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熊本トライアルマラソンも断念!

迷って迷って迷った挙げ句、断念することにしました。

もともと緊急事態宣言が出た後に発表された大会事務局の声明で、

「開催日の2週間前以降に、居住地に政府・自治体からの緊急事態宣言が発出されている場合は参加をご辞退ください。」

ということで、まず動揺しました。そして熊本県自体も独自の緊急事態宣言を出しているので中止?と思いきや、県のイベント開催条件を満たしているということで実施の発表。

一見矛盾したようなこの発表に、この2週間、出るかどうか、非常に揺れておりました。ラン友さんが事務局へ電話で確認したところ、「辞退はあくまで強制ではなく要請、あとは自己責任」という回答。強行でしようと思えばできたわけです。

しかしながら、一度その発令が出てしまった時に、気持ちの糸がプツンと切れてしまったのも事実。そこからのモチベーションの修復は困難でした。

加えて、相当な数の知り合いランナーがエントリーしていましたがその殆どが断念ということで、それに釣られてではないですが、断念した人が多い中で後ろめたさを感じながら走るのも嫌だな〜ということが決定打となりました。そもそも心からドキドキして楽しくないと走る意味はないのです。

ご存知のとおり、マラソンは究極の持久力のスポーツであり、体力に限界が来た時にいかに踏ん張れるかどうかは全てメンタルにかかっているといっても過言ではないわけで、こんなフワフワした気持ちで臨めるほど甘いものではありません。前回のCOOL2日後、30kmでDNFした山口トライアルでそれを痛いほど思い知りました。


しかし、僕のような市民ランナーの端くれですらそう思うわけですから、東京オリンピック出場予定の選手など、本当に大変なんだろうなと思います。世界最高の舞台で最高のパフォーマンスをする、以前に、その舞台自体がなくなる可能性があるわけですから。


今シーズンについては、マラソンはとにかく我慢。3/14の天領日田ハーフが予定どおり開催してくれればといった感じです。

ちなみに、熊本トライアル、参加される方に対しては、咎めたりするつもりも全くなく、ジェラシー的な気持ちもありません。出られるならば心から応援します!

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