【第3回GMM杯】参加レポート&光シーズンを終えて
こんにちは、パルデア地方に遠征中のはしるねこです。
今はグレープアカデミーの生徒をやっております。宿題があるからエレメントRemix期間は全休しました。
というわけでポケGOが若干サボり気味ではありますが、11月中のGMM杯の参加レポート&おまけの記事を書いていきたいと思います。今回の大会ページは以下。
ありがたいことに6-3関連の記事を読みたいというお言葉をちょこちょこ頂いているので、皆様に楽しんでいただけるものになっていれば嬉しいです。
実は最近読んだ本をネタにして、初中級者向け的な記事を書いていたのですが…まあ新シーズンが始まってから12月中には投下します。タブンネ。
使用した編成
全身弱点ミイラさんとの出会い
10月中のハロウィンイベントで多くの方がGデスマス等の厳選をされたかと思います。私も例に漏れずタスクをこなしては交換に出していました。色違い？80匹程度では出ませんでした。
多少の妥協を経てデスバーンを育成してみた訳なのですが…弱点が水・草・氷・ゴースト・悪と多い上に使用してくるポケモンも多く、私はこいつの二つ名を全身弱点ミイラとしました。デスカーンを見習え。
一度、名梨さん主催の1dayシルフに参加させていただいてデスバーン-プクリンの補完を試してみたのですが…まあ6体の並べ方も良くなく、そんなに活躍させられませんでした。バナとナットが重すぎて草。草タイプだけに。
しかし何を思ったのか、このままこいつを活躍させられないのは何か悲しいなと思いGMM杯に全身弱点ミイラを連れて参戦することを決意しました。1day大会のおかげでコイツが特に警戒すべきポケモンもおおよそ把握できました。それはヤミラミ・オーロット・ラグラージ・フシギバナ・トドゼルガ・マリルリ・ベロリンガ・ヨルノズク・タチフサグマetc…です。多い。
全く世話の焼けるミイラです。コイツを活かすために今までになく本気で編成を考えてみることにしました。本気の出し所を間違ってないか？
デスバーンを活躍させるための誘導
前の段ではデスバーンの弱点ばかり触れましたが、こいつ自体は非常に面白い動きができると思います。
砂地獄 & シャドークローによる詰め性能
毒・格闘・電気・ノーマルに対する二重耐性
前者はシャドボとのブラフ性能もあって厄介ですね。特に終盤で砂地獄と分かっていても貼らなければいけないシーンを作り出せると強かったです。
後者は本当に唯一無二と言える性能です。ゴルーグ？知らん大量の弱点を背負った反面、大体のカウンター族・ニドクイン・レジスチルに対して圧倒的なタイプ有利を得ることになりました。特に対レジスチルは(ラスカは除いて)完封できます。
先に挙げた弱点を補完しつつ、圧倒的優位に立てるポケモン達を選出させたくなるポケモンを並べる必要がある。そう思って編成の構想を練り始めました。
最初に組むことを決めたのはチルタリス。特に警戒したいなと思ったラグラージを始め多くのポケモンをしっかり牽制できます。はっきりさせておきますが、今回の編成はデスバーン-チルタリス軸です。
その次にレジスチル。既に重くなっているマリルリ・ベロリンガ・ヨルノズクに対してちゃんと有利に出れます。
ここまでで既にオーロット・ヤミラミ・トドゼルガ辺りが面倒なので、カウンター使いでもあるタチフサグマを追加。
この辺りでニドクインやラグラージ、トドゼルガ・マリルリ・ユキメノコもまだまだ重いなあ…という印象があり頭を悩ませていましたが、突如思いついたナットレイを採用。結果的にやや見せポケになってしまいましたがチルとの相性も良く、相手を悩ませる上では役に立ったのではないかと信じています。
最後の1匹も難しかったですが、PT全体を見回してカウンターに強いポケモンがもう1体欲しいと判断。タチフサとの補完も考えてSニドクインを採用しました。
そうして出来上がったのがこの編成。デスバーンさん、弱点が多すぎるが故に誰と組ませても相性補完がいいように見えてきます。
一見シュバルゴ・チャーレム・ドクロッグといった、クインにも打点があるカウンター族や、チルナットに有利でタチフサにも打点のあるレジスチル辺りを選出したくなると思いませんか？ミイラがそこをハメに行きます。
