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ヴェイパーフライ対アルファフライ対ドラゴンフライ(Vaperfly N% vs Alphafly N% vs Dragonfly)

今回は長距離界で旋風を巻き起こすドラゴンフライを使って600m×7(R200m:2分)のインターバルトレーニングを行いました。ヴェイパーフライN%、アルファフライN%でも近い条件でインターバルを行った経験があったためデータで比較することができました。結果を表にしていますのでご覧ください。※ヴェイパーフライ、アルファフライでは600m×8です。RESTは同じ条件です。

シューズ比較

今回はドラゴンフライの良さがでるかなと思いデータの比較を行いましたが結果的にはアルファフライの圧勝となりました。

詳しく見るとタイムは①アルファフライ、②ドラゴンフライ、③ヴェイパーフライでかつ、疲労度の指標となる心拍数は①アルファフライ、②ヴェイパーフライ、③ドラゴンフライとなっています。客観的にみてアルファフライはオールウェザーのトラックでも少ない仕事量で良いタイムを出せるシューズであることがわかりました。

ここからは主観的な話ですが、アルファフライを履いてトラックで走った場合、非常に厚底で走っていることからも自分の走っている感覚は限りなく失われており、タイムをみて驚くという状況が頻発していました。その点、ドラゴンフライは接地の感覚はしっかり得ながら、また今回のデータ比較でもわかるように心拍数が上昇しきつい状態になりながらも、アルファフライ装着時に近いタイムで走れており、厚底で走った際に言われていた、走るのに必要な筋力が失われていくというリスクが減少するのではないかと現時点では感じています。まあ、そうでも思わないとアルファフライ禁止の精神的ダメージから脱却できないという風にもとれますが。

今回のデータ比較から、私自身としてはヴェイパーフライネクスト%よりはアルファフライ使用時に近いタイムで走れる可能性を十分に感じることができ、今後厚底禁止が浸透してくるであろうトラックレース出場にもある程度の自信がもてる練習となりました。

ちなみに5000mのベストはヴェイパーフライネクスト%(15'57)、アルファフライ(15'39)です。ドラゴンフライは3000mのみ計測歴があり9'10です。

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