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5000m記録会(METASPEED LD)

今回はMETASPEED LDで5000mの記録会に出場してきました。今回は非公認の記録会であるため厚底シューズでも良かったのですが、現在、私の中ではドラゴンフライvsメタスピードLDを繰り返し行なっています。どちらが優れたシューズかというよりは自分が使いやすいか、使いこなせるかという部分の試行錯誤と考えて頂ければと考えます。

世界的には日本国内ではもとより、オリンピックやダイヤモンドリーグでもドラゴンフライ着用率が圧倒的になっており、ドラゴンフライ優位です。最近出場した記録会でもほとんどの選手がやはりドラゴンフライを着用していました。そういう私も昨年、今年と公認記録会では全てドラゴンフライを着用しています。また厚底規定ができる前はヴェイパーフライで出場しており、過去に20回程度は5000m15分台で走っていますが、全てヴェイパーフライまたはドラゴンフライであることを思い出しました。もはやナイキへの抜群の信頼感ができあがっており、これは多くのランナーの方も同じではないでしょうか。

前回、前々回とメタスピードLDのレビューを書きましたが、最近、初めてナイキ以外のシューズ、スパイクで結果を残せそうな感触を持つことができているところでした。

では今回の結果ですが、手元で15’52でした。先ほど述べた通り初めてナイキ以外で15分台で走る事が出来ました。下に3月以降のレース結果を比較して提示いたします。

それぞれ気象条件等、細かな違いはありますが、ざっくり考えると春先のまだまだスパイクで走る筋力が不足している時期でもメタスピードLDではラストまで走り切れた事がわかります。他の方のレビューでもシューズと同じ扱い方で走れるのでスパイク練習が不足していても大丈夫というご意見がありましたが、やはりそういうことでしょう。

個人的な感想では概ねシューズと同じ扱いだが、「ピンレスカーボン ヘキサクロウ」が中足部から前足部に配置されており、接地してから蹴り出す際に硬さを感じます。そのため、しっかり乗り込んで走る動作ができず、腰が落ち出すと硬さだけを体感し失速するパターンにはまるため後半まで同じようなストライド、ピッチで走る力は求められそうです。それができる方であれば、ドラゴンフライより合うと実感できる可能性もあると思います。私自身も今月初めに出場した3000mではメタスピードLDで大失速したため、いつでもどんな時でも走れるスパイクではないことを学びました。

しかし今回の記録会で練習の際に感じていたメタスピードLDの可能性をさらに体感することができたため、ぜひ色んな方にメタスピードLDを試してほしいと思います。今年は数年前にヴェイパーフライ初代を履いて出した5000mのベストをなんとか更新したいところです。

ちなみに私はドラゴンフライ(25.0cm)、メタスピードLD(26.0cm)とかなりサイズ感に違いがあるため皆さま、ご購入の際にはお気をつけ下さい。

今回のレビューは以上です。

それでは皆さま楽しいランニングライフをお送りください。


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