映画をよく見るようになった話。Part.20

 こんにちは。まるです。今日は映画の話を。


グリーンブック
行こうぜ、相棒。
あんたにしかできないことがある。


ストーリー

時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、<黒人用旅行ガイド=グリーンブック>を頼りに、出発するのだが―。


 くすっと笑えるシーン、切なくなるシーン、感動するシーン、いろんなシーンのある映画でした。最初はぶつかり合ったり、お互いを疎ましく、というか、合わないなって思っている二人なんですが、相棒として各地を回って、演奏をしていくうちに心が通じ合っていく感じが表情や仕草から伝わって来て面白かったです。トニーは本当に無学で、ポイ捨てをしたり、軽い盗みを働いたりするんです。でも、道中、それをドクター・シャーリーが正していく感じが本当に面白くて…。逆に、ドクター・シャーリーの知らないことをトニーが教えたり、まだ差別の色濃い時代にドクター・シャーリーを守っていく中での信頼関係というか、お互いに必要だと思うようになります。中でも、トニーが妻に手紙を書くシーンがあるんですが、そこがまた面白くて…。トニーは文章を作るのが下手というか、言葉選びがおかしいというか…。そこで、ドクター・シャーリーが手助けをするんですが、それによって、トニーの文章力も上がっていって。奥さん宛てに手紙を書くんですけど、いいなって思う内容で…。私も手紙書いてほしい。(笑)肌の色の違いで、いろんなことを我慢しなくてはいけない時代があって、多分以前よりは、きっと過ごしやすい世の中になっていると思うけど、まだまだだなって思うことがニュースであったりします。難しいことは分かるんですけど、誰もが住みよい世の中になればいいなって思います。