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秋と言えば・・・オクトーバーラン【キャリコン編集部】

「キャリコン編集部」から与えられた今週のテーマは「秋と言えば〇〇〇」。

秋と言えば・・・食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋などが頭に浮かびます。私の場合は、やはりオクトーバーランです。マラソンの専門誌のひとつである、月刊ランナーズが主催するイベントで、10月の1ヶ月間を走り込み月間として競い合います。最近は参加していませんが、かつては毎年参加していました。確か参加費を2000円?で参加すると、マイページが作成され、ダイアリーに毎日走った距離を入力します。チーム制で競い、個人戦でも競います。全国、宮城県内、チーム別ランキングなどが、毎日確認できて、励みになったのを覚えています。そして今までで過去最高距離を走ったのが、2008年10月(49歳)の483キロでした。当時は、仙台に単身赴任中でした。マラソンの場合「速さを競う」ことには限界があります。どんなに頑張っても、オリンピック選手にはかないません。しかし「距離を競う」ことは、もしかしたら、オリンピック選手を超える可能性は有ります。現実は、そう簡単では無いですが・・・なぜなら、オリンピック選手は月間1,000キロくらいですので・・・

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朝5時25分起床。勾当台公園の交差点に、5時55分集合。メンバーは最低ひとりから多い時は5~6人でした。このチームが、私が設立した走る異業種チーム「TEAM勾当台公園555」でした。そこから定禅寺通りを走り、広瀬川の河川敷を走り、東北大学構内を抜けて、西公園の横を駆け抜け、帰ってくると、約10キロのコースでした。仙台の10月の朝は、そろそろ冬の気配を感じる季節ですが、終わった頃には、汗だくになります。ひとりでは、朝起きるのは辛いですが、仲間がいれば頑張って起きようという気になります。自宅に戻り、洗濯機を回しながら、朝風呂に入ります。この時が至福の喜びの時間です。朝食後、洗濯物を干して、8時半頃には出勤。実は、この時の自宅は、会社まで何と徒歩5分だったので、こんな生活が出来ました。そして、夜、残業も無く、接待も無い日は、17時くらいから「ナイトラン」をやりました。これも、会社帰りの仲間が、スーツや制服のまま、我が家に集合。着替えて、13~19キロ走ったこともありました。この頃は、幸い、膝の痛みなども無く、時間さえあればいくらでも走れた気がします。この1か月で、一日で最高に走ったのが、5日の52キロでした。午前中、仙台市内から秋保まで車で行き、仲間と36キロ走った後、自宅に帰ってからさらにひとりで、16キロ走りました。

■東京夢舞いマラソン(10月12日)

10月12日、東京夢舞いマラソンに参加して42キロ走りました。このイベントは、私が所属する、走る異業種交流会の「明走会」メンバーが中心となり、東京マラソンが始まる以前からスタートしたイベントです。当時は3万人規模のマラソン大会が、世界中の大都市で行われていました。ニューヨーク、ロンドン、パリなど。しかし、何故か、東京だけがまだ実現できていない時代でした。そこで、何とか東京で開催したいという思いから、始まったのが「東京夢舞いマラソン」でした。大会の趣旨は、順位を争わない信号を守って歩道を走るというルールでした。50名ずつが、30秒間隔でスタートするルールだったと思います。朝9時にスタートして、17時までにゴールするというゆるい大会でした。東京都内を観光しながらゆっくり走れるとても良い大会です。この大会の成果だと思いますが、結果、3万人規模の「東京マラソン」が実現し今に至っています。目的が達成したので中止にする意見もあったそうですが、この大会ならではの魅力があるため、このイベントはその後も、毎年コースを替えながら実施されています(コロナの影響で、今はオンライン開催となっています)。


■第2回 湯のまち飯坂・ふくしまマラソン(10月26日)

10月26日「第2回 湯のまち・ふくしまマラソン」に参加し、これまでの自己ベストタイムである「3時間44分51秒」でフルマラソン(42.195キロ)を完走しました。この日は、仙台明走会の女性メンバーが、4時間を切りたいとの目標で、私が伴走を請け負って走ることになりました。コースは、周回コースを2周走るコースです。1キロを5分ペースで走り続けました(今では到底考えられない、めちゃくちゃ早いペースです)。35キロあたりまでは、二人で5分ペースで行けたと思います。しかし、そこからは、私よりも、彼女の方が余裕があったので、彼女にひとりで行くようにアドバイスしました。正直、5分ペースで行くのが、もう精いっぱいでした。結果、彼女は、余裕で4時間を切り、3時間30分くらいでゴール。それでも、私も、自己ベストを出せたのは、彼女のおかげだと思っています。


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■最後に

私は、35歳の時、犬の散歩をきっかけにしてマラソンを始めました。それ以来27年間、現役市民ランナーとして走り続けています。生涯走行距離は、44,881キロ(1994.2~2021.8)で、地球一周(40,075キロ)の距離を超えた計算になります。実は、学生時代は全くのインドア派で、運動経験はほとんどゼロでした。ここまで続いているのは、「オクトーバーラン」などのイベントや大会、そして一緒に走れる仲間がいることだと思っています。

また明日から10月がスタートします。あまり張り切りすぎると、故障してしまうので、楽しみながら「オクトーバーラン」を楽しみたいと思います。





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