#キャリアの見直し【キャリコンサロン編集部】
キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「#キャリアの見直し」。
■#キャリアの見直し
大学卒業後、外資系損害保険会社に入社して退職までの38年間、一度だけ、退職を考えたことがありました。その時は「#キャリアの見直し」と言うことでは無く、ただ単に会社を辞めたいという理由でした。
もしその時、辞めていたら絶望的な人生になっていたと思います。
60歳の定年退職直前に「国家資格キャリアコンサルタント」を取得しました。この資格を取得するために通った養成講座で、それまでの過去を振り返り、そしてこれから先のことをじっくり考えることが出来たことが、自分の人生の方向性を決めることになりました。なかなか一人では、じっくりと考えることは難しいと思います。
60歳の退職の時点では、もう損害保険にかかわる仕事はしないと決め、就職活動を行い、その結果、人材紹介、50代サラリーマン向けセミナー、結婚相談業を行ってきました。
私は、38年間のサラリーマン時代の後半30年間は「海外旅行保険」に専門特化した会社で、代理店の開拓や販促支援などを行ってきました。
サラリーマン退職後の約半年後、コロナ禍になり、海外渡航が禁止になってしまいました。最近、ようやく海外渡航も自由になり、私の周りでも、多くの方が海外に行くようになりました。
そんな時、YouTubeで、多くの評論家やベテラン添乗員が「海外旅行保険」について話をしているのを聞いたときに、私からすると、あまりにも無責任な発言をしている方が多いと感じたのです。多くのユーチューバーは、海外で実際に事故の体験が無いため「机上の空論」が多いと感じました。
そこで、自分が38年間専門にやってきたことを改めて振り返った時に、自分の知識と経験が、まだまだ誰かのために役に立つのではないかという思いが強くなってきたのです。むしろ活かさないのは勿体ないという気持ちにもなってきました。
そんな思いで、2023年7月から”元損保マンが明かす、知らないと怖い「海外旅行保険のお話」”と言うセミナーをオンラインで定期開催しています。
■最後に
退職後、自分の気持ちの中で「保険については過去のこと」と言う思いでした。でも、保険が嫌になったわけでも無く、誰かのお役に立てるのであれば、海外旅行保険だけでは無く、自動車保険、火災保険、新種保険、傷害保険など、専門家としてお伝えできることは沢山あると思っています。中学生、高校生、大学生などにも、是非、知って欲しい知識だと思います。
今後も、やりたいと思ったこと、やれると思ったことは、どんどんやっていこうと思っています。