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個性、って?


今日、高校の友だちの結婚式だった。
それはそれは綺麗で、笑顔が素敵な花嫁だった。
終始暖かい雰囲気が包まれており、
雨だった天候も2人を祝福するかのように
快晴へと変わっていった。とても良い式だった。

その花嫁とは高校の部活が一緒で、
もれなく同じ部活の友だち3人と、私の4人で出席した。

部活は伏せるが、私たちの学年は
例年よりもかなり人数が少なく8人だった為
お互いのことを良くも悪くも知りやすかった。

そんな小グループの中で私は

その8人組、1人1人の個性がとにかくすごかった。
全員が一言で言い表せない。

面白さや愉快さ、饒舌さ、センスの良さや
人付き合いの上手さetc. 複数のものを兼ね備えていて
本当にまとまりのないグループだった。

だが不思議と調和はとれ、仲が良かった。
ぶつかったこともあったが、良い思い出が多い。

そんな小グループの中で私は
唯一の無個性だった。

余談。デクは無個性じゃない。

僕のヒーローアカデミアという漫画をご存知だろうか。
主人公の緑谷出久、通称デクくんは、
生まれつきの無個性。しかし
後にスーパーヒーローの力を受け継ぐ。

いや、その時点で物語の主人公やん。
(当たり前のことを言ってすみません)
スーパーラッキーパワーやん。
(私は何を言ってるのか)

そう思ってしまい読むのを辞めてしまった。
無個性でもヒーローになれる!!!
とは思わなかった。思えなかった。
漫画大好きアニメ大好きで
現実逃避が2次元なオタクではあったが
そこだけはどうしても割り切れなかった…。

面白いことは知っているので克服できたら
また読み始めようと思う。
家に全巻揃えてくれてる旦那氏ありがとう。

私の中で10年以上引っかかっている言葉

少し話が逸れてしまったが本題へ戻ろう。



10年以上前に、会話の流れでグループの1人の子に
「Rukoが1番普通だよね!」と言われた。

仲良しの子が言った一言。
もちろん悪気はないのはわかっていた。
みんながふざけた時に一線引いて
冷静につっこんでるのがまともだと
その友だちは言いたかったのだ。
その時にも、後々も、きちんと理解はしている。

しかしものすごくその言葉が
私の中で引っかかった。 

ある種の劣等感なのだと思う。
超個性集団の中で、取り柄がないことを
突きつけられてしまったのだから。

私も面白いことが言いたい!
あんなに変なことしてふざけてみたい!
そう心の中で思うことはあっても
私がやると、しらけることがわかっている。

ちやほやされるなんてもっての外。
みんなのお世話やいてたいけど、お節介かな。
とか色々考えてるうちに、
あまり自分を表に出せなくなっていた。
そしてそのまま現在まできてしまった。

そもそもの話

そもそも自分ってどんな人なんだ?
何が取り柄でどんなことが得意?
極めているものはなんだ?

考えれば考える程平々凡々で、
自分を出す、の、出す部分がまぁ見当たらない。
その頃から悩み始めた自分の根本の部分。
これは大学生、社会人を経て今も続いている。

もちろん周りの友だちに、
私の強みや性格について聞いたことはある。
自分で分析してみようと思ったこともある。

ただ、普通という言葉がどうにもこうにも
頭から離れず、それが全てに結びついてしまう。

普通や真面目が1番だ、と言われてしまうと
その通りなのかもしれないが、
私は心のどこかで普通でない部分を
求めているのだと思う。私自身に。

結局解決はしないまま。

今日高校の友だちと会い、
このことを再度痛感することとなり
文章にまとめてしまえば何かわかるかも!
と思ったが、結果まとまりのない文章になり
さらにモヤモヤする結果となってしまった。笑

まとまりがなさすぎるから消すかもしれないが、
また冷静に考える時に見返して
馬鹿なことを言ってるなぁ、と言えるように
しばらくは残しておこうと思う。

ここまで読んでくれた人はいるのかな。
いたらあなたはとんでもない猛者だろう。笑

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