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ポケモンGO PvP講座 その5: パーティ構築 (GBL)

最初のつぶやき

こんにちは、はしるねこです。
実に1.5ヶ月ぶりの更新です。毎週のように書いてた最初の方が暇すぎた説。

札幌イベントがありGジグザグマコミュデイがありPWCS開催がありと盛りだくさんでしたね。PWCSでは日本勢の方々を始め世界トッププレイヤー達が繰り広げる戦いに痺れました!
かくいう私も影響されて6-3やってみることにしました。横浜生まれ・横浜育ち・横浜在住の生粋のハマっ子なので来年のPWCS出てみたいな〜なんて淡い希望を抱いています。たとえ選手として出れなくても会場に通い詰めることは出来ると思うので、すでに今から楽しみにしています!

ついでにGBLシーズン12が開幕しているわけですが…正直ひどいプレイングをして微妙なレート帯に留まっているので触れずにおきます。誰か環境読んだ最強パーティ教えて。

構築がどうとか言う前に

そんな訳で今回のテーマです。タイトルで(GBL)と断っているのは、6-3は初心者すぎて全然良い組み方をわかっていないからです。今参加している大会も、世界3位に輝いたCrescentAngelsさんの構築と1匹だけ違うものを使用しているのですが、レジスチル→Sニドクインにしたところエアームドが引くほど重いことに気付いて泣いています。当たらないことで対策中。

シュバルゴとフシギバナにも滅ぼされかけました

初手の選べないランダムマッチング

6-3形式とGBLで恐らく大きく違うところは、相手の使っているポケモン、特に初手の情報が一切ないところだと考えています。これがGBLを運ゲーたらしめているところ。
本当に上手い方々は構築単位で負けていても、どうにか勝ち筋を拾えるであろうプレイングを展開してきます。…が、時にどうしようもない相手に当たって負けることもあるはずです。
よく「出し負けしかしない」「ナイアンマッチング」と言う単語を見かけますし私もよくぼやいてる訳ですが直近のマイナス印象が強くついているだけで、何百・何千と対戦をすれば総合的に出し勝ち数とあまり変わらないのでは、と思っています。
集計を取って「有意差あるじゃねえか!」とか申し上げられたとしても私は責任は取りません!ドンマイです!

目指すべき勝率(私見)

そんな前提の上で述べますが、GBLで目指す勝率ははっきり言って50%より上で十分だと思います。レジェンドが目標の場合、3ヶ月間ほぼフルで潜る方なら52~53%程度の勝率で達成できると思います。省エネしたい方は50%台後半以上でも相当余裕があります。

ということを書いた上で、理想論としてこんなPTを使って回数を重ねればレートは上がると思います。

  • 初手で出し勝った時に8割程度勝てる

  • 初手で出し負けた時でも3割程度は勝てる(当然ながら立ち回り依存)

  • 初手の有利・不利が明確でない時に5割程度勝てる

理想はやはり理想なんですけどね。by 昨日最後に5連敗した人

構築の種類

と言うわけで今度こそ本題に入ります。今回は構築の種類として有名な「ABC構築」「ABB構築」「ABA構築」について説明していきたいと思います。各アルファベットは3匹のポケモンを表していると思ってください。

以下の3つで共通となるので先に説明しますが、AとBのポケモンはタイプ相性的(もしくは本ゲームでの対面の有利不利の関係的に)優れた補完関係にある組み合わせになります。

  • 水 & 鋼 (例: ラグラージ & エアームド)

  • 鋼 & 草 (例: トリデプス & ウツボット)

  • 毒 & 悪 (例: ニドクイン & ブラッキー)

  • クレセリア & ホルード
    (ホルードが苦手なポケモン多くに対しクレセリアが有効な技を持つ)

  • ベロリンガ & チャーレム
    (ベロリンガはゴーストに強く、チャーレムは悪や鋼に強いことが多い)

上記以外にも色んな組み合わせがありますが、対戦を重ねているうちに「xxの裏から□□出てくること多くない?」って感じたら、それはここで例に挙げるような良い組み合わせなのだと思います。

ABC構築

いわゆる「バランス構築」と呼ばれる構築になります。
上で述べたAとBのペアに加えて、初手のAが出し負けた時の引き先的なC枠のポケモンの組み合わせになります。
Cにはどんなポケモンが入るのかといえば、

  • Aが苦手なポケモンに対して、互角orそれ以上に戦える

  • ある程度幅広いポケモンと戦うことができ、シールドの使用枚数次第では対面を返す(=相手の交代先を倒す)ことができる

  • 対面が返せないとしても、シールド枚数で有利を取ることができる

のような特徴を持っていることが多いです。
つまりはヤミラミ・ベロリンガ・トドゼルガ・Gマッギョ・ドラピオン辺りです。相手に明確に追えるポケモンがいない場合はラグラージやニドクインも有効ですね。ヤミラミはマジで正義。

ABCの構築の主な例は以下になります。
一番下のやつなどはABBじゃない?って言われそうですが、ベロリンガはカウンター族のうちチャーレム・デオキシスと割と互角に戦えるので入れちゃいました。本来はカウンター族の釣り出し役になりますが。

  • ラグラージ・エアームド・ヤミラミ

  • Gマッギョ・フシギバナ・ヤミラミ

  • チャーレム・ベロリンガ・トリデプス

ABB構築

Cの枠がよりBの持つ特徴寄り、つまりAとの補完関係が明確に強化されている場合が多いです。
恐らく最も有名なのは草鋼鋼です。草枠にフシギバナ・オーロット・Sウツボットなど、鋼枠にトリデプス・Gマッギョ・レジスチルなどが入ります。
ここで注目なのは草枠のポケモンはどれも格闘(つまりカウンター)に耐性を持つと言うことです。単なる草-鋼の補完以上の相性の良さを誇ります。

