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スーパースパイクシリーズ ASICS METASPEED LD

今回は昨年数回記載したスーパースパイクシリーズのメタスピードLDの回です。
できれば昨年中に履きたかったこのシューズですが、厳密には少し変更があるようです。そのため昨年発売された際はMETASPEED LD-0でしたが「0」がとれて新たにMETASPEED LDとして、ついに一般的に流通するようになりました。そういう私も大手陸上スポーツショップで運よく購入することができ、本日8000mペース走+400m×5を行いました。

走った感想の前に、私は通常ドラゴンフライ、ヴェイパーフライを25.0cmジャストで履いています。メタスピードスカイは25.0cmでは小さく25.5cmがやや大きいため結局ジャストサイズがなく使用しておりません。今回METASPEED LDは小さめと聞いていたため25.5cmを購入しました。しかし、、足は入るものの小さかったです。第1指(親指)が若干シューズ先端に当たっており、これはドラゴンフライでもそうなのですが、ドラゴンフライは痛くなくジャストサイズであり、走行に問題はないのですが、METASPEED LDは走ると少し痛みがありました。今回の練習距離ではなんとか走りましたが、毎週履くのは無理だと思います。他のランナー仲間はドラゴンフライより0.5cm上げで問題なかったようなので、皆さまサイズ選びは慎重に行うことをお勧め致します。

では本題ですが、まず8000mペース走ですが、まずMペースで3’40/kmで6000mまでその後は5000mから10000mのレースペースである3‘15/kmまで上げて2000m走行しました。レスト後、70秒切りで400mを5本走り、ラストは64秒であがりました。
結果からすると、反発はドラゴンフライ≧METASPEED LDでしょう。しかし安定感はMETASPEED LD≧ドラゴンフライだと感じました。また走行感としてドラゴンフライはそもそもスパイクであり、METASPEED LDはスパイクとは言えず、シューズに分類するのが正しいと思われます。シューズとして考えると、トラックでヴェイパーフライを使った時のような、ぐにゃる感がなく、素早い反発が得られ、これまでのシューズの中で最も良い感触でした。
400mでも64秒で走れているため、スピードを出す部分でも問題なく、10000mでは主力として使いたいシューズと考えました。
5000mではドラゴンフライと好みが出そうですが、METASPEED LDが誰でも手に入る状況になると2−3割の方はMETASPEED LDで走るのではないかと思います。

ただし、METASPEED LDはドラゴンフライに比べ27500円と高いこと、厚さ規定のため2024年秋からは使用できないことが考慮されるため、やはりドラゴンフライの牙城は崩せないとも思います。

それでも日本メーカーが海外大手メーカーのスパイクに対抗できるものを発売したことに単純に感動しました。サイズを合わせて再度10000m程度のペース走や1000mインターバル、そして、レースにも出場できればと考えています。

以上簡単ではありますが、METASPEED LDレビューでした。
下に重量測定の写真を掲載しておきます。

25.5cmでは136gと非常に軽量

明日は早朝から距離走をしてその後は当番医ですので、少し早いですが、そろそろ寝ることとします。
4月5月とトラックレースも始まり、朝練にも適切な時期となってきましたね。
今年は5000m、10000mでいずれもベストを出したいところです。

皆様も楽しいランニングライフを過ごされることをお祈りしております。


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