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「ゆるゆり」213話の感想

今月のゆるゆりは取材をして描いたと今なもり先生のスレッドで読んだ。
今回は取材を活かして細部がしっかりしていて情報量自体は多いんだけど、それを踏まえた上で、(いつからそうなってきたのかの議論は省くけど)ゆるゆりの作風の特徴でもある、台詞やシーン、そぎ落とせるところはざっくりそぎ落としたシェイプで成り立ってる、その余白や余韻で魅せる作風と、取材で得た雰囲気の切り取り方がミックスされていて、とてもうっとりした。
読んだときには取材したのを知らなかったのに、最初の京子たちがテーブルに着席してるシーンに現実感、言い換えれば説得力があって、場面が醸し出す空気に惹きこまれたので、取材のことを知って納得して同時に驚いた。
こういうのって、読者に伝わるんだな。空気感がパッケージングされていた。
今月も最高でした。最高オブ最高。

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