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函館芝1200の傾向と対策

こんばんは。
今週から夏競馬ということで、函館開催がスタートします。
夏競馬は難解で当たらないイメージがありますがしっかり準備してまずは今週末の重賞レースに備えたいところですね。

ということで、今週は函館芝1200メートルの傾向と対策について、昨年度の開催状況から紐解いていきたいと思います。

★先週の振り返り


先週は注目コースに中京ダート1200メートルを取り上げました。

直近10レースの傾向から好走馬の特徴がこちら。

・枠 
内枠よりが優勢
・脚質 
近走先行経験が重要
・ローテ、距離適正
短縮ローテやマイルや中距離適性のある馬の好走が目立つ
・血統面
サンデー以外の馬の好走、特に父米国型やミスプロ系
ミスプロ系の場合は、ニジンスキーを持つ馬の好走が目立つ
・特注 ザファクターの牝馬で短縮ローテ

先週は該当2レースで日曜日のメインレースでは
1着 3枠 テンP15  父米国型 に該当したオーロラテソーロ
2着 外枠ではありましたが、テンP50テンT4位
同率1位が2頭内枠(うち1頭はオーロラテソーロ)で3位はこの馬より外枠と前に行ける条件も揃っていた父米国型ノンライセンスでした。

また惜しかったのが4着のロードラズライト(14番人気!) 4枠、テンP50持ちで短縮ローテ、父はミスプロ系のロードカナロアと好走条件に合致する要素が多数あっただけに最後悶絶しておりました…苦笑

今週も雨が降って大幅に馬場が変わらなければ条件に合う馬を狙いたいと思います。

★函館芝1200メートルの傾向


昨年度の実績から傾向を紐解いていきたいと思います。

ちなみに私は血統派で、予想に使うツールは主に亀谷敬正氏のスマート出馬表を使っています。

スマート出馬表

文章内の用語の意味については用語集をご覧ください。

掲載コンテンツの用語集

それでは昨年度の開幕直後からの10レースの傾向について。(良馬場での傾向となります。)

まずは枠ですが
1-4枠 19  5-8枠 11  
とやはり圧倒的に内枠有利となっています。

続いて脚質ですが、
テンP30以下 13   上がりP30以下 10
と近走先行経験が有利となっています。
特にテンT1-5位以内の馬は14頭馬券に絡むなど、テンの早い馬がうちの馬場が良いところをロスなく走り切るという典型的な前残り有利な傾向となっております。

続いて血統ですが、
大系統サンデー系 13
大系統ミスプロ系 8
大系統ノーザン系 7
大系統ロベルト系 1
その他(ヘイロー) 1

サンデー系の中でも多いのはPサンデー系が4頭、
特にPサンデー系の場合は、母父が米国型や母父や母母父にヘイロー系を持っている馬が多くおりました。

また国別タイプで見ると
父日本型 13
父米国型 4
父欧州型 13

馬券になった米国型は、1-3人気該当馬、基本的には欧州型や日本型の馬が馬券の中心です。
馬券になった欧州型13頭のうち、欧州ノーザンダンサー系5頭でダンチヒやヌレイエフ系、ロゴタイプなどが走っており、米国型のパワーよりは欧州の馬力とスピードを兼ね備えた血を持つ馬が多く該当していた印象です。

最後に近走ダート経験もしくはダートで実績を残している種牡馬(ダートシェア5以上) 9頭とダート経験やダートでの実績も走りやすそうなポイントです。

★函館芝1200メートルの対策

ここまでの傾向についてまとめですが、
・枠
内枠優勢
・脚質
近走先行経験、特にテンT5位以内が○
・血統
★サンデー系が最多。
中でも多いのはPサンデー系
Pサンデー系の場合は、母父が米国型や母父や母母父にヘイロー系を持っている馬
★ダンチヒやヌレイエフ系、ロゴタイプなどが走っており、米国型のパワーよりは欧州の馬力とスピードを兼ね備えた血を持つ馬
・その他
近走ダート経験もしくはダートで実績を残している種牡馬(ダートシェア5以上)

となっております。
最後に亀谷氏の各種牡馬別買いパターンに該当した馬で、昨年夏の函館芝1200メートルで馬券内になった馬ですが、

リオンディーズ 5頭
マクフィ 3頭
イスラボニータ 1頭
ジャスタウェイ 1頭   
期間:2021年函館開催(ヒゲ調べ)

なんとリオンディーズ産駒が最も多く馬券に絡んでいました…逆にロードカナロアは0、あとはマクフィが3頭と比較的走っていたかなという印象です。
リオンディーズは人気の盲点にもなりやすそうなので、買いパターンに該当する馬がいたら注目したいですね。

★今週の函館芝1200メートルで面白い馬(6/10時点)

6/11/1r
オマツサマ
1枠、テンP15でテンT2位
近走ダート経験あり、母母父にニジンスキー系も持っています。
前走は内側の馬場が悪いところを先行し、最後は差されましたが、今回は開幕週で馬場の良い函館内枠ならそのまま押し切れる可能性もあると考えています。

6/11/11r
オタルエバー
 父リオンディーズで母父ダンチヒ系、テンP30持ちと近走先行経験もあります。またリオンディーズ産駒の短縮ローテということで、期待値が高くこの馬自身も短縮ローテは2回経験していずれも馬券内。

以上、函館芝1200メートルの傾向と対策でした。
週末の競馬を楽しみましょう!

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