C枠の代わりにB枠に入るポケモンについては、Cの時ほど対面を返す能力を意識しない(それでも十分可能性は持つ)分、相手のB枠に強いポケモンを誘き出し、あわよくばシールド枚数で有利に立つことのできるポケモンが多いと感じます。
そして誘き出したポケモンをAで倒した後に、有利な相手をとことん制圧可能orシールドを持たせればゴリ押し可能な2匹目のB枠で押し切る、といった戦い方が多いのかなと思います。
もちろん対面を返すことができた時には、補完の優れた組み合わせを相手に押し付けることができるのはABC構築と同じですね。

ABB構築の例は以下になります。
トレンド的に見ると例が古いものもあるので、一応補足も入れておきます。(ついでに記事のトップ画像は最近復帰されたある御方への私なりのリスペクトです。よく動画で勉強させていただいておりました…!)

  • フシギバナ・Gマッギョ・トリデプス

  • エアームド・マリルリ・ラグラージ(マリルリ→ランターンが増加中)

  • ニドクイン・ブラッキー・ズルズキン(ブラッキー→ベロリンガも多い)

  • チャーレム・Gマッギョ・トリデプス(チャーレムがカウンター族やラグラージ等を処理する役割)

(余談)
一番下のパーティを使っている時に初手でラグラージに当たった場合、チャーレムvsラグラージは特に有利でもないですが、裏の鋼2匹を通すためにチャーレムで削らなければいけない相手なので非常に助かります。こういう状況を私は頭の中で「相対的出し勝ち」と呼んでいます。命名は気分。

ABA構築

これが一番わからない。誰か私より良い説明プリーズ。
これは先発と裏のAに当たるポケモンが、あるポケモンに対して一貫して弱いことを示していることが多いです。いわゆる欠陥構築です。
初手でそのポケモンと対面してしまった場合、容易に引くこともできず大差で負けてしまうことも少なくないでしょう。
例え出し勝った場合でも裏読みに失敗すると一貫されてしまう場合があるため、かなり使用難易度は高いと言えます。

じゃあ何でこんな編成を使う人がいるのかと言われると、とにかく「裏が読まれ辛い」からです。
上で述べたABC構築とABB構築については「ラグラージ・ヤミラミ…最後どうせエアームドでしょ?」の様に、かなり読まれやすい傾向にあります。ここで3体目にチャーレムを置いておくとどうでしょうか。相手はエアームド読みでGマッギョやレジスチルを温存していたとして、意表をついて有利対面が作れる可能性が出てくる訳です。相手の初手がオーロット?降参ボタンは左上にありますよ。

ちょっと雑で極端な例でしたが、ABA構築自体は実際かなり面白くて強力であると考えています。
昨シーズンの途中からはニドクイン・チャーレム・ホルードという編成がよく見受けられました。トドゼルガやラグラージに弱い2匹が並んでいますが、トドゼルガはSニドクインでシールドを2枚使うことによってごり押しできるので、その後で有利対面を押し付けるという戦法が可能です。

このように一見すると一貫していたとしても、強引な立ち回りでシールド枚数差や対面を得ることができるポケモンは、ABA構築で非常に活躍ができるのではないかと思っています。

そして是非紹介したいのがこちらの例。かのベイル様(さん)(https://twitter.com/beirusama)のパーティを紹介しているねむちゃんねるさんの動画。ユキメノコ・タチフサグマ・オーロットという並びです。一見すると悪タイプどうすんねん!って感じですが、考えてみると、非常に練られている編成であることがわかります。

  • 相手の初手ヤミラミの場合でも、ユキメノコの攻撃力はヤミラミより高く雪雪崩とイカサマの周期が全く同じであるため、シールド枚数差or対面のどちらかは取ることが可能

  • Gマッギョやレジスチルに対しては裏の2匹がある程度強く出れるため、ある種のABC構築でもある

  • 相手の引き先としてヤミラミが出てきても、(使用されている個体値は把握していませんが)カウンターのブレイクによりシールド同数で必ず勝てるタチフサグマで対応できる

  • 相手の初手がブラッキーやベロリンガという場合でも、タチフサグマと対面させることができれば起点を作れる可能性はある(もちろん厳しい)

と、軽く思い付くだけでも非常に多くのルートを取ることができると感じました。ただし悪やゴーストに一貫される可能性があることはもちろん、全員が耐久が高いポケモンではないことも考慮すると、恐ろしく高度なプレイングが求められるはずです。

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他にも、先発は打ち合いに強くシールドを奪えるor対面が取れる中立型のポケモンにして、裏にABの補完のいい組み合わせを置いておくパーティもあるのかなって思います。裏読みが上手な方向けですね。

まとめ

本日はパーティ構築理論として、いわゆる「AB○構築」について3種類ほど説明させていただきました。
慣れている方ならともかくとして、始めたばかりの方にABA構築は正直オススメしません(笑)
採用率が非常に高いポケモンに対してABA構築をする時は気をつけましょう。初手で降参RTAを始めることになります。

個人的に動きやコンセプトがわかりやすいのは、引き先をしっかり決めてあってコンセプトもわかりやすいABB構築ではないかと思っています。
ABC構築も実際のところ大差がある訳ではないのですけれども、C枠のポケモンに引いた時の立ち回りはABBより難しいのかな?という気はします。
でもウツボトリデを増やすのだけは止めてくれ。その組み合わせは俺に効く。

止めてくれ

「お前この説明間違ってるぞー!」というものがあれば是非ご連絡ください。泣きながら喜んで訂正・加筆させていただきます!

おまけ

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メガシンカが解禁されたとしたら強いのって誰でしょうね。マスターならメガギャラドスが話題になりましたが。
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