コロナウイルスの休館は終わったけど、競技生活を振り返ってみる。PART.23

 こんにちは。まるです。前回、国体のことを書くと言っていたんですが、その年の国体の記録が見つからず…。先に進めておきたいと思います。見つけたらまた追記しますね。

 さて、国体が終わってからは、高校ラストのトラックシーズンが終わり、駅伝シーズンへ。欲張りな私は、「最後ちょっと駅伝も頑張ってみようかな」と思うようになりました。先生に話したら、快くOKしてくれたので、いつも通り駅伝の練習に入り、メンバーになれるように”真剣”に練習をしました。そこそこ走れるようになってきて、実際の区間で選考会をすることになりました。当時はスピードが生かせるということで、下りの区間で距離も短めなところを他の子と争ったんですが、今思えば、登りの区間にしておけばよかったなって。私、下り苦手みたいなんですよね…。(笑)その選考会では、「勝ちに行く走り」をしたので、ラスト1kmの直線でジリジリとスパートをかけて、ラスト離して勝つという、ちょっとせこい走りをしてしまったんですよ。まぁでも、勝てば選ぶっていう話だったので、展開を加味するなら、そう言ってくれれば良かったのに(笑)長距離の先生からしてみれば、まぁ展開とか勝ち方があまり良くなかったようで、記録会の3000mの結果を見て判断されることになりました。本当は、「勝ったんだからいいじゃん」と思ってましたけど、「自分でペースを作ることができないから本番で使えないと思われているのかな」という気持ちの両方あったので、承諾しました。まぁ次で勝てばいいんだからっていう軽い気持ちで…。ただ、その前に故障してしまって…。足指の疲労骨折だったかな。ということで、3000mを走る前に選考から外れる形になりました。んー。後悔がないと言えばウソになるし、高校生活で1度も駅伝を走れなかったっていうのは心残りではありましたけど、自分の中での目標は、800mで全国の決勝に残ると決めて3年間臨んできたので、ほんと、欲張りだったなと思います。まぁ、この先も結局、欲張り続けるんですけどね。

 高校3年間は、今までずっと勝ってきていた状態から、急に勝てなくなって、精神的に辛い部分もありました。ただ、「全国で決勝に残る」という目標を持ち続けられたことは良かったのではないかと思います。目標は達成できませんでしたが、頑張ったことには変わりないので、ここまで6年間第一線で走っていくことは本当にきつかったです。

 さて、進学の話も少ししたいと思います。

 中学の時から決めていた大学1択で、他には見向きもせずの状態でした。元々、高校を選んだ決め手も、この大学に入っている先輩が多いっていうところでもあったので、推薦でその大学を受験しました。今では、何でそこまでその大学に執着していたかわからないんですけど、どうしてもその大学に行きたくて、母に嘘ついてまでそこを受けさせてもらいました。(このことは今でも言われる 笑)母は違う大学を推していたから、「そこに行けばもっとレベルの高い競技できる。強い人たちにもまれて頑張れば。」と言ってくれていたんですが、この時には、私の中で、もう最前線で頑張れるほどの気力は残っていなくて、楽しく地元でしたいっていう気持ちがあって、そして何より陸上を子どもたちに教える活動がしたいと思っていたので、そういった活動をしている地元の大学に進学しました。推薦入試だったので、小論文と面接。小論文は、同じ学校で一緒に受けた子との解釈が違って、少し心配になりました(笑)そして、面接のときにも、面接官に首をかしげられてしまい…。あ、落ちたかもって思っていました。でも、なぜか受かるような気がしてて(笑)その学科の推薦入試って陸上の人たちもいっぱいいて、県外の人も中にはいたんですけど、友だちの友だちとかで仲良くなって…。私は、全然覚えてないんですけど、あとから、「みんな受かってまた会えたらいいね~。」とかちょっとアホっぽいことを言っていたらしく。周りの人たちは、「ここ被っているから、どっちかだな。」とか冷静に考えていたらしい。進路が決まって、ろくに練習していなかった私。高校で初めてでた郡市対抗駅伝も悲惨。5kmは長い。後輩に抜かれて散々な走りでした。せっかく1位でもらったのに、私で順位落としてしまいました。その後も、本当に練習してなくて、自宅学習の期間も食べては寝て、食べては寝ての繰り返し。今までの反動かな(笑)ちょっとずつ太っていってしまいました。以前、国体の時に一緒だった先輩が、その大学の同じブロックにいらっしゃったこともあって、「太ってるらしいな、練習おいで。」って言われて。それで、何度か大学に練習に行かせてもらったり、春合宿にも参加させてもらいました。大学生の先輩方はものすごく大人で、一緒に行った友だちと2人できゅんきゅんしたのを覚えています。地元の大学ではありましたが、結構部活も強くて、すごくかっこいい先輩方ばかりでした。(男女ともに)

 次回からは大学での競技生活について書きます。読んでくださってありがとうございました。