RTAイベントでの解説の決め方


はじめに

この記事ではRTAイベントに当選した走者の解説の決め方を話す。
解説の決め方がわからない人、
これからRTAイベントに応募するが当選した時解説どうしようと考えている人。
或いは見ているだけだがこの解説という存在はどうやって決まっているのだろうと疑問を抱いた人は読んでみて欲しい


解説の定義

RTAイベントで実際にゲームをする人(走者)とは別に、見ている人に向かって喋る人を解説と呼ぶ、という定義で進める。
必ずしも必要ではなく、走者が一人で喋っても良いのでまず解説が本当に必要かどうかを考える必要がある。

解説の必要性

解説を用意する前に自分で走りながら解説できないか?
を考えてみてもいいと思います。
自分が考える、走者が一人で喋るのが難しいゲームの特徴
・ゲームスピードが比較的遅い
・ゲーム画面の情報量が多い
・目標タイムが比較的長い

・ゲームスピードが比較的遅い
意外に思うかもしれないが、遅いほうが一人で喋るのは大変です。
もし早い場合、今している事の説明で手一杯になります。
この場合喋る内容と操作が常にリンクしているような状態になるため操作ミスは起きにくいです
一方ゲームスピードが遅い場合間を埋めるために、少し先のことを話したり、飛ばしたシナリオの話をしたりします。
このように喋る内容と操作がズレる場合、操作ミスが増えます。

・ゲーム画面の情報量が多い
これも同じで、ゲーム画面を集中して見る必要があるため喋っていると集中力が削がれて見落としが起き、ミスに繋がります。
またゲーム画面に現れていないが、把握しなければならない数字も実質ゲーム画面の情報量みたいなものなので、こういうのがあると更にミスが増えます。

・目標タイムが比較的長い
長いという事は、たくさん喋る必要があります。
一方、走者のあなたはずっとコントローラーを握っており、例えば飲み物を飲む機会とかはコントローラーを置いてもいいタイミングに限られてしまいます。
喋り慣れていない場合、大体1時間も喋ると喉が痛くなるでしょう。

もちろんこれらに該当しないゲームでも、一人で出るのが不安だとか、どんな理由であっても解説を用意していいです。
イベント主催側からの指定に沿ってさえいれば解説を用意する事に特別な理由は必要ありません。

解説を決めるのは走者

基本的にイベント主催側で解説を決めることは、ごく一部のイベントを除いてありません。
解説を誰にするかは走者であるあなたが決める事です。

イベント映えを意識してゲーム知識やRTA経験よりも喋りの上手さや容姿や実績を優先して解説を選ぶという考えもありだとは思いますが、少なくても慣れないうちは辞めたほうがいいです。
前提として、あなたは走者であり、ゲームプレイを本番に向けて仕上げる必要があります。
解説と親しくなければコミュニケーションを取る手間が発生し、RTAイベントに詳しくなければその作法を教え、ゲームに詳しくなければそのゲームの知識をあなたが教える必要があります。
本番に向けてゲームプレイを仕上げる作業とは別にこれらの行為を行うのは大変だと思います。

もし解説が必要だが頼めそうな人がいない場合、RTAイベント解説の請負をしている方もいらっしゃいます。
こういう方に相談してみるのもいいでしょう、ただし必ずしも受けてくれるとは限りません。

解説請負の例

https://note.com/discordjinro/n/n68b27449906b

注意点として、よく知らない人に直接解説させてくださいと言われた場合は警戒した方がいいです。特に大きなイベントほど、何らかの形でイベントに関わりたいという人が増えます。
そういった人が真っ当に解説できるかは解らないからです。
もう一度言いますが解説はあなたが決めるのです。
他の人に決めさせてはいけません。

解説と何かしらのトラブルが起きた場合、最終的には走者が一番損をします。
決め方は慎重すぎるくらいでちょうどいいと思います。

おわりに

実際の所走者はゲームをちゃんと走ればなんとかなります。
解説どうしようなどとびびらず応募し、イベントに参加しましょう。

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過去にRTA in Japanに3回走者として出ました。見てください。

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解説の相談くらいは乗れるかもしれないです。
https://twitter.com/runasoru
https://misskey.io/@runasoru




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