雨の日を楽しく【キャリコンサロン編集部】
キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「雨の日を楽しく」。
今回は、「雨の日こそ、楽しんで身体を鍛えることができる、二つの方法」をご紹介したいと思います。
■にこにこステップ運動のおすすめ
私が、福岡勤務時代に、お会いし、亡くなる直前まで、一緒に走ったり、飲んだりしてお付き合いして頂いた、福岡大学名誉教授の田中宏彰先生が提唱され、現在も、多くのファンがいる「にこにこステップ運動」をおすすめします。
特に、雨の日だけというわけでも無いのですが、雨の日に、外を走れない日は、このステップ運動をややるだけで、かなりの運動量になります。いわゆる「踏み台昇降運動」ですが、初めてやった時は、わずか10分でも、翌日、ふくらはぎがパンパンになります。30分もやれば、汗が噴き出してくるぐらいの運動量になります。
福岡時代に、知り合った「ブラインドランナー」の柳川春己さんも、愛用されており、伴走者と練習できない日は、ステップ運動をされているという話も聞きました。柳川さんは、アトランタのパラリンピックの金メダリストで、めちゃめちゃ明るく、ポジティブで、お酒好きなランナーです。驚くことに、何とこのステップ運動を3時間くらい連続でやっていたというお話も聞きました。このステップをやるだけで、フルマラソンを走れるとも仰っていたのを覚えています。
著者プロフィール
田中 宏暁 （タナカ ヒロアキ） （著/文）
「スローステップ」の提唱者。1947年、東京生まれ。東京教育大学体育学部卒、医学博士。福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室名誉教授、身体活動研究所所長を務めた。専門は運動生理学1970年より福岡大学体育学部運動生理学研究室に所属し、「ニコニコペース」のトレーニング効果を発表。日本体力医学会理事、日本体育学会理事、ランニング学会常任理事、健康支援学会理事を務めた。著書に『スロージョギング健康法』（朝日新聞出版） ほか多数。2018年没。
この商品は、下記のサイトで購入できます。こちらも、福岡時代にお世話になった、内山守太さんの会社（福岡安全センター）で取り扱っています。また、お年寄り向けの「スローステップ教室」も開催されています。
■アーケードランのおすすめ
大阪勤務時代、「天神橋筋商店街」のすぐ近くに住んでいました。普段は、5時15分に起床して、大阪城コース（約10キロ）を走っていましたが、雨の日は、このアーケード内を、何回か走りました。
日本一長い商店街で有名な天神橋筋商店街。天神橋を起点とし、北に天神橋7丁目まで全長2.6km程にもなるので、２往復すると、約10キロになります。もともとは大阪天満宮の参道に店が集まり、後に商店街として発展し、安くておいしい食べ物から安い掘り出し物まで、大阪人の心意気を感じるお店が立ち並び、五感を満足させてくれます。日中は、人通りが多く、とても走ることなどできませんが、早朝であれば、意外と楽しく走ることができました。
■最後に
スローステップ運動は、専用のものでは無くても可能ですが、やはり安定性や、持ち運びを考えると、専用のものがおすすめです。私は、私の両親と妻の両親にもプレゼントして、とても喜ばれました。
アーケードランは、皆さんのお住まいの近くに商店街が有れば、是非、一度早起きをして試しに走ってみることをおすすめします。いつもと違った風景が見られると思います。
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