
大人になってからの感想としては、運転してる人が急に怒るの怖すぎるということです。
あんま知らん人が運転する車に乗ってしかも急に怒り出すって死を覚悟するやつじゃん。
車を運転して生活するようになったからこその気持ちだ!

次はクビシメロマンチスト、哀川さんを好きになれるのか…?(出てくるっけ?)

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