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METASPEED LD レビュー

本日は再度METASPEED LDでポイント練を行なってきましたのでレビューです。
まずは前回サイズが小さいという問題がありましたので26.0cmを購入し直し練習して参りました。前回も記載しましたが私はドラゴンフライが25.0cmでジャストです。前情報でMETASPEED LDは作りが小さいと聞いておりましので、25.5cmを購入しましたが、つま先が当たり痛く長期間使うことは難しいと判断し、先日新たな競技者の元へ旅立ちました。そして26.0cmを購入したのですが、ピッタリでした。厳密にいうと、ドラゴンフライは薄手のソックスでジャスト、METASPEED LDは厚手のソックスでジャストでした。

本日のメニューはレースペースでの1500m×3、rest1minでした。結果は上記をご覧いただければと思いますが、バッチリこなせました。本日は体調的には30-40%の状態でしたので、ドラゴンフライであればギリギリというところだったと思いますが、余裕を持ってこなせました。

考察すると3’10/kmというペース設定においては5000m15‘30前後のランナーであれば前への推進力に全振りするよりは少し踵側からも接地していくような動きになると思います。ロードでの10kmレースのようなイメージでしょうか。

その際にドラゴンフライであれば踵の安定感が低いため(そもそもそういう遅いペース設定のために作られていない可能性がある)、ペースが遅くても消耗するパターンに陥りやすいです。またレース後半においてもピッチやペースを保てない局面になると(体幹の安定性が関わってくると思われる)、一気にペースが落ちます。そのため私のレベルではハマったレースでは5000mでもヴェイパーフライ と同等のタイムが狙えますが、気温や風速、調子によっては悪いタイムを出すリスクがある思っています。

これも前回お伝えした通りですが、反発はドラゴンフライ≧METASPEED LDでしょう。しかし安定感はMETASPEED LD≧ドラゴンフライだと再認識しました。
反発や安定感で>ではなく≧としたのは、ここの印象は履く人によると思ったからでした。やはりそれぞれのスパイクに一定の癖があり、これはヴェイパーフライ が出た時から言われていますが、シューズ、スパイクを活かす走り方をできるかどうか、合うか合わないかで印象が大きく変わりそうです。メタスピードスカイでもそうでしたがasicsがnikeに対してそういう商品を生み出してくれたことは非常に嬉しいと思います。

私の中では今日の練習で3000mはドラゴンフライとMETASPEED LDで熟考が必要、5000m、10000mではMETASPEED LDを第一選択として考えました。

ただし、練習のみでの感想のためレースに出ることでの新たな印象があると思います。しかし、ざっくりいうと、スパイクの厚さ規定がある中で、シューズの走り方でレースに出ることができる可能性を感じたと言えるでしょうか。

唯一の懸念はMETASPEED LDをメインで使っている、モハメド・カティル選手が世界を転戦する中でタータンが硬い競技場ではドラゴンフライを履いていたことです。確かに競技場によって、劣化などの影響で硬さが違うと思います。ピンレスのカーボン部分が硬いタータンと合わないのでしょうか。確かにカーボン部分がアウトソールに出ているため硬さは感じますね。。

世界トップクラスの選手がそういう選択をしているのであれば私レベルではもっと影響を受けるのでしょうか。そのため初めて訪れる競技場ではMETASPEED LD,ドラゴンフライいずれも持参する必要があります。また、ドラゴンフライを履いて、定期的に練習して、いつでも使える準備は必要ということですね。2024年に再変更される規定からもドラゴンフライでの練習は続けようと思います。

今回は少し長くなりましたがMETASPEED LDレビューでした。次回はレースでの使用した感想を記載しようと思います。

それでは皆さん楽しいランニングライフをお楽しみください。



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