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【自動売買】基本放置で稼ぐ円安コツコツ投資術

今回の記事ではここ数年円安傾向にある為替市場に対して一度設定してしまえば、ほぼ放置でたまに確認するだけでコツコツと稼ぐFX手法についてアイデアをお伝えいたします。

複雑なトレード手法を用いずに忙しいサラリーマンでも取り組みやすいような資産運用術をお伝えしていきます。

無料部分だけでも本質が学べるように書きましたのでぜひ読んでみて下さい。

残念ながら資産を一気に倍にすると言ったような手法ではありません。

画面に張り付いて血眼になって株価を追いかけるトレーダー向けの手法でもございません。

本業があるサラリーマン向けにシンプルにコツコツと利益を積み上げていく手法になります。


定めた目的を実現させる為にはどのような金融商品に投資をしたら良いのか?
そして具体的な購入から売却戦略まで解説していきます。

投資はもちろん自己責任ですのでその辺はご理解のうえ活用下さい。


目次
0.始めに
1.手法の概要
2.リスクとリターン
3.リスクの最小化とリターンの最大化
4.手法の有効な相場について
5.始め時と止め時
6.終わりに


まず始めに

さて、まずは簡単に執筆の経緯をお話したいと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、私は現在コインディーラーとして活動しております。

投資家さんの資産運用のお手伝いをする場合もありますし、コレクターさんのコレクション作りのお手伝いをすることもあります。

それぞれのニーズに合わせて最適な提案が出来るように心掛けております。

この記事で初めましての方はブログやネットショップ、Xの方を覗いてみて下さいね。

他のディーラーにはないようなユニークな取り組みを行っています。


コイン収集の本質が手っ取り早く学べる総合サイトはこちら
お時間ある時にでもどうぞ


そしてその前は副業でトレーダーをしておりました。

もちろん現物株やFXなんかも触ったんですが、特に225先物やオプション取引と言った金融派生商品を扱うデリバティブトレーダーでした。

取引手法としてはかなりマニアックなことをしていましたね。

少しだけ説明すると日経225オプション取引がメインでしたので「買う権利を買うもしくは売る」、「売る権利を買うもしくは売る」の4つの組み合わせで売買を行っていきます。

通称ギリシャ文字と呼ばれるデルタ、ガンマ、ベガ、セータの4つのパラメータを調整しながら日経平均の動きに合わせてポジションを調整します。

株価を上がるか下がるかくらいでしか見てない投資家が多いですが、変動のパターンは細分化すると無数に存在します。

オプション取引では上がるか下がるかだけではなく、「動かない」や「動いたけど株価は変わらない」など上がるか下がるかだけで見ていると損切りになってしまうような相場にも対応出来ます。

便利な反面取り扱いを間違えると本当に死ねるので戦略から緻密に準備していました。

まあ、結果としてオプショントレーダーは辞めるんですが。(笑)


結果として辞めた経緯やコインディーラーとして今の仕事を始めたきっかけなどは、別の記事などに書いておりますので、気になる方がいましたらそちらの方をご覧頂ければと思います。


話を戻しまして最近コインディーラーとして情報発信を行っていく中で皆さんの資産運用への興味関心、感度の高さを感じることが多くなりました。

実際コイン収集をされている方の目的を聞いても趣味半分投資半分のコレクターさんが一番多いように思います。

全ての根底には少なからず資産を上手く増やしたいと言う思いがあるのだなと今更になってより実感しました。


であればお客さんが求めているニーズに答えるのが商売の基本です。

学んできた金融の知識を使って、ここ数年の円安相場に合わせた出来るだけシンプルで手間のかからないFXの手法を皆さんに共有し手堅く運用してもらいたいなと考えました。

出来ればコインを売りたいんですがまだまだ弱小ディーラーですので使えるものは何でも使って満足して貰わなければ認知すらしてもらえません。

私の理想としてはこのノウハウ使って利益を出して頂きコイン買ってくれないかな。
というのが本音なのでたくさん利益出て余ったら私からコイン買って下さい(笑)


さて前置きはこのくらいにして次の章から本題に入っていきたいと思います。


集中して読んでみて下さいね。


第一章 手法の概要

まずは今回の手法の概要についてお話していきます。

グリッドトレードやループイフダンと呼ばれる取引手法をご紹介します。

投資する対象としてはFXになります、いわゆる為替取引ですね。

リスクの度合い的にはミドルリスクミドルリターンくらいの投資になりますので必ず余剰資金でやりましょう。

平均的に月利5%前後を狙います。

ただし、トレードですので含み損を抱える時期もありますし翌月に一気に回収する月もあるでしょう。

最低金額として20~30万円くらいあれば良いかと思います。
10万円程度でも出来なくはないのですがその分リスクは高くなります。

結論として一番手っ取り早い方法だとアイネット証券の証券口座を開設してそこに余剰資金を入金後、

スマホアプリでポチポチ設定して終わりです。(笑)

