お店とお客は対等です

商売とは価値とお金を交換しているだけでそれ以上でもそれ以下でもありません
だからお店は「買っていただいている」わけでもなくお客も「買ってやってる」わけではないんですね

ではなぜ商売人はお客に対して下手(したて)に出るのでしょうか?
答えはカンタン、そのほうが売れやすいからです

これもただそれだけで上も下もありません

ですが世の中にはそれを真に受けて「客のほうが上」と思い込んでいるヤカラが非常に多いです
前回の「小中学生レベル~」に通じるお話です
「いや私はそんな横柄な態度はとらない!」と言ってる人でも無意識レベルで見下してる人のなんと多いことか・・

例えば当店では同業他社が通常扱っている商品のいくつかをあえて販売していません
問い合わせの際にそのことを伝えると「・・じゃあ何があるの?」と呆れ顔でうす笑う人がいます、高齢男性に多い印象ですね
これも「買ってやると言ってるのに扱ってないなんて馬鹿じゃないのか」という気持ちが根底にあり、そのまま言葉にするとトゲがあるのでやんわり表現しているにすぎません
こっちは何十年も接客業をやっているベテランです、そんな薄っぺらい取り繕いなど瞬時に見抜いてしまいます

先日書いた「開店前に注文してくる人」などもそうですね
「買ってやるんだからさっさと店開けろ」と言ってるんです

繰り返しますが商売は等価交換で上下関係はありません
売る側が下手に出ているのは単なる戦略でそれを真に受けるのはたんに幼稚なだけなんです
そんなことも理解できないヤカラはまともに相手をする必要はありません

ここをしっかり押さえて腐らず頑張りましょう

ではでは


 

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