(VOL.2)LE CORBUSIER/ル・コルビジェ
さてはて。ル・コルビジェ先生といえばARTに詳しくなくても名前を知っている人は多いのではないかしら。こういう王道の芸術家のカードが出た時、わたしはそこいらの意味も含めて解釈します。このカードは(VOL.1)でちらっと述べましたが、我が店の12月について<総合>の方で引いたカードでした。
ル・コルビジェが出た段階で、王道を行けって感じがするが、詳細を見てみよう。
わたしがこのORACLEを「ふざけ半分で引くのがいい」と言ってるのはこういう部分にある。笑。「あなたの名前をコンクリートに書きなさい」というのは行為そのものではなく、ル・コルビジェという芸術家そのものを踏襲したちょっとしたウイット。笑。でもその”とんち”の中にもヒントがあるので、
まずは生き様を見てみよう。
近代建築の三大巨匠と言われるル・コルビジェ、ここに「Go big」を感じるか。
わたしは12月、しかも店の経営という角度でこれを引いたので「思い切りやりなさい」と解釈したけれど、引く人の局面では「著名性そのもの」へ向かう言葉かも知れません。
またこの5行を読むと✏️マーク<仕事>における「コンクリートに名を刻みなさい」というのは「合理性を優先した現代的な仕事をせよ」と解釈することもできる。
なお個人的に「思い切りやって家に帰れ」という最後のメッセージは「半径3メートルの暮らし」にメンションしようとする今の気分に大変マッチししていた。
以下余談。
マッチしていたなあと思ったのはこんな気分で店を今やっているから。
なお「Go home」についてどういう意味なのかなあと考えると、
ル・コルビジェがたくさん誰かの邸宅を作っているからかなあとも思う。
こうやって大きな都市計画に携わりながら誰の邸宅を作り続けたコルビジェは、
まさに「大きくなって家に帰った(Go big and go home)」人なのかも知れないね。
ちなみにマガジンのタイトルを「パラドックスな」としているのは、一見「Go big」と「Go home」は共存できないように見えるから。
そういうワードチョイスが、このART Oracleには多く、そこが気に入ってる。
嬉しいです ( ´ ▽ ` )ノ