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元鉄道マンとして、コロナウイルスについて感じたこと。

こんばんは元鉄道マンです。
私がやってた業務は駅員や運転、車掌ではありません。
カッコよく言えば鉄道エンジニアです。鉄道の信号設備と呼ばれるものについての業務を行なっておりました。
日々当たり前に運用されているインフラの保守管理、設計、監督等を行なってました。

皆さんも知っての通り日本の鉄道は時間に正確です。正確がゆえにエンジニアサイドからすると、列車を止めるようなミスは絶対に許されません。

安全を脅かすことなんてものは以ての外です。

これは結構なストレスです。や、これがハンパないストレスです。
日々安全安定に輸送業務を続けている鉄道業ですが、その裏を支えている技術者の方々に日の光が当たることはありません。あるとするなら、事故が起きた時です。
そんなストレスを抱えながら、当たり前を継続することに力を注いで働いている方々がいるってことを、鉄道というインフラを支える仕事を通じて知りました。
また、鉄道業だけではないと思いますが、大手の会社というのは、新しい技術を取り入れるためのハードルがとても高いと感じました。

石橋を叩いて渡るくらいの慎重さは必要だと思いますが、石橋を叩いて壊すような仕事をしていました。
安全なのか?本当に大丈夫なのか?こんな場合は?ほらやっぱダメだよね?やり直し!みたいな感じで、チェックには余念がありません。その時には、確認作業にやりすぎは存在しないという教育を叩き込まれたのを覚えています。

最近では、それは鉄道業界だけでなく、日本人特有の考え方が依存するのかなと思うことがあります。
現在のコロナウイルスワクチンについてもそうです。おそらく日本人の何%かは、「ワクチンが安全か」「開発するのが早すぎないか」「ほら!副作用があるみたいじゃないか!」と思っている人がいると思います。
国民性ですね。
これが、島国でありながら、コロナ終息を遅らせるとともに、経済発展等を日々邪魔する一つの理由ではないかと最近考えることが多くなりました。

とまあダラダラずらずら書いていますが、言いたいことは特にありません。

支離滅裂な文章にならないように定期的に思ったことを綴っていこうと思います。

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