第一回:ヘビ女はじめました

めろん畑a go go 琉陀瓶ルンです
今回から時折、本の感想をしたためるブログを始める事にしました!感想文みたいなもの+少しネタバレが出る回もあるので注意

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↑読んでるが全然書いてない2021.3.12現在

寝る!

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自分やオタさん同士でも話すきっかけとかこれをみてライブに来てくれたりしたら嬉しいな!好きなものが同じ人が沢山集まったら一番いい
……読みたいから読むけれど話す人がいないという理由もありますが

〜浄化〜

第一回は高橋葉介先生の『ヘビ女はじめました』を拝読させて頂く事にしました

『ヘビ女はじめました』を読むきっかけはプロデューサーが激推ししていた所から読んでみました まんまとはまっています

作.高橋葉介
作品『夢幻紳士』、『学校怪談』等著書多数

『ヘビ女はじめました』を読むきっかけはプロデューサーが激推ししていた所から知って読んでみました まんまとはまっています

表紙に表題作、ヘビ女ちゃんが描かれている
高橋葉介先生はまず絵柄が大好きです!
話はもちろんだけれど絵だけ見てても楽しい
年代ごとに絵柄は少し変わっているけれど独特な筆での描線が特徴で、かっこいい
あとがきでは絵柄が変わるのがわかるのが恥ずかしいから本作はバラバラに収録したと書いてあるけれど全然気にならずどの作品でもいい
可愛いとか綺麗とか、絵柄を見て本を手に取りがちなので味のある作品も好きだけれど絵が綺麗なことは自分は嬉しい派
読みやすいし、自分がぶれた時に読むようになった 馬鹿馬鹿しく終わったりシリアスに終わったり、こういう表現が自分の中から生まれると良いなと思います

高橋葉介先生は自分の中では不思議な話を沢山描く方というイメージ
裸体や血などもよく出てくるけれど過度な耽美な感じやグロさ、怖さはあまりなく軽め、話に不思議な雰囲気があり魅力的

本作は19作品もはいっている!
頭の中がどうなっているのか覗いてみたい
1ページ開くとカラー絵にてタイトル
初見はヘビ女の話に出てくるのかな?と思ったけれどこの本に収録された作品のキャラクターがカラーになって選抜?で集められたものだった 再読して嬉しい
ショートショート的で読みやすい!
物足りない感じもあるかと思ったけれど沢山の話があるのとス…と終わるこの疾走感がいい 絵のかすれた表現も美しいし、艶のある線も良い!魅入ってたらまず一度目は終わっている。
度々あるお決まりのパターンも挟みつつサクサクと読み進められますね

(『押し入れの少女』より)

表題作に出てくる九鬼くん、
収録作にちょくちょく出てくる
高橋葉介先生の描く美しい女の人達とは関わったら"終わり"になりそうだから近づきたくないけれど、一番ヤバなのは九鬼くんだろう 関わる子すぐ死ぬし…

書き下ろしイラストが各話の終わりに入っているのですがさらっと書かれた感じではじめは直筆と思ってびっくりした 当たり前に違いました。

高橋葉介さんに対してでは無いけれどこういう系統の本(なんと言えばいいのでしょうか?ガロ系?耽美系?幻想系?怪奇系?いつも迷います。詳しい方教えてください)や昔のアニメとかもそうだけれど、何でこうなったとか訳分からなかったりする事が起こることが多々あってそれがなんか面白いです
意味わかんないの大好き!

今回は沢山お話があるので表題作『ヘビ女はじめました』についてかきました
※ これより先にネタバレを含みます



〇ヘビ女はじめました
ー「 あたしヘビ女 こんなんできる 」

という書き出しからはじまる
手や髪の毛をヘビに変化させながら「 こんなんできる 」と我々に紹介してくれます
表紙でも確認できる
ひとりの男が「 おまえヘビ女になったんだ 」と話しかける
この男こそ九鬼である
ヘビ女は「 正体を知られたら殺さなくてはいけない 」と伝えると、
九尾は「スキがあったらかかってこいや 」と余裕な感じで答える これにヘビ女ちゃんが「 おう!」と答えている けなげー いい子かい。

(『ヘビ女はじめました』より)

深夜、普通に眠る九鬼くん
現れたヘビ女は九鬼に襲いかかる!
けれどヘビ女がいじめられていた時九鬼に助けられたことを思い出しとどまる けなげー ないい子かい。2
生きていて人々に溶け込んで過ごしている様に描かれていたが最終ページにていじめが原因で自殺し、ヘビ女になった女の子だったという事実が告げられる
今はヘビ女をやっているらしいこと、その姿は九鬼にしか見えないことが語られる。
冒頭の場面に戻り
ー「 あたしヘビ女 こんなんできる」
〜終〜

しあわせになってほしいがそうなる訳が無い(それはそう)
九鬼はこの女の子が死んでいると知っていて「 スキがあったらかかってこいや 」と余裕な態度、強すぎるのか呑気なのか、はたまた慣れているのかここでは判断しかねるがこの後に続く残りの作品にも九鬼君は多々登場する訳で…続いている話ではなく毎回別のお話として読めるけれどやはり続いていると考えると慣れているのかな?深く考えることでは無いのであろうが九鬼に対して完全に情が湧いている
何度も読み返してこの話が続いたらどうなっていくか…を考えながら読んだりもした
どうあがいても絶望の中に入っていく訳だけれども。

『ヘビ女はじめました』気になった方は読んで感想聞かせてね。読んだことあるみんなは話したいです!ちなみに鶯谷に私たちめろん畑a go goの基地(バー)があるのですがそこでも読めます(現在おやすみ中)

→ヘビ女はじめましたの作品含む『幽』 で15年連載されていたものをまとめた『拝む女』が8月?9月?に発売したみたい!これも読みたい ヴィレッジヴァンガードさんでリリースイベントをさせて頂いている時にみつけて財布と相談して次回に見送りました ヴィレッジヴァンガードさんでイベントしていたら財布が軽くなっちゃうね マジック!

今回は読んだことがある本について書かせて頂いたけれど、おすすめの本ある方は教えてください ここ1年くらいはしりあがり寿先生読んだり動画見たりしている!
まずはしばらくの域を超えたしばらく読みかけのわたしは真悟を読破したいです。(一生言ってんな)
ありがとうございました。また来世〜
めろん畑a go go 琉陀瓶ルン


ー琉陀瓶先生の次回作にご期待下さい

おまけ
ハードコアチョコレート様とのイベントにてこちらを着させて頂きました

(公式サイト様 https://core-choco.shop-pro.jp/よりお写真お借りしました)

諸星先生!怪と幽のTシャツ
1番はじめのねこぢる先生の尊敬する人という認識から読んだ記憶
調べたら『ヘビ女はじめました』の帯も書いていたぽいですね、『ヘビ女はじめました』は『幽』での連載〜いいTシャツといい本


高橋葉介さんが好きなあなたに、おすすめ
めろん畑a go goというグループにて活動しています

IDOL FROM OUTERSPACE 

https://m.youtube.com/watch?v=xeM5KkOeoDY

ロカビリーを基本とした楽曲でライブ活動をしています。ツアーもはじまったよ!気になったら是非来てほしいです。

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