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【第4回GMM杯】参加レポート(前半)

はじめに

こんにちは、はしるねこです。この名前言いにくいよね。
丁寧に「はしるねこさん」と呼んでくださる方が多く大変嬉しいです。呼び方は「ねこ」でもTNの「にゃんかけ」でも、皆さんが呼びやすいやつで大丈夫です🤣

今回も恒例となった通常SLの6-3大会であるGMM杯の参加レポートになります。12月中に初心者向けの何かを書くって言ってた気がするのですが忘れました。いや下書きはあるんですが…ええはい…
ちなみに今回は悔しさと反省の意を込めて前後半に分けて対戦前の事前考察、並びに選出意図を結構細かく記していきたいと思います。でも1つ1つの文章はちょっと雑めです笑
読んでくださる皆様の参考になれば幸いです!
大会ページ↓

対戦相手の皆様の許可がいただけるなら、対戦録画を雑にYouTubeにアップするのもありかもしれません。やったことないから動画編集等を何も分かってないんですけど😇

優勝したらPWCS2022ロンドンの会場で買えたピカチュウが賞品で頂けるんだって!欲しい!去年予選すら出なかった奴が何言ってんねんでも欲しいもんは欲しい

使用PT

大きな隙はなさそうだけど圧倒的に勝つ感じでもない感

初期コンセプトは「ドヒドイデとユキメノコ使ってみたい!」です。なおドヒドの選出回数は3*6ラウンドの18戦中1回。
ドヒドの使用感として、間違いなく強いですがあまり環境に刺さってない感覚なのと、私自身が上手く使う展開を思いつかなかったことが原因。GBLでも少し使いましたが、砦といい高耐久低回転のポケモンは私の性分には合わないのかもしれません️。後そもそもこのドヒドのSCPは300位くらい。マジで何で育てた。選出回数と相まって砂返してくれ。まだまだ厳選したいので交換ゆるぼです!
もう1匹のメノコは広範囲に丁度よい打点のある環境メタ枠。特にノズクチャレの両方に高火力を出せるのが偉い。最近よく使うようにしてますが、この子は使用感的に私好みで大好き。

話を戻して構築について。ドヒドと補完を組むポケモンとして、天敵の鋼を倒す&クインに怯える環境でもないためチャレを採用。どうせノズクが大量にいると思ったのでメノコに加えてスチルも採用。この時点でラグとオーロがまあまあ重いですが、同じく大量にいるであろうランタを考慮するとノズクよりチルを使いたくなりました。
残り1枠としては、相当ガラマが重かったのとゴーストタイプへのケアが甘いように思えたのでタチフサを採用。チャレが怖いですが相手によっては大きく刺さる子ですね。
現SL環境の中心に位置するオーロ・ノズク・ランタ・ガラマの採用がありませんでしたが、これは何かつまらないと思って意図的に避けたところがあります。その分次点で最強クラスのポケモンを大量にぶっ込んでるのであまり変わらないですね笑

何となく全体を見渡して、特定のポケモンに圧倒的に強い訳ではないけど誰にも弱い訳ではない中立的な構築になったような気がします。
フェアリーが重いですが、スチルとドヒドで最低限のケアはできていたのでセーフということで。そもそも甘える弱体化でフェアリー少ないですし。

タチフサの個体について

話がそれますが、このタチフサは0FFのヤミラミにカウンターがブレイクする個体を採用していました。が、妙にユキメノコ対面で押されるなーと思って大会後に確認したらどうやら粉雪がブレイクしている可能性が割と高めでした。はい厳選やり直し。
皆さんのブレイク個体がその辺りで大丈夫か、今一度確認してみるのをオススメいたします。Gジグザグマもう大体逃しちゃった…復刻コミュデイまだかなー。コミュデイやったの去年?いいからはよやれ。

対戦記録(ラウンド1~3)

ラウンド1: たかさん(四国のたかさん): ○ 3-0

サニーゴ…サニーゴ!?!?
SCPは正義なんよ

初戦からお相手尖りすぎだってえ!!!

