マイコプラズマ肺炎にご注意を
現在、都内でマイコプラズマ肺炎が急増しています。マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニエという特殊な細菌による呼吸器感染症です。以下にその特徴と重要な点をまとめます。
マイコプラズマ肺炎の急増⬆⬆
マイコプラズマ肺炎の患者数が急増しており、大流行した2016年以来の水準に達しています国立感染症研究所の調査によると、8月11日までの1週間で全国500か所の医療機関から報告された患者数は1医療機関あたり1.14人となり、8年ぶりに「1人」を超えました
急増の理由
1.季節性: マイコプラズマ肺炎は秋から冬にかけて増加する傾向があります
2.長い潜伏期間: 感染から発症まで2〜3週間かかるため、気づかないうちに感染が広がる可能性があります
3.軽症での行動: 症状が軽い場合、感染者が気づかずに外出し、他人に感染させてしまうことがあります
4.集団生活: 保育園や学校など、接触が長い集団生活の場で感染が拡大しやすいです
5.免疫力の低下: コロナ禍での人流制限により、細菌やウイルスに対する免疫力が低下した可能性があります
感染リスクと注意点⚠
主に7〜14歳位の子どもに多い病気でしたが、現在では大人がかかることも珍しくありません。高齢者では典型的な症状が現れにくいという特徴があります。発熱や咳などの一般的な症状が軽度であったり、まったく現れないこともあります。
マイコプラズマ肺炎の特徴的な乾いた咳が現れる場合、咳が長期化しやすく、回復に時間がかかることがあります。
また、免疫機能の低下や基礎疾患の存在により、若年者に比べて重症化しやすい傾向があります。胸水貯留や呼吸不全を引き起こし、入院が必要になることもあります。
コロナ禍での人流制限により、細菌やウイルスに対する免疫力が低下した可能性があり、注意が必要です。
予防と対策
マスクの着用や手洗いなどの基本的な感染対策を徹底する👋
症状が現れた場合は早めに医療機関を受診する🏥
適切な抗菌薬による治療を受ける💉
マイコプラズマ肺炎は適切な治療を受けないと長引く可能性があり、まれに重い合併症を引き起こすこともあるため、注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎はかつて中学生だった兄、高齢者のおじいちゃんが罹患したためわたしにとっては身近な疾患です。兄は治療を終えた後も長い咳に苦しみ、おじいちゃんは重症化しないか本当に不安でした。決して軽くみてはいけない病気です。わたしもこれから都内に行く際にはマスク着用を心掛けようと思います!
参考文献
ハッシュタグ
#マイコプラズマ肺炎 #都内#感染拡大 #マスク手洗い #注意