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僕が他大学院進学した理由

こんにちは。るまんどです。

 本日は他大学院進学した理由について僕の経験を交えながらお話ししていきたいと思います。

1、大学までの自分

 はじめに、私の経歴について簡単にお話しします。

 私は高校時代、自称進学校と言われる高校に通っていました。しかし、当時は勉強に全く興味が無く、毎回テストで赤点にギリギリになるかどうかの瀬戸際をさまよっていました。現役に受けたセンター試験もさんざんで、合計450/900点と無残な結果で終わってしまいました。

 当然国立大学を合格することも無く、私立大学(偏差値45~46くらい)に入学しました。入学後も当然モチベーションは無く、授業をさぼり、友達とゲームをして過ごしていました。しかし、ある理由で他大学進学を決心し、勉強に目覚めました。

2、他大学進学理由~有機化学の出会い~

 私は、化学は好きだったのですが当時はそこまで得意では無く、化学=暗記というイメージが強く、テストも全て暗記で乗り切っていました。

 しかし、大学で有機化学の反応機構を学ぶ授業(ものすごく簡単に説明すると、数学の証明のような授業です。)を受講した際、僕の中で化学=暗記というイメージが無くなりました。

 その授業では成績を決めるためのテストが2回あります。一回目のテストはもちろん暗記で挑みましたが、望むような結果が得られませんでした。

 しかし、回答をみると明らかに使用する試薬が当たっている部分があり、先生に抗議しに行きました。先生は「試薬を入れる順番を記載していないので点数を与えられない」と一括されました。

 試薬を入れる順番を間違ったら反応が進行しないケースも多いので、今思えば当たり前だろうとは思いますが、当時の私はとても悔しく、絶対先生に減点されないような回答をしてやると思い、勉強に励みました。

 今までの暗記に頼る勉強をやめ、反応機構の本質を理解しようと思い、常になぜこのように反応が進行するのかを考えながら勉強に取り組みました。

 その結果、最後のテストでは満点を採ることができました。この経験をきっかけに、世の中に様々な化学反応はどのような機構で反応が進行するのだろうと興味を持ち始め、有機化学をもっと学びたいと思いました。また、授業を通して学んだ薬の薬効にも当時、興味がありました。

 そこで私は大学院に進学して、有機化学の手法を用いて医薬候補化合物を合成して、その化合物に薬として機能するかどうかを生物学的手法を用いて評価したいと思いが強くなりました。

 しかし、私の大学では、有機化学と生物学を同時に学べる研究室が無かったので、他の大学院も視野に入れようと思いました。様々な大学院を調べて、私が卒業した大学院であれば、私がやりたいことが出来ることが分かり、他大学進学を決意しました。

3、最後に

 私は、自身がやりたい研究をやるため、他大学院進学の目指しました。

 今大学生の方で、やりたい研究とかが無い方もいるかもしれません。私自身、反応機構の授業も最初は単位のために受講でしたが、最終的には自身の専門になりました。

 なので、好きな研究・やりたいことを見つけるために、自分がちょっとでも興味を持った授業は受けた方がいいし、面白いと思った本は読んだ方がいいと思います。そうすることで今以上に選択肢も増え、自分のやりたいこと・やりたい研究にも近づいていけると思います。

 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。