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理想のリモートワーク【キャリコン編集部】

キャリコン編集部から与えられた今週のテーマは「理想のリモートワーク」

「リモートワーク」という言葉は、何年も前から「いつかそんなことができたらいいのにな」と、誰しもが漠然として考え「でもそんなの無理だよね・・」と思っていたことだと思います。

それが「新型コロナ」のせいで、仕方なく、やらなくてはいけなくなったわけです。その結果、様々な発見があり、デメリットメリットが浮かび上がりました。

*バーチャル背景について

トップの写真は、私がZOOMで打ち合わせする際に使っている「バーチャル背景」です。バーチャルとは言いつつ、これらのメダルはバーチャルではありません。趣味のマラソンで獲得した完走メダルです。壁にぶら下げて、それを写真に撮り「バーチャル背景」として使っています。この結果、初対面の方とお話する際、「そのバックのメダルは何ですか?」と必ず、驚かれます。そしていわゆるアイスブレイク効果にもなっています。これまで、机の引き出しに入っていたメダルが日の目を見ることができて良かったと思います。

■BNIについて

2019年11月から、BNI(世界的異業種交流会)に参加しています。入会当時は、毎週水曜日の10時~13時、新橋の会場で、定例ミーティングを行っていました。そのため、8時半には自宅を出て、ミーティング後にランチや打ち合わせを行うと、帰宅は夕方か夜になる感じでした。それが、コロナのために、2020年3月から「ZOOMオンラインミーティング」に切り替わり、以来そのスタイルは変わっていません。このミーテングでは、毎週48名のメンバーが、30秒のウイークリープレゼンテーションを行います。そして、10名~20名のビジターも25秒のプレゼンを行います。当初は、リアルでやっていたことが、果たしてオンラインで同じようにやることができるのだろうか、戸惑いと不安がありました。実際、パソコンの操作に慣れるまでは、緊張しながら参加していましたが、それほどのトラブルも無く、ミーテングは開催されています。

*デメリット

ミーティング自体は、リアルの時と同様、スムーズに行われています。しかしながら、今までなら、ミーテングの前後の時間で、多くのメンバーと、挨拶したり雑談が出来たのが、それが出来ないのが大きなデメリットだと思います。そして、やはり通信トラブルも、常に起こる可能性があります。実際、私も7分間のメインプレゼンテーションの際に、Wi-Fiが落ちてしまい、焦った経験があります。

それと一番残念なことは、名刺の交換ができないことです。そして、身長や体格がわからないため、相手の特徴がなかなかつかめません。

*メリット

何といっても、移動しなくていいということですね。移動時間の短縮と交通費の削減、そして天候も、交通トラブルの心配も無いのが最大のメリットだと思います。そして何といっても、最大のメリットは、逆にどこへでも移動できるということ。国内はもちろん海外にいても、ミーティングに参加できることは今まででは絶対に考えられないことでした。

■人材紹介業について

以前は、求職者とは、必ず直接会って面談を行っていました。最近は、ほとんどオンライン面談を行っています。求人会社の募集説明会も、リアル開催でした。こちらも、ほぼ100%オンラインで行われています。但し、個別に求人会社を紹介された場合は、直接会社を訪問して、会社や経営者の雰囲気をつかむようにしています。また、入社のための選考も、オンライン面談が増えました。

*デメリット

求職者との面談を行う際、上半身しか見えないため、その方の仕草や挨拶の仕方などが全くつかめません。あるいは、もしかしたら、よれよれのスーツかもしれませんし、靴もちゃんと磨かれてないかもしれません。画面上でしか相手が確認できないのが最大のデメリットです。

*メリット

移動時間の短縮交通費の削減が、最大のメリットです。面談時間も、リアルであれば、夜はせいぜい18時か19時くらいまでが常識的な時間設定だと思いますが、オンラインであれば、21時くらいまでは、面談も可能になります。また、他には、どんなに離れた場所にいる方でも面談可能になります。先日も、ハワイ在住の方が、日本の企業に転職を希望され、オンラインで面談をさせて頂きました。

■結婚相談業について

結婚相談を始めて約1年になります。これまで何度かは、新宿京王プラザや、品川プリンスでのリアルなお見合いに立ち合いもしましたが、ほとんどのお見合いは「ZOOMお見合」が主流になっています。