まずは事前考察から。
サニーゴの技を調べたところチルに対する有効打がパワージェム程度だったので、岩タイプだからといってチルを抑えられる要素がどこにもないと知りました。加えてスチルとカウンター2枠に圧倒されるので恐らく出てこれない。同じくチル・メノコ・チャレ・ドヒドと怖いポケモンが多いブリガロンもお相手目線で厳しい。
逆にヤミラミの通りは良くどこにでも出せて、ブリガロンが出せないとなるとシュバルゴを置かないとどうしてもスチルが厳しくなる。同じくプクリン、最低でもヤミラミとSゴルバットを使わないとチルに蹂躙されるのでここも出したくなるでしょう。
ここでこちら目線に戻ると、先着地したメノコはサニーゴを除き全員から対面orシールドアドを取れる見込みがあります。例えシュバ相手でもシールドを消費させていればスチルは十分突破を見込めるため、この対戦においては最強の引き先になりうると判断。相手がヤミプクゴルバ辺りを出したいと思っている以上こちらがチャレ等を出す理由はないため、後は普通にスチルとチルの性能で十分押せると思いました。

ざっくりと対戦の概要。
1戦目は、出てこないと予測したとは言え仮にブリガロンがくるならサイクル回してくる&他相手でもプクリン以外なら優勢と思ったので初手チルを採用しました。後ろにいる予想のシュバに体力を残しておきたくチル-ヤミラミ対面で2枚シールド使いましたが、直後にプクリンに引かれたのでスチル追い、その後はズルズルとこちら有利の展開に。交代受けも決められましたが、シュバではこちら3匹のゲージ技を受けきれずに勝利。
2戦目もプクリン初手に怯えながら選出は変えず。ゴルバの牙には貼らず、ゴドバでシールドアドを奪ってからメノコに交代しました。ゴルバのシャドボに貼ってでも相手からシールド剥がし切ってラス1のスチルを通そうという意図だったようです(うろ覚え)。結果的にはそのような展開になって勝利。
3戦目は2連チル初手見せたからプクリン来るかなと思ってスチル初手に変更。そもそもプクリンが出て来ませんでしたが裏勝ちでしっかり取れました。

録画を見返した感想としては、対戦中の私のプレイングそのものは全体的に少し微妙な印象でした。が、相手に有効なポケモンをしっかり3匹並べ、かつメノコでシールドを奪い残り2匹の性能と相性有利で押し切る、という方針をしっかり遂行できた故の3-0勝ちだと思います。サニーゴに会いたかった。

ラウンド2: Salamence198さん: ✖️ 1-2

当たりたくないタイプのptやめて
悔しいが過ぎる

今世紀最大級に悔やまれるラウンドPart1。2戦目と3戦目の展開今でも全部思い出せます。
編成を見た時、お互いに出し負けor対面ロックが敗北に直結する可能性のあるシビアな戦いになると思いました。実際のところ負け方は全てそんな感じでした。

事前考察タイム。
初手さえ決まれば選出は自ずと決まり、2本目3本目の初手予測については対戦が進めば十分可能と思ったので、1本目の初手予測に全力を注ぎました。
お相手目線でこちらが出しやすそうなポケモンは予測しづらく、何でも出せる見た目なのではと思いました。一方お相手としては少しスチルが重いので、チルorメノコ&ベロの縦並び、つまりチル(メノコ)・ベロ・ガラマといったカウンターに対するABBの可能性は出しづらいと予想。逆にチル初手を警戒するとチャレ&ランタを縦に並べるのも微妙(電ランタは別にチルに弱くないですが)。そのため、かなり広範囲に安定択で出れるガラマを採用し、裏にチャーレム・チル・メノコから2匹(個人的にはチルチャレ予想)でくると推測しました。
後でチャレに全起点にされるのを恐れてタチフサではなくチャレを先発起用、チャレ対策にメノコと、チル引きされた時にメノコが釣られずに済むようにスチルを裏に置いて臨みました。

まず1本目。初手を的中させ大きくリード…したかと思いきや水鉄砲ランタが出てきてパニクりました。この時にようやく気づいたのですが、私のPTって6匹全員ランタの対処に困る…この環境下では微妙か?となりました。
カウンターで起点取ってスチル引き。この時冷凍Pでもいいから当ててスチルの技圏内に押し込むべきと後悔しました。結果的にこちらが1枚・お相手がシールド2枚使用で対面を返される。…が、シールドアドを持ったメノコは最強で辛くも押し切りました。この時にお相手のチャレがグロパンサイキネ型である事も把握できました。

