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野良犬?

今日も1日が始まった。
お弁当を作り、子供を無事に幼稚園へ送り届け、
掃除機をかけ、皿を洗い、一通り片付けたら、
ラジオ体操と軽い瞑想をした。

この朝の流れが、本気のルーティンになればいいなと他人事のように思う。
飽き性で、コロコロと決め事を破ってしまう私にとって、もはやそれがルーティンみたいなもんである。

仕事へ向かい、いつものようにお客様をもてなす。そして品切れになっていたプリンとティラミスとNYチーズケーキを合間に作り、またその合間に店主の話しに相槌をする。

・・・・・・・・・・

夜、お風呂あがり、
散歩しながら自販機へ炭酸水を買いに家を出た。街頭も車の通りも静まりかえった道をてくてくと「今日も1日頑張った自分!」と1日の終わりを感じながら呑気に歩いてたら・・

民家の脇道から、わ!っと犬が出てきた。

流石に、このご時世、いくらこの田舎でも放し飼いの犬などいないでしょう・・・と、通り過ぎようとしたら、繋がれていないし、よく見ると首輪もしていない・・放し飼いなのか野良犬なのか・・
ワンワンと吠えてこちらに向かってきたもんだから、もうビックリ!
悲鳴を上げるも誰も来ない、今度は飛びかかってこようしたので私はさらにパニック!
なぜだか、咄嗟に出た言葉が「NO!!!」と犬に向かって英語を叫ぶ始末。
近くだから良いかと思い携帯を持たずに出た自分を悔やんだ。あーどうしよう・・
・・もう、しょうがない
人の家に助けを求めるしかないと、人の家に入って塀に隠れ様子を伺うと犬は離れたり、向かってきたりを繰り返す。
あー人の家に入ったものの、家の中から様子を見にくる気配もない・・
どうしようと立ちすくんでいると、車が2台連続に現場となる道を横切った。
そのうちの1台を運転するおばあちゃんは、私を不思議そうな目で見ながら過ぎていった。

そりゃ不思議だろう、塀に隠れて動かない人、
近所で見たことない人(引っ越したばかりで、地元民でもない私・・)怪しかろう。

この車が通り過ぎて、犬も道に出て来ないことを確認して、街灯のある道路へ走った。

そしてまた、40代の風呂上がりの女が小走りに向かって来るのを不思議そうにウォーキング中の男性に見られる・・
何事?と思われました。

私は必死にその場所から離れ、自販機で炭酸水を買い、遠回りだけど墓地と公園がある通りを早歩きで家に帰りました。

この出来事を早く主人に伝えたかったのに、
お風呂入っている・・あー例え携帯を持っていたとしても、同じことだったか・・

タイミングを改め、主人に野良犬がいて、噛まれるところだった、怖かったと伝えたら、
しらーっと「野良犬なんて今どき居るんだね。」の一言だけ。。
相変わらずの、人の出来事に共感の心情を想像できない人だと残念な気持ちになる。

そんな一日の終わりを受け止めました。
街頭の少ない夜道はもう歩かないと強く思い眠りにつきました。


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