*デメリット

就活面談と同様、上半身しか見えないので、その方の仕草や身だしなみが分からないのが最大のデメリットですね。身長や体格も分かりづらいです。ホテルのラウンジでの会計の仕方などでも、性格や癖がわかるものですが、それが全くわからないのがデメリットです。

*メリット

何と言っても、時間の節約です。リアルのお見合いであれば、おそらく都内周辺に住んでいる方でも、半日はつぶれます。しかし、オンラインお見合いでれあば、もし時間の調整がうまくいけば、1日に最低2人から最高4人くらいまでお見合いが可能になります。また、夜のお見合いも可能になるため、気軽にお見合いが出来ることになります。オンラインでお見合いして気に入れば、次回は直接会えば良いので、効率良くお見合いが可能になります。また、遠方の方とのお見合いもできるのは、大きなメリットだと思います。

*婚活イベントについて

先日、婚活イベントをオンラインで行いました。男女それぞれ6人ずつ。初めは、全員でリレー式自己紹介を行い、その次は、二つのブレイクアウトルームに別れ、そして最後は2人ずつのブレイクアウトルームに分かれて話をしてもらいました。リアルでは、二人ずつに分かれて話をする場合、隣の話が聞こえたり、席を移動するのが大変ですが、オンラインであれば、スムーズに組み合わせができ、また完全に二人だけになれるのは、とても大きなメリットだと思います。

■セミナーについて

セミナーもすっかりオンラインが主流になりました。今年の1月も会場を予約してセミナーを行う予定でしたが、やむなくキャンセルし、オンラインで行いました。

*デメリット

講師として話をする場合、受講者は音声をミュートにして話を聞くことになります。そうなると、こちらからの一方的な話になり、受講者の反応がわかりません。しかも人数が多いと、画面に全員の顔が写らないので、なかなかやりずらいのが本音です。また受講者同士で名刺の交換もできないのが残念です。

*メリット

やはり移動時間が無いのがメリットです。それと、最大のメリットは「ブレイクアウトルーム」の活用でしょう。席を移動せず、様々な組み合わせでメンバーの入れ替えが可能になります。そして名刺の交換ができない代わりに、オンライン上で、FBの友達申請などもできるのはメリットです。

リアルの場合は、会場の予約が必要です。事前に、参加者人数を把握することが必要です。その点、オンラインであれば、当日になって、人数が増えても、あるいは減っても気にする必要がありません。しかも参加者はどこにいても参加できます。

■まとめ

ZOOMなどのオンラインツールは、最強のコミュニケーションツールだと思います。会議はもちろん、家族間や友人同士のコミュニケーションにも使えます。Lineのアドレスの交換もできます。PayPayで、オンライン上でお金を送信できたときは、本当にびっくりしました。

*パソコン

今年、今まで使っていたノートパソコン(10万円くらい?)を、25万円くらいのパソコンに買い換えました。値段が2倍以上するので、ちょっとためらいましたが、やはり高いだけのことはあると思います。まず、何と言っても軽くて丈夫だということです。常に同じ場所で使うのであれば、デスクトップが使いやすいわけですが、やはり移動を考えるとノートパソコンになります。もちろん性能もアップし、ストレスなく使えます。

*Wi-Fi

最近、余りにも、Wi-Fiが不安定なため、Wi-Fi環境を替えました。肝心の自分のメインプレゼンテーションの途中で、落ちてしまったのです。これまでは、スマホ系のWi-Fi環境をケーブル系(もともとケーブルTVと契約有り)に変えたところ、全くストレスなく使えるようになりました。これまでの解約に手数料が発生しましたが、安定した環境に変えるには仕方ないとあきらめました。

*シェアオフィス

現在、自宅(町田)でのオンラインによる仕事が中心ですが、どうしても都内での打ち合わせや、ZOOM会議が発生します。そのために、都内にシェアオフィスを契約しました。もちろんWi-Fi環境はばっちりです。ソフトドリンクも自由に飲めるので快適に使っています。自宅とシェアオフィスを使い、近い将来は「国内外ワーケーション」もやりながら、理想的なリモートワークが実現できそうです。





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