runa

なんか小説を書いてますが...そんなくらいでしょうか。一応JKではあります。 カクヨム…

runa

なんか小説を書いてますが...そんなくらいでしょうか。一応JKではあります。 カクヨムでも書いていますので、ぜひ見てもらえれば幸いです。 書く頻度は遅め。 https://kakuyomu.jp/users/hamster-Altair

マガジン

  • 転生したら美少女だらけのハーレム学園に!?

    転ハレです。

最近の記事

第7話:イヴォの戦力

「君って...イヴォって名前か?」 俺がそう聞くと、その男は驚いた顔になった。隣にいるアリシアもその名前を聞いて、驚きの表情になる。 「おまえ、なんで知ってんだよ...俺のファンだってことか?そろそろ有名になってきたんだな」 「ぜんぜん違うけど...やっぱりそうだったんだ...」 俺は...わかってしまった。 俺は...前世にプレイしていたゲーム、ルナティックファンタジーの世界に... どうやら転生してしまったようだ。 ヴォオオオ!!! その時、大きな咆哮がこの部

    • 第6話:ダンジョン1層

      懐かしいという感情が自分に植え付けられた。なぜなのか?なんでだろうね? 俺の周りからは鳥の鳴く音が聞こえ、下を向くと浅めの川があった。 しかし、この中は地下で、国にあるダンジョンのうちの一つだった。 俺とアリシアは、実践形式で魔物を倒す練習をするためにその国にあるダンジョンのうち一つの1層に来ていた。 「スライム可愛い〜」 「だね〜。持ち帰りた〜い!」 過酷なダンジョン探索...ではなく、まるでピクニックのような雰囲気で俺とアリシアは世間で最弱と言われているスライムを捕

      • 第5話:なにか特別な感情を

         部屋からオレンジの光の明かりの光と可愛めの唸り声が聞こえる。  部屋の中には一つの大きめの机に隣り合って学習するリオとアリシアがいた。 リオはなんにも問題なく勉強を勧めていたが、アリシアは少し前から疲労しており、とうとう机の上で腕を組み、寝転んでしまった。 「ううう。難しい...」 「うん?どれどれ...」  俺がアリシアの見ているテキストを覗くと、そこには社会分野のページが開かれていた。 内容は3大宗教のページが開かれていた。確かにこの世界では学習が前世よりも遥かに

        • 第4話:アリシアは伯爵令嬢?!!

          「え?」  先程に出した炎の鎖が、一気にホロホロと崩れ落ちていく。  魔法陣に異常があったのかと思い、魔法陣を確認する。  もちろん、以上など存在はしない。そうなれば、考えられるのは外的要因のみ。 「ああぁ...これはヴァレンティノ伯爵様」 「と、父様?!」  アリシアが父様?と言った。へ?  レアード男爵の方へ向くと、白い服を纏う一人の剣士がいた。  その剣士の第一印象は怖い。貫禄のある顔面に、がんぎまりの目、彼の持つ剣は大剣と言っても過言ではない大きさをしており、

        第7話:イヴォの戦力

        マガジン

        • 転生したら美少女だらけのハーレム学園に!?
          8本

        記事

          第3話:男爵の男が俺の初めてを奪いに...

          朝の日差しをくらい、俺はうわっと思いながらも漁港に来ていた。 なぜ漁港にいるんだ?と思うだろう。 すこし前まで、毎日野宿のサバイバル旅をしていたのだが、ずっと野宿、ずっと野生動物の肉だとちょっと飽きてくると俺がポツリと言うと、アリシアが街の宿に泊まろうと言ってきたのだ。 お金がかかるのではないかと思い、遠慮すると、アリシアが持っていたリュックサックの中から、無限と言ってもいいほどのお金がなだれ出てきた。 これ以上あると戦闘の邪魔ということで、結局泊まることにした。で、泊まった

          第3話:男爵の男が俺の初めてを奪いに...

          第2話:少女との邂逅

          冷や汗が背中を伝うのを感じた。巨大な狼のような魔物――鋭い赤い目が私を狙い定め、低く唸り声をあげている。大地にめり込むほどの重たい足音を一歩一歩響かせながら、距離を詰めてくる。 「くそ……!」 頭が真っ白になる。この状況で冷静でいられるわけがない。目の前には異世界特有の魔物がいて、私はひとりぼっち。前世ではごく普通のサラリーマンだった自分に、こんな戦いを乗り越えることができるのか? だが、魔法を覚醒させた今の自分なら――少しでも可能性はあるはずだ。 「やるしかない……!

          第2話:少女との邂逅

          第1話:異世界での新生活 [転生したら美少女だらけのハーレム学園に!?〜俺、いや私は最強、でも可愛い子には勝てない〜]

          目が覚めてから何時間経ったのか、もうわからない。異世界――そう自分に言い聞かせながら森の中を彷徨い歩いているけれど、正直なところ現実感がまるでない。この世界の空気は前世とはまったく異なり、澄んだ大気が肺に深く染み渡る。空を見上げれば、雲一つない青空が広がっている。鳥のさえずりも前世では聞いたことのない種類だろうか。すべてが鮮やかで美しく、非現実感に拍車をかける。 「本当に……ここは異世界なのか?」 言葉にしてもまだ実感が湧かない。けれど、この体――この自分が、すべての現実

          第1話:異世界での新生活 [転生したら美少女だらけのハーレム学園に!?〜俺、いや私は最強、でも可愛い子には勝てない〜]

          プロローグ [転生したら美少女だらけのハーレム学園に!?〜俺、いや私は最強、でも可愛い子には勝てない〜]

          ――気づいたときには、もう終わっていた。 僕はその瞬間、すべてを失った。仕事に疲れ、ただ日常の流れに飲み込まれていたサラリーマンの俺が、今こうして、見知らぬ世界の広がる大地の上に立っている。 「ここは……どこだ?」 薄暗い森に包まれた景色。見渡す限り、高くそびえる木々と、足元には苔むした大地。風は冷たく、湿気を帯びている。東京の喧騒からは考えられないほどの静寂が、耳を支配していた。足元に目を向けると、そこには見慣れない服――なんだ、このスカート? そして、この小さく細い

          プロローグ [転生したら美少女だらけのハーレム学園に!?〜俺、いや私は最強、でも可愛い子には勝てない〜]