はい、ここからが問題の2本です
1本目を見るに、お相手はガラマ初手からは入ってこれないと予測。総合的に見ると相手はメノコかチルで入ってくることを予想したので、こちらはスチルを初手に据えました。私は1本目の水ランタを面倒に思ってチルを置いたのですが、裏にガラマが置かれる可能性が高かった以上、初手で対面を取る立ち回りをしなかったのは後々誤りになりました。
そのスチルvsメノコの対面。電磁砲デバフは引けず、お互いにシールドを1枚ずつ使う展開、ここでガラマが後ろにいないことを祈ってしまって3回目のシャドボに貼らずに対面を譲りチルで起点を取る動きをしてしまいました。そこから先はガラマを出され、チャレはミラー同士で消耗されて負け。シールド2枚使ってロックオンだけでメノコを倒し、チャレに電磁砲を当てておけば後々息吹でも冷パンでも押し切れるくらいには削れたと思うので、本当に判断ミスでした。

そして3本目。お相手が勝ったから選出をあまり変えないという弱気判断と、同じ展開になってもチル→メノコにすれば押し切れるという判断で選出しましたが、お相手が初手チャレという事態に。この選出は「チャレ+裏でチルに強い2体」と事前に予想していたパターンの1つで裏読みこそできましたが、プレイングに焦りが出ました。
チャレに引いても裏メノコに追われたら正直しょうがないので即メノコ引きを選択。お相手はガラマ追いでしたがカウンター2回打った後に引いたため、3回目の雪雪崩と岩雪崩が同発になる状況になりました。その結果、最後にこちらが同発で上を取りシールドアドを1枚握れました。その後でチャレ着地→丁度カウンター5回で倒して岩雪崩も間に合わないという逆転の可能性がある展開に。
ここでお相手がメノコから入ってきましたが、起点のおかげで雪雪崩2回(6*2=12)よりサイキネ2回(8*2-5=11)が先に打てる状況に。これで突破してチャレにサイキネ+電磁砲を当てればギリギリ…と思ったのですが、相手が雪雪崩確定のタイミングだったため私がシールドを使いませんでした。どう考えてもチャレのサイキネより打点があるので大ミスです。メノコは突破したものの、相手がグロパン+カウンターだけでこちらを押せる体力にされてしまいました。バフのお陰で電磁砲も2回間に合わず負け。グロパンじゃなければという点もありますが、1本目でその情報を得ていたのにも関わらず判断ミスをした私が全部悪い。
Salamenceさんの方が良い選出と立ち回りをしたのはもちろんながら、自分で2つ勝ち筋を台無しにして負けたので、大変悔しい結果になりました。
WCSピカチュウー!行かないでー!

ラウンド3: ねおぶらすとさん: ○ 3-0

またお前かランターン
いやまあランターン出てくるよね

まだだ…まだWCSピカチュウ諦めてないぞ…勝ち星数で圧倒しつつ同率優勝狙うんや…と気合を入れ直して3ラウンド目。まさに気分はDouble Elimination方式のLosersドロー。ちなみにDE方式やった事ないです。

いつもの事前考察タイム。
お相手タチフサ激重じゃん!!というパッと見の印象なので、基本はタチフサにシールド1枚、できるなら2枚集める立ち回り方針で行きたいと考えました。同じくらいチルの通りも良さそうだったので、こちらの手持ち的に出されそうなオーロやSヤミラミをこの2匹がかりで見たいと思い、ベースはこの2匹に。
残りは相手のカウンター持ちがタチフサだけで、シールド2枚剥がす動きもできるスチル辺りが使いやすいかなと思いました。オーロに追われる以外ではシールドアドを確実に奪えて、なおかつその後をチルで起点にできそうなポケモンばかりなので、あまり相手の初手を詳細に読むというよりかは裏読みと対処法の検討に努めました。

まず1本目。お相手が10万ではなく波乗りブラフから入ってきましたが、タチフサを通す意図があったため張らずに済み、なおかつムンフォでデバフを引くという幸運に見舞われました。シールドを1枚剥がし、なおかつランタをロックオンだけで押せるところまで削る理想の状況でチルが退場。裏の2匹はゲージ豊富なスチルとシールド2枚持ったタチフサで安全に詰めれました。

