ヴェネツィア で十五夜
十五夜が近いらしいと気づいたのは、ヴェネツィア 滞在中にTwitterを眺めていた時だ。
へー、十五夜、何すんだっけ、てなものです。
ひとり身では季節のイベント毎など無いに等しいし、これまでも月を見ずに過ぎた十五夜がいくつもある。
2019年は9月13日が十五夜だという。
十五夜って、9月の満月でしょ?イタリアも9月13日?ってちょっと混乱して、Google先生に助けを求めた。
「イタリア 月齢 2019年9月」
ここで私はフルムーン=月齢が15.0に近い日と勘違いする。イタリアは9月14日じゃん!日本と離れてると月齢も違うんだなあ(アホ)。
本当はフルムーン=月齢が14.8ぐらい、で、十五夜(旧暦15日)は月齢14を含む方、だそう。
その日のうちに日本とイタリアも変わらないよ、ということが分かったので、アルコールを飲んでお祝いしました。
夕食は適当な観光客向けのレストランでシーフードパスタを食べてワインを飲んだのだけど、ちょっと足りなくて、というかこの状況をもう少し楽しみたくて、ステイ先にほど近いバー(と言ってもパラソルの下にテーブルと椅子があるだけの)でコロナを飲んだ。
まさかヴェネツィア で十五夜とはねえ。人生、思いもよらない展開になるものだ(酔ってる)。
今がひどく不安定な状態であることは知りながら、大変満ち足りた気持ちになっておりました。だってどこにいたって、何をしていたって、皆同じ月の下にいるのですから。
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