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カリー10

カリー10の備忘録的レビュー。履く前に期待していたこと、履いてから感じたことを、5つの観点から整理。履くたびに更新する予定。

期待していたことは?

  • 重心は低い

  • 重さは軽い

  • アッパーのコンテインメントは硬い

  • トラクションは強く止まる

  • クッションは硬さ柔らかさの比が6:4くらいの配分

どのような測定値だったか?

  • 重さ:382g

  • 高さ:前足部=約3cm、後足部=約3.5cm

  • 幅:前足部=約11.5cm、後足部=約10cm

  • 硬度:アウトソール=37.5HA,ミッドソール=38HA、FLOW部分38HA、サイドの補強パーツ84.5HA、アッパー31.5HA

試行1回目

  • 重心は低い

  • 重さは、カリー9と比べて少し重めと感じた。カリー1フロトロと比べると明らかに重く感じた

  • アッパーのコンテインメントは期待どおりの硬さ。横方向の動きに対しては、ずれることなく跳ね返した。縦方向の動きは、ズレも含めて殆ど感じなかった

  • トラクションは、コートが埃っぽく乾燥していたこともあるが、滑った。強いステップを踏みにくかった

  • クッションの硬さは、期待どおりの6:4だった。ただし、インソールが柔らかくて厚みがあるため、若干の沈み込みを感じて、取り回しでもっさりした感覚があった

  • 全体としては、期待通りで満足のいくバッシュだった。さらに体験の価値を高めるためには、インソールを交換して沈み込みを減少させること、アッパーを足になじませ、よりコンテインメントを高めることなどが必要。

試行2回目

  • 前後左右の動きに対してフローがどのくらいブレーキをかけるか?9と比べると、ブレーキが聞きすぎずちょうど良い印象。クリーンなフロアでは予測誤差が少なくとまった。ダスティなフロアでは滑りを感じた

  • インソールに厚みがあり、沈み込みを少し感じるが、プレー中にも違和感があるか?それほど気にならなかった。フロアの感覚の予測誤差には影響しない。ただ、フロアがほんの少し遠く感じる。これは強力に接着されていて剥がせないので、使い込んで足のかたちに合うよう変わることを願うばかり

  • アッパーはカリー7を思わせる硬さだが、左右の動きに対するサポート性も似ているか?カリー7のほうが、左右の動きに対するブレなさ、跳ね返す感覚が上だが、近い感覚はある。少なくとも、左右に動いて「柔らかいな」とか、「足が気持ち流されるな」というような感覚はなかった。

  • 1回目は、履いている最中に、足の外側が締め付けられるようで痛かったが、それは緩和されたか?緩和された。左足の小指付近が圧迫されて少し痛むが、それ以外の部分では圧迫を感じなかった。アッパーが硬いなりに変型して緩んでいるのだろう。

試行3〜4回目

  • インソールの沈み込みが気になる。ちょっとだけど動きに遅延が生まれる感覚。もっさりする。この感覚は回数を重ねれば和らぐかと期待したが、いまのところ変わらない。インソールは接着が強力で剥がせない。

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