2本目。相手は初手を変えないor高SCPのノズクorスチルで来るかなと予想しました。タチフサに負けるポケモンを迂闊に採用すると、こちらが裏で合わせるだけで勝てると思ってくれているのではないかという意図です。なので、全員に削り合いを仕掛けられるスチルを初手に据えてみました。
ノズクはシャドボを入れた後にランタに引いてきましたが、電磁砲でまたチルで波乗り交代受けで追い。追うのが遅かったので赤HPのランタを残されましたが、次の10万の前に息吹で押しきれる体力になっていたので強く警戒する必要もなかったです。
帰ってきたノズクと残りわずかのランタをチルで処理し、ラストのタチフサはシールド剥がし切った後に気合球当てて勝利。1戦目と同様チルが大変良い仕事をしました。

3本目。録画忘れてたのですが、おおよそ試合展開覚えてるので記憶を頼りに書きます!笑
2本目までの選出を見たところ、お相手はチル警戒なのか思ったよりもオーロヤミラミを出し辛い雰囲気を感じたので、思い切ってチャーレムを起用しました。初手チルに対しスチルで出し負け、裏にカウンター2枚を並べていましたが即引きの必要もないと思ったので電磁砲を受けてからタチフサバック。タチフサで追われましたが、お相手は対面を返されたくないと思ったのかシールドを2枚使ってくれました。確かに返してたらチャレ-スチルだったので正解ですが、2枚吐いてくれたのでこちらとしては十分有利。
シールド1-0の状況かつゲージがたくさんある状況でチル-スチル対面に戻ってきましたが、ラス1に対しチルはまだ仕事ができると思った(というかオーロかヤミラミが来たらチャレだと詰む)のでシールドを使いつつスチルをゴリ押。最後にシールド0のランタはチルとチャレで2体がかりで問題なく押せました。

選出を読み切れた訳ではなかったですが、おおよそのプラン通りにタチフサとチルを押し付けることに成功しました。かなり運も味方したところがありますが、編成有利をしっかり活かしての3-0だったので立ち回りを含めて十分言うことのない会心のラウンドでした。
ついでにラウンドで学んだことは「私のPTに対してランタは非常に中立で出しやすい」と言うことです。ラウンド4, 5でもお相手はランタを編成していたので、ここで把握しておくことで選出予想の精度が上がったように思います。

前半まとめ

第2ラウンドでしっかりとやらかしましたが、そこさえ除けば十分に及第点の3ラウンドでした。最終ラウンドにまた悲劇が待っているのですが、あまりに長くなってしまったので前半はここまでにします。
何と下のおまけを合わせて約7000字。ここまで長文を読んでくれた方、優しすぎます😭 少しでも楽しんでいただけてたら幸いです!
しかし明日からシャドウAロコンを探しに行かねばならないので後半はいつになるでしょうかね...

おまけ: 選出の事前準備

恐縮ながらよく選出が上手いと言っていただけるので、せっかくなのでオマケで少し記してみます。

相手目線で出したいポケモンが予測ができるか・自分の通りの良いポケモンの見極めができるか、単純ですがこれが選出の基本だと思います。まずはここを感覚的にでも良いのでパッと察知できるようになりたいですよね。

GBLと同じくABB構築は強いはずなのですが、6匹のうち似た役割のポケモンを入れるのは選出の幅を狭めかねず難しいと感じる方が多いと思うので、自分の編成の範囲で可能な「相手の◯◯に対するABB」と言う選出を考える方が多いと思います。出し負けケアを考慮するなら自然だと思いますが、この基本的の考え方も相手の選出を読む上で大切になると思います。
逆にここを読まれにくいようにするためにも、(よく角砂糖さんも仰ってますが)採用率の高いポケモンに対する回答はPTで複数持っておくべきです。もしくは全員が満遍なく対処できるとかでも案外悪くないですね。意図してなかったけど今回の私のPTそんな感じ。

もちろん短時間の選出で深く考えることは相当難しいと思うのですが、様々な大会に参加することで選出練度は格段に向上していくのではないかと私個人は思っています。
特に、GMM杯のように数日に1回の大会ではじっくりと策を練る練習をし、1dayや対面開催の大会で短時間でラウンドを繰り返す場合に数分間でどこまで近い思考を行えるか。両方の形式でしっかり練習をしておくべきだと思います。
なのでGMM杯と名梨さんの1day大会、両方出てみましょうね!(宣伝は基本)

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