パステル画：「どこにいても自分の居場所はあるんだヨ」と教えてくれた、ツワブキの花達

初めて山陰地方を旅していた時、行く先々の道沿いに黄色いツワブキに花が咲いていた。

ツワブキの花は、私が育った紀伊半島の先っぽの、太平洋に面した海岸線にも咲いていたので、日本海側で見た時は無性に懐かしかった。

そして何となく黄色い花に見守られている安心感を感じたのを覚えている。

このパステル画は、その旅の途中に描いた。

知らない土地の秋の夕暮れ時、ツワブキの「黄色い花」を見ていると・・・どこからか「大丈夫、ここにいていいんだよ」と言う声が聴こえたような氣がしてホッとした。