編集アプリ

動画編集アプリはどれがいい?使いやすい4種類のアプリをまとめてみました

こんにちは。るんぴっぴです。
私はYouTuberの裏方編集マンを5年間...まぁこの辺はもういいですね。詳しくはプロフィールを見てください!

世の中にはたくさんの動画編集アプリがあり、「動画編集やってみるかー!」と意気込んでも、動画編集アプリ選びにまず最初に躓くと思います
私の場合はMacのパソコンを使っていたことと当時勤めていた会社の勧めもあって、脳死でFinalCutProを使うことになりました(現在はAdobe Premiere Proと両刀使い)。5.6年前は「FinalCutか、AdobePremiereの2択」だったと思うのですが、今は訳が違うと思います。

ということで今回は、普段私が使用している「Final Cut Pro」と「Adobe Premiere Pro」に加え、「Adobe Premiere Rush」と「Luma Fusion」の合計4種類のアプリをそれぞれの特徴と一緒にご紹介したいと思います。
読んでくださっている皆さんが、「あっ、これなら使えそうかも。」と思えるアプリに出会えることを願いながら書いていこうと思います。

結論

先にダラダラとこのアプリはこうで〜とか書いても読む気が失せると思うので、先に結論書いちゃいますね。理由が知りたい方はその先を読んでください。
あっ。先に言っておきますが、一番最初に触って根気強く使い続けたアプリが、その人にとって一番使いやすいアプリになります。迷ったらとりあえずフリートライアルで触ってみることをおすすめします。
ということで早速結論です。

動画編集に慣れたい人、凝った編集を習得したい人、単純な編集をサクッと進めたい人は
→Final Cut Pro

アニメーションを駆使した動画を作りたい人、テレビや映画のような動画を作りたい人、動画編集スキルを仕事として活用したい人
→Premiere Pro

移動時間に動画制作をしたい人・時間を効率的に使いたい人
→Premiere Rush

iPadで本格的な編集がしたい人
→Luma Fusion

です!
それでは1つずつご紹介していきたいと思います。

1.UIがシンプルでわかりやすい「Final Cut Pro」

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Final Cut Pro(以下FCPX)は、HIKAKINさんやはじめしゃちょーさんなど多くのYouTuberに使用されている動画編集アプリです。Apple社からリリースされているアプリということもあり、MacOSのみの対応アプリになります。ちなみに値段は36,800円の買い切り制です。

特徴としてはUIがシンプルでわかりやすく、初心者の方でも慣れることが容易という点です。私自信右も左もわからない状態でFCPXを触りましたが、頑張って5本くらい編集したらある程度慣れることができました(個人差があります)。

FCPXは、YouTube動画を制作する上で必要とする「カット編集」「BGMやSEの挿入」「テロップの挿入」「クロマキー合成(緑色の背景を消すヤツ)」など基本的な動画編集はほぼ全てできます。逆にできない点を挙げた方がわかりやすいと思うので、実際に私が使っていて「これできないんかーい!」ってなった点や不満点を何点か挙げたいと思います。

〜FCPXのできないこと・不満点〜
1.テキストの枠線を2重にできない
 
→できないことはないけど面倒
2.プロジェクトファイルが大きくなりがち
 →初期設定の状態だと100GB超えも多々ある
3.キーフレームの設定が面倒(アニメーション)
 →思ったように動かすのが難しい
4.作ったアニメーションをテンプレートとして保存できない
 →他のアプリ(Motion)で作るか、プラグインをインストールしないといけない

総合的には、使いやすくてある程度のことはできるけど、こだわろうと思い始めたら不便な点がいくつかあるといった感じです。

2.可能性は無限大「Adobe Premiere Pro」

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Premiere Pro(以下Premiere)は、瀬戸弘司さんや福井のカズさんといったYouTuberだけでなく、庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」や欅坂46の「黒い羊」のMVといった映像作品でも使用されている動画編集アプリです。Mac / Windowsの両方のOSに対応しており、月額2,480円(税別)〜のサブスクリプション制で使用することができます。

Premiereの特徴としては動画編集における自由度が非常に高い点と、Adobe社が提供する「After Effects」「Photoshop」といった高機能ツールとの連携ができるという点です。そして、複数人で1つのプロジェクトファイルを編集することもできるので便利です。
できることが非常に多く可能性が無限大のアプリなのですが、唯一の欠点があります。それは...

UIが複雑で初心者には難しい

これです。できることが多いからこその弊害。
初心者がPremiereに慣れるために必要な本数は、おそらく50~100本くらいだと思います。私もこの5年間で4回ほど挫折し、5回目にしてやっと扱えるようになりました。。
ただ、使いこなせるようになればものすごい価値になるので、頑張って使ってみることをおすすめします。

3.どこでも編集できる「Adobe Premiere Rush」

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Premiere Rush(以下Rush)は、先程ご紹介した「Premiere」の廉価版のようなアプリで、スマホやタブレットでカット編集などが簡単にできる動画編集アプリです。Adobe Creative Cloudに登録していれば使えるため、月額980円(税別)〜のサブスクリプション制で使用することができます。

Rushの最大の特徴は、手軽にスマホでカット編集ができることです。
例えば電車やバスなどの移動時間にカットだけ終わらせておいて、帰宅してからPCでテロップやBGMを挿入するといったように、時間を有効活用する動画編集スタイルを確立することができます。
またPremiere Proとの連携もできるため、Rushで大雑把にカット編集→細かい部分はPremiereで編集といった動画編集も可能です。(←私はこれです)

もちろんRushだけでも、添付画像のようにテロップやBGMの追加やカラーの変更等ができるため、少し時間をかければクオリティの高い動画を編集することができます
時間を有効活用したい方にはすごくおすすめのアプリです。

4.iPadで本格編集「Luma Fusion」

Luma Fusion(以下Luma)は、iPadで本格的な動画編集ができるアプリです。iPadだけではなく、iPhoneにも対応しています。値段は3,680円の買い切り制と非常にリーズナブル

Lumaは私も友人が使用しているものを少ししか触ったことがないのですが、その少しで「このアプリすげぇ...」となりました。

レイヤー(階層)を映像と音声でそれぞれ6層まで重ねられるし、キーフレーム(アニメーション)も打てるし、テキストのテンプレートも保存できるし...

さすがにPremiereほどの凝った編集は難しいかもしれませんが、FCPXと同等くらいの編集ができそうという印象を受けました

またこちらのLumaで映像制作をしている方のインタビュー動画を見ていただければわかるのですが(日本語字幕推奨)

極めればPCなしで動画編集ができる環境を整えることも可能です。
動画でも言っていましたが、H265形式の4K動画もサクサク編集できてしまうくらいの優秀な動画編集アプリなので、iPadをお持ちの方にとっては夢のようなアプリとなっています。

私もiPad Proを買ったら動画編集をLuma、サムネイルをPhotoshop for iPadで制作するスタイルにしてやろうと目論んでいます。

まとめ:最初に使ったアプリが正義

ここまでダラダラと動画編集アプリをご紹介してきましたが、最初にも言ったとおり最初に頑張って慣れた動画編集アプリが一番使いやすいアプリになります。
もしわからないことがあればこちらのコメントやTwitterで質問していただけれたら頑張ってお答えしますので、このnoteで「これ使ってみようかな」と思った方は、まずはそのアプリを使って何本か編集してみてください。

ということで最後までお読みいただきありがとうございました。
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書いて欲しいご要望等ありましたら、コメントやTwitterにてお待ちしております。ではまた次の記事でお会いしましょう〜!


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