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褒められすぎるのもよくない

小さい頃から、よく褒められた。
とても愛されて育った子供だった。

末っ子だから可愛がられたというのもある。
勉強はできるほうだし、運動も得意で、容姿にも恵まれている。
性格はまぁ、いいところもあるし悪いところもある。(みんなそう)

今は「褒めて伸ばそう」みたいな空気があるけれども、それは
「怒ってばかりはやめよう」とか「いいところがあったらちゃんと認めてあげよう」といった意味であって

なんでも褒めてりゃいいというわけではない。
特に、他のきょうだいを下げてまで子どもを褒めるべきではない。絶対に。
小さい頃から、本当にそれが嫌で嫌で仕方がなかった。

まあ別に、私だって全て褒められてたわけじゃないし、徹底的に否定されたこともあるんだけど


私は褒められて可愛がられて育ったせいで
褒められることがデフォルトになってしまった。

褒められることをするのが正解で、
褒められないときは私に価値は無いんだと思っていた。
常に周りの期待を上回ることが当たり前で、
私にとって目標とは最低限のラインなのである。

目標は達成して当たり前で
達成できない自分は存在してはいけないと思っていた。

今でもそう思ってしまうときがある。
幼少期の影響って半端ない。

別に
もっと否定してほしかったわけじゃない。
ただ
もっと冷静な目で見てほしかった。

無条件に私を肯定しないでほしかった。
そして、怒るのではなく叱ってほしかった。

いまでも続いている。
きっとこの歳になってもそうなら一生変わってはくれないんだろうな。

なんなん。

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