契約書にサインして後悔しないために
契約書を交わす目的は,
トラブルの発生を防ぐこと,
トラブルが発生したときのリスクを最大限抑えること
と考えられます(*私見です,以下同様)。
そのためには,
まず,約束の内容が明確になっていることが大切
です。
具体的には,契約書の各事項が
誰が,誰に対して,いつ,何をしないといけないのか,それはどんな条件か
が簡単になっていることが大切です。
実際に,約束の内容が不明確なため,
言い逃れされお金を払ってもらえない場合
過度な要求をされる場合
等のトラブルに巻き込まれる場合が多々あります。
とはいうものの,
契約書は解りづらかったりしますので,
全てを完全に確認することは面倒です。
そこで,少なくとも,
次の3つの観点で契約書をザクっとでも読んで貰えればと思います。
①相手の方には何をしてもらい,自分は何をしないといけないのか
例えば,どんな業務をしてもらう代わりに,
どんなことを守らないといけないのか
②お金を支払う,受け取るのはどんな条件か
例えば,料金はいつ払ってもらうか,実費はどのように精算してもらうのか
③問題が発生したときにはどんなルールなのか
例えば,納品した商品に第三者のお客様からクレームが来たときにいつまで,
どこまで責任を負わないといけないのか,
この3つの観点から契約書を読まれて,
少しでも腑に落ちないところがありましたら,
サインをされる前に,
相手の方に内容を確認をされた方がよいと思います。