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ストリークフライ、ドラゴンフライ比較

本日ポイント練習として5000m×3を計画しました。
結果としては
①5000m(3’30/km設定)ストリークフライ 完走
②5000m(3’25/km設定)ドラゴンフライ 完走
③5000m(3’25/km設定)アルファフライ 途中棄権
となりました。ストリークフライ、ドラゴンフライの後のアルファフライは
内転筋、ハムストリングスへのダメージが大きかったです。左の内転筋が攣ったため無理せず終了しました。
トラックシーズンに入る時点ですので、トラックを自分の筋力で走り続ける部分の力が不足しているようでした。下半身の筋トレが必要そうです。

練習内容もそうですが、今回の最大の目的はストリークフライとドラゴンフライを近い条件で履いた場合にどういうデータが出るかを確認することでした。
上記にそれぞれの結果を添付しています。
①ストリークフライ、②ドラゴンフライでは1km毎のペースが8秒違うためそこを加味した評価です。まずPowerを見ると、ペースが遅い①がやや上回っており、ドラゴンフライの方が速いペースで走ったのにも関わらず力が要らないようでした。その他、Heart Rate,Cadenseともにペースが速い②が数値が高いため、これは問題ありません。

今回計測したデータで問題となるのはLSSでしょう。LSSは簡単にいうとバネですので、基本的には高いほど良い項目です。そして通常は速いペースで走った方が数値が高くなるでしょう。しかし今回は①9.8kN/m,②9.4kN/mとペースの遅かったストリークフライで数値が上回りました。

これだけでストリークフライが反発が高いとは言えませんが、その可能性も示唆されました。でも力(Power)は早く走ったドラゴンフライの方が必要としなかった。
現時点での仮説ですが、②ドラゴンフライではもう少し速く走った時にPowerも多く必要となるが、LSS(バネ)も高まる。つまり、今日のような3‘20/km程度のペースよりももっと速いペースでデータが良くなるのではないかと考えました。その点、ストリークフライでは今日の3‘30/km程度のペースでも至適スピードであるのではないかと思います。主観的にも今日のペースでストリークフライでは丁度走りやすい感じがしましたが、ドラゴンフライはもう少し早く走った方が自然な感じがしました。ただし、単純な足のダメージはドラゴンフライで多く感じたため、諸刃の剣となるでしょう。

今日の練習を行った後の感想としてはトラックでこれまでヴェイパーフライで行っていた部分をストリークフライに置き換えるのは有用であり、練習効果としても良いのではないかというものでした。トラックが使用できないときにロードでストリークフライを履いてインターバルをするのも、良い練習になりそうですね。

以上今回のストリークフライ、ドラゴンフライの比較になります。
一つ言えることは同様のメニューをヴェイパーフライでするよりはPowerを使う練習となりました。これが今後の成長につながると良いですが。

そしてアルファフライは現時点では全く使えていないので、履く時間を伸ばして厚さや反発に慣れる必要が多大にあります。それもたくさん練習できると思ってプラスに捉えることとします。

それでは皆さま楽しいランニングライフをお楽しみください。

私は明日はロングジョグの予定です。20kmは走りたいと思います。

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