ざんねんないきもの展2@サンシャイン水族館
『伝え方が9割』という本があります。
2013年に発売されたベストセラーです。
当初、この本を読んだ中で、へぇ〜と感心したのが、頭の中をそのまま言葉にしない、ということ。
例えばデートに誘いたい時に、自分の頭の中をそのままに
「デートしてください」
と言葉にするのではなく、相手のメリットを織り込んで
「今度、驚くほど美味いイタリアンを知っているのだけどいかない?」
と、いう言い方に変えるというもの。
逆に、デメリットを織り込んで、
「芝生に入らないでください」ではなく、
「芝生に入ると、農薬の匂いがつきます」
という風に言い換えるという手段もあります。
そして、この伝え方が上手いなぁと感心した中に、
『ざんねんないきもの事典』という本があります。
いきものの生態を伝える工夫が、ついつい人に話したくなってしまうような内容になっています。
この大人気となった書籍とサンシャイン水族館がコラボした
「ざんねんないきもの展2」に行ってきました。
2なのは以前にも開催されていたためです。(この時の展示がまた大人気でした)
まず、この展示をみてください。
書籍の世界観を実際の展示にする時、あなたなら、どうしますか?
いヤァ。本当によく工夫されていると感心しました。
書籍も人気で、何冊も続編がでている中、どの生物を展示するのか決めて、さらに、どのように展示するのか、よく考えられていると思います。
こんな風になっていたり…
伝えたい内容と、伝え方。
本自体も、すごく工夫されていて、大人から子供まで楽しめる内容ですが、
ハリセンボンの針を本当に数えちゃったり(数えた個体は359本!)
今回の、コラボした展示も、ものすごく楽しめる内容になっていました。
ちなみに、タイトル写真は「口からおしっこをする」と書かれていた
スッポンです。
今回の展示のポスターなどのキービジュアルは
アマゾンツノガエル。
どのような点が「ざんねん」と表現されているのか、気になりませんか?
他にも楽しい生き物がいろいろです。
プレゼンの勉強にもなる展示会でした。