“同級生コンビ”に惹かれやすいという話
普段、芸人さんのYouTubeを見ることが多く、特にニューヨークのYouTubeはほぼ毎回見ています。
その中でも好きな回が、この回。↓↓↓
サムネの通り、ニューヨークの2人が
「幼馴染コンビと養成所コンビのどっちがいいのか?」ということをただただ話しているだけです。
ニューヨーク自身は養成所で出会って組んだコンビなので、幼馴染だとこういう良いところがあるとか、逆に仲悪くなった時どうだとかそういう話をしています。
この前ふと、
「私が今まで好きになったコンビ、みんな同級生コンビだなぁ」
と気づいてこの記事を書こうと思ったんですが、ここからは自分なりに同級生(幼馴染)コンビの良さを考えていこうと思います。
記事タイトルの誤解がないように言うと、同級生コンビだから好きなのではなくて、好きになったコンビに同級生コンビが多かったという事です💁🏻♀️
Google先生によると、幼馴染って10歳までに友情を築いてた人のことらしいので、ここからは同級生という表現にします。同級生じゃなくて、地元の先輩後輩とかもあると思いますが、全部ひっくるめての”同級生”だと思ってください(意味不)。
というか、このニューヨークの動画では大学時代に出会った人とかは幼馴染側にカウントしてるんですが、そこら辺は正直曖昧ですよね。個人的には、お笑い芸人になろうと決めてから出会っているか、それとも出会った後に(一緒に)芸人になろうと決めているかの差だと思っているので、最近多い、お笑いサークルで知り合ったみたいな出会い方(令ロ・真空・さすらい…)は本当に微妙なところだな〜と思ったりします。さじ加減。
とにかくここからは、私が思う同級生コンビの魅力や良いところを書いていこうと思います。
同級生コンビの一番の強みは、なんと言っても2人でのエピソードが多いということにあると思います。
バラエティ番組の平場でエピソードトークを芸人さん達がすると思うのですが、その時大体のコンビはそれぞれの個々のエピソードもしくは仕事をしている中でのお互いの話をすることが多いです。たまに相方のプライベートの事のエピソードをもう一方が話していたりすると、「あ、このコンビは仲が良いんだなぁ」と思ったりします。ちゃんと出来事を共有してるのは偉いなぁと。
同級生のコンビは、根本的に2人セットのエピソードの量が多いです。学生時代の分があるのでそりゃそうですよね。これって平場においてすごく武器になると思います。それが面白いかどうかは一旦置いといて、「中学の時の話なんですけど、相方が……」って切り出しやすくて良いなぁと感じます。変なやつエピソードって自分からじゃ言えないので、そういうのが学生時代に貯まっているとそれだけでコンビの話のネタに出来てすごく得です。
話のネタが多いというメリットが発揮されるという意味では、もう1つ、”ラジオ”があります。
ラジオはテレビ番組とは違って、ほぼコンビ2人の掛け合い(フリートーク)が中心になります。リスナーからのお便りやコーナーはもちろんありますが、結局それもそれを元にして2人で話さなきゃいけないので、その時に学生時代の話などが出来るのは良いですよね。
また、ラジオって他のメディアに比べて芸人さんの人柄や雰囲気が一番出やすい(素に近い)ところでもあると思います。
そう考えた時に、同級生コンビは雰囲気がラジオ向きだなぁと思います。話のネタが多いという意味でも、学生時代の思い出話というのはラジオで盛り上がりやすいテーマの1つです。そのコンビの関係性がわかりやすいし、それぞれの人柄も出やすい話題の1つだと感じます。それが出来るのはやっぱり同級生コンビの大きな強みの1つですね。
私は普段ストレッチーズというコンビを応援していますが、ラジオを聴いてより好きになったファンの一人です。具体的には、2人がずっと内輪の話しかしてないところにハマりました。
※ストレッチーズは高校・大学の同級生で組んだコンビ。高校のバスケ部で出会い、そのまま同じ大学に進みそこでコンビを組んで一緒にプロになっています。
GERAにまだ残ってるので聞いてもらえば分かるんですが、最初の方はもうほとんど高校の話やバスケ部の話ばかりしてます。もちろん2人しかわからない事なんですが、なぜかそれがめっちゃ面白くて大好きになりました。なんかどっかの回で、高校の同級生達がどこの大学にいったのかをただひたすら思い出すだけの時間がありました。なんだその時間😂