FXでの運用に慣れているトレーダーであれば、MT4やMT5と言ったソフトを使って自動売買を自分で微調整しながら運用していく方が自由度も高いですし慣れると楽ではあるのですが、FXでトレードしたことない人からするとかなり難易度が高いですね。

売買手数料や自由度を考えると最初のうちはアイネット証券で手軽にポチポチやってみて、
より専門的な知識を学んだ人は自分で細かく運用していくのが良いかと思いますよ。

グリッドトレードとは通常のテクニカルやファンダメンタルズを用いた売買手法とは異なり一定の間隔幅で売買を繰り返すだけの手法です。

手法そのものはすごくシンプルですね。
細かい仕組みについてはリンク貼っときます。

ほな、開設してお金入れて設定どおりやれば勝てそうやな。
やってみるかってなりますよね。

はい、勝てません。(笑)

多分、1~2ヵ月くらいちょこちょこ勝って相場の急変動で吹っ飛んで負ける可能性が高いと思います。

そこで次の章ではループイフダンの長所や短所についてお伝えしていきます。

第二章 リスクとリターン

グリッドトレード(ループイフダン)は一定の値幅で売買をひたすら繰り返すことで特にレンジ相場と呼ばれる同じ価格帯を行ったり来たりする相場に対して特に有効なのが特徴です。

ずっと同じ価格帯でジグザグしているのであればずっとチャリンチャリンお金が入ってきます。

まぁそんなに上手い話あればみんな億万長者になれますけどね。(笑)

相場と言うものはジグザグすればする分だけジグザグしている外側に損切注文が溜まります。

逆張りすれば勝てると思った人がレンジの上限で売って下限で買い戻す。
逆もしかりでその際にレンジの外側に損切注文を入れておきますよね。

結果として溜まった損切注文に触れた瞬間に連鎖的に売り注文や買い注文が発動し一気にトレンドが発生することが起こります。

相場のサイクルとして当たり前に起こることではありますが、ずっとレンジ相場であり続けることはないので注意が必要です。

レンジがいずれブレイクアウトします

グリッドトレードの長所と短所を簡単にまとめると

・レンジ相場にはずっと含み損を抱えず無双できる。
・一定の方向にトレンドが発生すると含み損が積み重なってしまう。
ただし、買いだけを行う場合や売りだけを行う場合発生したトレンドに沿っている場合は勝てる。
・両建てで買いも売りも行う手法もあるがどちらかに大きいトレンドが発生した時点でかなりの含み損を抱えるのでかなり諸刃の剣。

証券会社のループイフダンの説明だけ読むとめっちゃ勝てそうな気がしてきますが、ちゃんと負けどころがあるのがグリッドトレードなので安心してください。(笑)

しかしながら相場を上手く選んで勝負していくと負けにくい手法ですので、

次の章からはループイフダンとの相性が良い通貨ペアの組み合わせについてお話していき、リスクの最小化とリターンの最大化についてお話していきます。


第三章 リスクの最小化とリターンの最大化

ここからはループイフダンのリスクの最小化し、リターンの最大化できる現状一番手堅い運用手法について解説していきます。

ループイフダンの特性上運用していると必ず含み損を抱えるタイミングが発生します。

含み損を抱えても口座の資金が破綻しなければいずれ回収できるので破綻しない立ち回りが重要になってくると言う訳ですね。

そこでリスクの最小化という点で重要なのが金利になってきます。(スワップポイントと呼びます)

まず、含み損を抱えるタイミングでは複数のポジションを持っている形になりますのでスワップポイントを獲得できる通貨ペアで運用しましょう。

具体的には円を売って他の高金利通貨を買う取引になります。

ここ最近の円安の流れも日本円を売ってドルやユーロなどを買っているから起こる相場ですので、下がるなら買い多少の含み損でも金利を獲得しつつ緩やかな上昇トレンドで利益を確定していくトレードが出来ます。

活用する銘柄は比較的値動きが安定しつつ金利も高い下記の通貨を使用します。

・CADJPY
・AUDJPY
・NZDJPY

資金に余力がある人は独立した銘柄として下記も活用すると良いでしょう。
円絡みの通貨とは関係なく基本レンジ相場かつ売りメインなら小さいが金利が取れる。

・AUDNZD


買いのみの設定の場合に下落に対して含み損を持つイメージ図(汚いのはご愛敬)

このトレードロジックは非常にシンプルで緩やかに円安になるのでただひたすらに買い目線でループイフダンを稼働していくシステムになります。

ただ、それだと瞬間的な円高が起きた場合に破綻しますので、想定される円高の値幅に耐える資金管理が重要になってきます。

そこで重要となるのが使用する通貨ペアに対してどのくらいのグリッド幅でループイフダンを行うのかが重要です。

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