見出し画像

Dragonfly2 練習レビュー

皆様こんばんは
5月に入り、GGNや日本選手権10000mなどトラックレースの大きな大会も多く開催されていますが、マラソンランナーの皆様も春夏はトラックレースに参加されている方もたくさんいるかと思います。

私自身は毎年2月に開催される地元の県内一周駅伝を軸として春夏はトラックレース、秋冬は10km~ハーフマラソン、年1回程度フルマラソンを走るランナーです。

元々は800mランナーであったこともあり、新作シューズもですが、スパイクには非常に興味があります。私が800mランナーであった頃はジオスナイパーやカスタムのインクススナイパー(インクスのアッパーにジオスナイパーのソール)、短距離レースに出る際はクロノインクスとミズノを好んで履いていました。いずれもまあまあ硬くて反発があるスパイクで気に入っていましたが、現在のスパイクは今回レビューするナイキを含めて進化がすばらしいですね。最近ではクロノインクスもついに厚底になったということで、時代を感じます。

クロノインクス ネオ ジャパン(厚底)

さて、今回の内容に移りますが、今回ドラゴンフライ2を履いて600×7(R:200m60-65s)を行ってきました。その前にドラゴンフライ1と2の違いを確かめるためにまずはドラゴンフライ1を履いて流し、その後ドラゴンフライ2を履いて流しを行いました。
履き比べることではっきりしましたが、今回ドラゴンフライ2は「厚み」が完全に前作から増しています。ミッドソールのZoomXの感触が強くなり、ヴェイパーフライネクストを履いているような感触でした。逆に言うと、スパイク感が低減し、800mや1500mではキックしづらい可能性も考えられました。ちなみに今回からドラゴンフライ1で使っていた3mmニードルピン→5mmニードルピンへ変更しています。理由は最近アキレス腱の状態がよくなったことでよりスパイクの性能を生かそうということで変更してみました。アキレス腱や体の状態次第では再度3mmに戻すかもしれませんが、試行錯誤しながら、選択を行っていこうと思います。

次に今回の練習結果です。

結果は上に貼付していますが、今回は200mのレストをやや厳しめにしてレースペースでインターバルを行いました。最後は余裕を持ってペースアップできましたし、個人的な感想としては5000mであればドラゴンフライ2で走りたいかなと思いました。ただし先ほど書いたように、800m,1500mではドラゴンフライ1がいいかもなとも思っております。あとは実際に5000mに出場して、昨年度まで使っていたメタスピードLDと同じまたはそれ以上のパフォーマンスが出せるか実感してみたいと思います。

しかし、やはり繰り返しになりますが、ソールの厚さ20mmという規定の中でこれだけのクッショニングと反発を両立させているのはすごいなと思います。
学生の頃でもスパイクを履く頻度をケガ予防のため減らしたり、特にジオスナイパーなどの中距離スパイクはやや負担が強いため、同日のレースでも予選は3mm固定ピンの長距離スパイクで出場し疲労を減らして、決勝だけ中距離スパイクであるジオスナイパー、インクススナイパーを履いたりしていましたが、今のドラゴンフライ、ヴィクトリーは強い反発と共にクッション性も両立しているのですから、予選決勝で続けて履いたり、30代後半の私でも連日使用しても大きなケガはしづらい印象となっています。これから先、進化があるのかと思ってしまいますが、今後もさらに素晴らしいスパイクが続々生まれてくるのでしょう。

以上、ドラゴンフライ2練習レビューでした。これから暑くなりますので、熱中症など体調不良に気を付けて楽しいランニングライフをお送りください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?