実は、この男子校の話ばかりするでお馴染みのラジオが、”くりぃむしちゅーのANN”の再来だと一部界隈では言われているらしいです。
私も今まで全然知らなかったんですが、リスナーはみんな私と同じようにこういう内輪ネタを求めているんだとわかり、嬉しかったです。(最近あまりしなくなってきて寂しい…)
もう1つ、同級生コンビのメリット。
それは、地元関連の仕事が入ってきやすいことだと思います。
同級生ですから、もちろん出身も同じです。
そうすると、その県や市からの仕事が入ってきやすいなと思います。
もちろん、養成所コンビのように地元が違っても入ってくるとは思います。ただ、それには結構その人に地元イメージが強いか、もしくはその県(市)の出身の有名人が少ないかが大事な気がします。実際、錦鯉は北海道で番組が始まったそう(アメトーーク!情報)ですが、長谷川さんには北海道のイメージがすごく強いですよね。そういうのがないとなかなか難しいと思います。
ただ、同級生コンビだと2人ともその地元出身である為、よりオファーが来やすいです。
ローカル番組なのか、◯◯大使的なやつなのかはわかりませんが、何にしろそういう仕事が増えるのは嬉しいですよね。
ファンとしては、自分の出身地もしくは居住地と被っていたら尚更嬉しいです!!🤤
ストレッチーズも最近埼玉仕事が増えてきてすごく嬉しい反面、「あぁなんで私は埼玉県民じゃないんだ……」と自分の運命を悲しんだりしています。
ここまで、同級生コンビって良い!!という事を書いてきました。
逆にデメリットというか悪いところといえば、ニューヨークも言ってましたが、解散した時に気まずくなるくらいだと思います。
たまに同級生コンビでも解散してしまうコンビもいます。それはしょうがないことです。
ただ、その後って同級生だと嫌でも同窓会とかで会わなきゃだし、中高で同じグループに居たりすると縁を完全に切る訳にもいかなくなるし難しいんだろうなぁと思います。
あと、ファンとしても同級生コンビの解散はなんかより辛く感じます、、、。何となくだけど。
メリットとは別の話ですが、動画内で屋敷さんも言っていたように、学生時代に「この人と一生お笑いやろう!」なんて思える友達に出会えたこと自体が凄いなぁと思ってしまいます。
私も中学からの親友が数人いますが、いくら親友といえど同じ道を選ぶということ自体ありえなかった(というか考えもしなかった)ので、同級生でコンビを組んでいるというだけで相当強い関係性があるんだと感じます。
コンビ結成に関して言うと、個人的にはロザンの結成までの話が一番すごいなと思っています。
超進学校の高校生2人が「一生2人で喋っていたいから芸人やろう」って思うって、そんな事ある!?!?って感じです。しかも今とは違って大卒で芸人になること自体が珍しすぎる時代に。そりゃ未だにロザンのお2人が仲良いのも納得できます。
私は昔から結成までの来歴とかを調べるのがなぜか好きで、気になったコンビは絶対に最初にWikipediaで来歴を調べます。
ロザンを超える結成秘話をお持ちの芸人さんを知っているという方はご連絡お待ちしてます💁🏻♀️
……話が少し逸れてしまってすみません。
ここまで長々と書いてきましたが、やっぱりこうやって改めて考えてみると私は同級生コンビというものに惹かれやすいなぁと思いました。
もし来世で、めっちゃ面白い男の子に生まれ変わってそして自分と同じくらい面白いと思える親友が出来たら、私もその子と一緒にお笑いの世界に飛び込みたいなぁ💭(無理)
今回の表紙画像は、ストレッチーズが昨年母校である浦和高校の学校祭に呼ばれた時に野外ステージで撮ったこちら↓の写真を使わせていただきました。(確か公式Twitterに載ってたものだったはず…記憶違いだったらすみません)
なかなか長文になってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました😌
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