コロナウイルスの休館は終わったけど、競技生活を振り返ってみる。PART.19

 こんにちは。まるです。今日は、高校2年生のインターハイからシーズンが終わるまで書きたいと思います。

 インターハイは奈良開催でした。奈良は結構観光しました。大仏見に行ったり、鹿に会いに行ったり、泊まったところも、すごくいい旅館で。毎日の食事がおいしくて。ただ結果はあんまりよくなくて…。800mは2’14”75で予選落ち。マイルも3’57”63で予選落ち。なかなか全国の決勝の舞台を経験するっていうのは遠くて。違う県の友だちが決勝で走っているのを見て、悔しいなって感じていました。2年目のインターハイも終わって、夏は合宿三昧でした。長距離のみんながクロスカントリーを走ってる間、私は、基本的にほぼ調整をしていました。練習量が違いすぎて、少し引け目を感じていたくらい全然違いました。(笑)国体最終予選では、1年生の時には種目がなくて出られなかったんですけど(少年Bが1500mだったから)今年少年Aに上がって、800mがあったので、出場しました。予選は2’21”71で1着通過して、決勝は、2’12”60で優勝することができました。2位には、4秒くらい差をつけることができましたし、このタイムで走れれば国体の選手としても選んでもらえると思って、満足していました。

 その後の九州選手権。地元で開催だったので、合宿所から朝、向かっての出場でした。もちろん合宿中だったから応援少なかった(笑)そして、今思えば、ここで負けていたら国体に選んでもらえてなかったかもということです。基本的に、一緒に走るメンバーがずっと同じなので…。九州選手権は予選を2’17”00の1着で決勝進出を決めました。一緒に走った子が同じ下の名前で仲良くなった気がします。そして最初引っ張ってもらった。(笑)

 そして、いよいよ決勝。ここでは、レース展開を紹介しながら、いきたいと思います。私は4レーンでした。一個前にいた友だちがスタート時にふらふらしてて、ピストルなったけど、スタートのやり直し(笑)珍しく、落ち着いててそれ見ながら、「え?止まってないけど、いいの?」って思っていました。普段から引っ張っていくタイプなので、400mは自分で引っ張って64秒くらいだったと思います。そしたら、友だちが出てきて!まぁ、ついてこられてるのもわかってて、あ、ここで出るのか!みたいな。その後は、私がついていく展開。ちょっと途中離されてしまったけど、結局ラスト直線勝負になりました。あんなにラスト頑張ったことはないっていうくらい無我夢中で走っていた気がします。結果は…2’11”36で、自己ベスト!そして、0.01秒差で優勝することができました。多分、ここで全ての勝負強さ使ってしまった気がする。(笑)久しぶりの自己ベストと接戦に勝ったことを応援してくれていたみんなが喜んでくれてすごくうれしかったのを覚えています。正直、応援されることがしんどいなって感じた時もありました。けど、やっぱり応援がないとここまで頑張れていなかったなと思います。

 さて、そんなこんなで迎えた新人戦!ラスト新人戦!すごく調子が良くて、私は、走るのを擬音で表してたんですけど、この時にはびゅんびゅん走れる感じでした。まず、1日目に400mに出場しました。1着+3だったので、しっかり着順を狙った走りをしないといけません。しっかり1着をキープして60”17で通過しました。結構、400mて着順考えるの難しいから予選でも200mまではしっかりめに走るようにしていました。決勝は、調子よかったんだろうな、がんがん行って57”79で、優勝することができました。自己ベストだったし、全然疲れてなかった気がします。次の日に800m2本と、マイル1本。やっぱり、高校生ってタフだよね(笑)予選は、2’27”23っていうだいぶゆったりめな感じで走って。これも最後だけあげて着順をキープ。決勝は、まぁだいたいいつも見るメンバーで。2’14”05で優勝することができました。この2冠は本当にうれしかった!そして、マイルの予選。これだけ800m走ってるのに、2走を走らせて来る感じ(笑)意外と2走も走ってたんだな。4’12”50で決勝を決めました。マイルはどんなに疲れても頑張れるなぁって思ってました。最終日はマイル1本だけだったので、楽しかったなー。3位までが九州大会に進めるんだけど、無事4’05”37で3位。九州大会へ3種目でいけることになりました。

 この後が私らしいところで。調子が良すぎて、ケガをします。しかも疲労骨折っぽい感じで。出発の日だったかなー。先生に「来年走れないのと今ここを我慢して来年走れるのはどっちがいいか。」って言われました。まぁ、そう言われたら渋々ではありましたけど、出ない選択をしますよね。さすがに馬鹿な私でも。せっかくの沖縄なのに。結局行くだけ沖縄になってしまいました。自分の走っていないレースを見るのは嫌だったなー。マイルも。私がいないメンバーで走ってるの見て悔しかった。何度も泣きました。(笑)本当は、めっちゃ泣き虫なんで。(笑)

 そんな感じで、なんとか国体までには、復調するくらいまでは持ってこれました。気持ちもあったと思います。でも、国体の時も本調子じゃなくて、どうにか欠場できないかなって思っていました。県の先生方にそんなことは言えなかったけど(笑)ハムと腰が痛くて…。国体では、それでも2’13”51では走れてて、ただ予選6着で予選落ち。1本っていう気持ちでは走れてなかったんだろうな。全国の舞台が怖かったですね。ラストになると弱い気持ちが出ちゃう。メンタル面は、本当に豆腐くらいだったと思います。(笑)国体を最後にトラックレースが終わって、全体的に駅伝へと移行していきました。やっぱり高校でも中学と同じように冬期に関しては、長い距離をメインにしていました。もともと長いのも走れていたからっていうのもあるかもしれないですけど、2年生になってからは、1年生の時より長い距離に対して積極的に走れていた気がします。県記録保持者の人も長い距離も走れていたっていうの聞いたからかもしれません。もちろんメンバーに選ばれるほどではないですけど、少しはペースも覚えてきていたし、距離はみんなより短かったけど、ラスト上げたりっていうような感じで、楽しく長距離走ってた気がします。まぁ、調子がよいというのも大きいと思いますけど。

そんな、高校2年生の走りでした。

また書きます。読んでくださってありがとうございました。