相手目線ではニド&タチ・チル&スチルorナットといった定番の補完を警戒する必要があるので、デスバーンなしでも選出は考えさせられると思います。
ついでに第2回GMM杯のレポートで言及したドヒドイデについてはチル・タチフサ以外の4匹がしっかりと有利を取っているのでかなり制限ができています。褒めておいてガチガチに対策するからタチが悪いわこいつ。
対戦記録
第1ラウンド rayrayray0924(ザングース兄さん)さん
前回も対戦した兄さんといきなり再戦。
おや？レジスチルとドクロッグがいるじゃないですか😊😊😊
どこに出しても負け筋になりうるドヒドイデは出てこない想定の上で、シールド2枚を使えば誰にでも勝てるであろうSクインを先発へ。後は後発でデスバーンを有利な相手に当てて笑顔になることだけを考えました。
無事に1本目と2本目でトラウマを植え付けることに成功。デスバーンでスチル&ドクロ両方突破するためにこのゲームやってる。兄さんごめんなさい。
3本目は先発を変えて趣向も変えましたがデスバーンがボコボコにメタられてて終了しました。デスバーンが不利な相手には割とナットレイが刺さっていたので試しに選出してみるべきだったなと反省です。
第2ラウンド Myu30123(にゅーすけ)さん
単体で強いポケモンがたくさんいて困りました(小並感)
お相手目線だとレジスチルとチルタリスが結構重め。特にチルは引き先として万能に使えそうな並びだと感じました。
ここで「万能な引き先がいるってことはデスバーンを出していいってことじゃん」と2ラウンド目にして末期症状の考えに至ります。実際のところ、タチフサかベロさえ来なければデスバーン初手は割と有効ではあると思っていました。
すると1本目はデスバーンが表裏に刺さって圧倒。これでミイラを舐めた選出は難しくなったと思い、2本目以降はベロとタチフサを裏でしっかり見れる選出で臨み、選出運と交代受け成功が絡んで3連勝決めました。
にゅーすけさん曰く「デスバーンさえ来なければ勝てるだろう」という1本目の選出とのことでした。ミイラの犠牲者をまた1人増やしてしまいましたね👻
第3ラウンド dainosuke216(だいのすけ)さん
ミイラを絶対に選出させない意志を感じる(気のせい)
それはともかくとして、ラグラージとデオキシスが重めです。ナットレイは刺さってそうに見えて刺さってない。Gマッギョ以外なら良い仕事ができそうなチルタリスを先発に置いてみることにしました。
2戦目については出てくる可能性が高いと感じていた選出だったので、ベロリンガ引きに対してスチルを合わせて順当に勝利。
3試合目は選出変えてこなかったことを読み外し負け。唯一ナットレイを選出した試合が負けなの悲しすぎる…
第4ラウンド FullAutomaticK(全自動)さん
羊さん可愛い〜とか油断したことを言っている場合ではない。ミイラ狩りにきてるぞこいつ。
シュバルゴとバイウールーがめちゃ重い。一見チルvs羊は有利なように見えて、削られた後でシュバルゴで全抜きされるルートが容易に想像できます。お相手目線を推理すると、ドヒドイデは恐らく出せず、シュバとメノコが特に濃厚かなという感覚でした。
1戦目はゴッドバードを1回スチルで交代受けできたこともありチルを見せることなく勝利。2戦目は選出で順当に負け。3戦目はシュバルゴメタ選出を決めて勝利。バイウールーをチルじゃなくてスチルで追ったのはミスだった説でも勝ったからいいんです
第5ラウンド chiodoSH01(ちおど)さん
メノコ重い問題再発。そして何よりネギ、リーフブレードやめろ。
ちおどさんの選出としては「メノコ(orGマorクレセ)・ホルード・ネギ」「メノコ・Gマ・ネギ」「ネギ・メノコ・Gマ」の3パターンの選出を有力と考えてました。ので2/3でセーフなスチルから入ったんですがネギに切り刻まれました。とはいえチキったせいで勝てる可能性を逃したシーンがあったので悔いが残ります。
2戦目は選出変えてくる読みでステイしたのですが会えなくアウト。ここはプレイヤー次第な気がするので仕方ない部分もあるかなって気がします。
3戦目はお相手がチルを捨てずに1回引いてきてくれたことが幸いし、最後にタチフサグマに盾を2枚残してホルード(と倒れかけチル)と言う状況を作れて勝ち。選出が良かった訳ではないですが、意地の1勝という感じです。
