【雑記】描く意義とは何か
夏も終わり、日ごとに秋の到来を肌で感じる日々です。
お久しぶりです、お加減はいかがでしょうか。
風邪などは引かれていませんでしょうか?
私の方ですが、近頃随分と創作活動の発表を行ってないように思います。
私にとって創作意欲というものは、乙女心や秋空のようなものでして、どうやら困ったことに非常に変わりやすいようです。
実のところ、創作自体はセコセコと行ってはいるのです。
ですが、出来上がるものは創作未満の稚拙な落書きな為、発表に至っていない駄文駄筆が溜まっているのが現状です。
これは一体どうゆう事なのでしょうか?
「フォロワーを4桁ににする」と豪語していたあの時の私は一体何処へ行ってしまったのでしょうか?
30歳になりまして、思考が保守的になってきたと言いますか、何をやろうとしてもどうも億劫になりつつあります。
あまつさえ、未来の明るい若い世代の身の上話を聞いていて、辟易してしまっていた自分がいる事に気づいてしまいました。
これはまずい、非常に良くない傾向です。
そう思ってたら、今度はAI制御の神絵師が台頭してきたではありませんか。
遂に、思わず口に出して言ってしまいました。
「俺よりコイツ(AI)の方が絵が上手いじゃないか」
…と!
…最早お手上げです。
創作意欲がしぼんでいた時に「誰でも簡単に素敵な絵を生成できるツール」の到来。
これでは心が潰れてしまいます。
「30年、僕は何をして生きてきたんだろう」
そうとすら思ってしまうのです。
対処法なぞありません。
まずは描く事です。
考える前に手を動かすことです。
悩む前にペンを持つことです。
今までずっと自分勝手にやってきたのです。
今その勝手が「辞める理由」になってはいけない。
僕の生きていた、この30年を無駄にしてはいけないのです。
今ここで投げてしまうと、自己否定と同義になってしまう。
今、僕が絵を描く理由は、「ちっぽけな人生を自己肯定するため」。
たったそれしかないのです。
それでは。
季節の変わり目は体調を崩しやすいのでお気を付けください。
るにさん
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