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キャリコン資格者が就活をするなら【キャリコンサロン編集部】

キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「キャリコン資格者が就活するなら」


■私の就活体験

2019年9月に、60歳で、国家キャリアコンサルタント資格を取得しました。

この資格があれば、何か仕事につけるだろうと思い、それまで38年間勤務した損保会社を、あえて継続再雇用を選択せずに、60歳で定年退職しました。

そして、就職活動を行いました。
しかし、厳しい現実に直面しました。

一番興味があったのが、大学のキャリアセンターでの求人でした。大学生向けに、今までの自分のキャリアから、様々なアドバイスができるのではと考え、共学の大学1校と女子大学1校に応募しましたが、いずれも60歳という年齢を理由に書類選考で落とされてしまいました。

他には、企業向けに研修を行っている会社にも数社応募しましたが、やはり同様に書類選考で蹴られてしまいました。

■運命の出会い

ある研修会社の講師の求人に応募しました。しかしながら60歳を理由に書類選考さえ通過することができませんでした。その会社の人材紹介の窓口が、株式会社EDUCI(現・プロティアン株式会社)代表の金澤美冬さんだったのです。

 金澤さんから初めてお電話を頂いた際、出来れば直接お会いして話がしたい、自分の思いを直接聞いてほしいと伝えていました。そのことを覚えていてくれて、直接、お会いすることになりました。これまで、全て書類選考で落とされ、一度も面談の機会がなかったので、全ての思いを彼女にぶつけました。その結果「おじさん向けセミナー」と「人材紹介」をやりたいという気持ちが通じて、一緒に、ビジネスパートナーとしての仕事がスタートすることになったのです。

■最後に

独立して、4年4か月が経過しました。まもなく「キャリアコンサルタントの5年更新時期」となり、現在、更新講習を少しずつ受講中です。

今は「人材紹介業」の他に「結婚相談業」も並行して行っています。いずれも、この資格は必要は無いのですが、やはり「傾聴スキル」の観点から見れば、取得のために学んだことが活かせていると思います。

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