と言うわけでここでGMM杯における連勝記録は15でストップ！
この強者だらけの大会でよくぞここまで幸運が…という感想です。少なくとも2.5大会分くらいは勝ち続けなければならないので、すぐに破られることはないと信じています😉
第6ラウンド F1shBurne(Fish)さん
この前ヒメグマの日に偶然(?)にも上野でお会いしたFish🔥さんが最後のお相手。デスバーン刺さってるじゃん！と思いたくなる並び。いや刺さってはいるのですが。しかしまあ、ここに来てやってはいけないレベルのプレミを連発しました。
3戦目に関しては、チルミラーでなぜかムーンフォース濃厚の場面でシールドを貼らない愚行を犯し対面を返されてボコボコにされました。対面維持しててもFishさんが上手に立ち回れば負けてた可能性が高いので何とも言えませんが、負け確にする立ち回りは流石にいただけなかったです。
と言うわけで3本勝負にて史上初の0-3を決めてしまいました。もうやだ、パルデアに帰らせていただきます。
選出と立ち回りが全て間違っていた訳ではない(むしろ合ってる部分も多い)ので良い反省材料ですね。
結果・感想
と言う訳で4-2で全体だと8位？くらいみたいです。
5-1のにゅーすけさん・ちおどさん・だいのすけさん・Fishさんが同率優勝でした。勝ち星数上はちおどさんがトップです。皆さんおめでとうございます！🎉🎉
あれ？私その方達と全員当たってない？事実、私のブッフホルツ26はダントツのトップです。ただのクソドローですわこんなん今大会で好成績を収めた方ばかりと当たれて良い経験になりました…と言うことでひとつ😂
PTの所感としては、軸にしたデスバーン-チルタリスは強かったです。
が、弱点が多い上に被るところも多いため、全体の編成が大変に組みづらくなる印象がありました。お相手のPTにマリルリやトドがいなかったのは僥倖ですね。チルタリスよりも強化されるヨルノズクの方がいいかも？と思っています。
こちらから誘導しているとはいえ、結局チャーレムと言うポケモンは攻撃範囲が広いため起点を作れるとデスバーンでは抑えが効かず…と言うところもありました。
とりあえず、ことSLに関してはデスバーンはそこそこの選出圧力になる&不利相手が多い際に選出しないで済む6-3向きだと思います。HLは耐久上がるのでまた別かな？と思いますが。
良いPTを思い付いた方は教えてくださいね！DM待ってます！！！
それとナットレイが置物になってしまったことを反省しています。
ラグラージ及びトドメノコの氷タイプへの牽制のつもりだったのですが、ぶっちゃけスーパーだと後者に対しては牽制にならず、だいのすけさんにはラグ選出されてるしで採用意味を見出せず。自分としては選出し辛いポケモンでした。
使いこなせてあげられなくてごめんね。でもヨルノズク強化も来るし、実はベロに勝てない(0-0は勝てるっぽいけど超ギリギリ)しで環境に合ってないと思うの。船から下ろして錨にします。
次シーズンに向けてちょこっと
最初に申し上げることではないですが、ついにニドクインがナーフされましたね！😂
と言うのと、甘えるの威力ダウン&翼で打つ族の大強化。シミュレーションを回してみないことにはわかりませんが、また大きく勢力図が変わりそうな気がしますね。
SLの最注目はヨルノズクとペリッパーになる予感がしています。後はイノムーが怖い。それとクイン減少や翼強化で蔓延りそうなのが砦草草。イライラしないためにもこれに負けないPTを組むことは肝要になるかもしれませんね。
HLではグライオンとピジョットとリザードン辺りが暴れ出しそう。リザードンが意気揚々とブラストバーンを連打してくる…
今シーズンはマスプクでグダリながらも進化カップでレジェンド達成、初めての世界1桁入り、同じく初めてのレート3500達成、6-3大会ではGMM杯を中心に多くの方と対戦させていただき非常に実りある3ヶ月間となりました！
陰ながらふんわり楽しんでいた自分にとって、最も多くの方とお知り合いになれたシーズンでした。来シーズンはパルデア留学のため若干の省エネになると思いますが、今後ともよろしくお願いします✨
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