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【イタリア旅行記】寝台列車thelloに乗る

イタリア旅行はヴェネツィアが最終地。ここからパリに移動しました。

移動、特に電車に乗っての移動が好きです。
飛行機で行けばいいところをわざわざ電車に乗ったりします。車両の形状や駅などには詳しくないので、ただ単に「電車で移動する」という体験が好きなんだと思う。

今までも海外だと、ソウルからプサンまで、ペナンからクアラルンプールまでなどなど。絶対飛行機の方が楽なんですが。

で、今回、イタリアからフランスまでの移動に寝台列車thelloを使ってみました。そのためのヴェネツィア 滞在だったりします(ヴェネツィア が始発なので)。

チケットはレイルヨーロッパというサイトで取りました。日本語表示ができるので簡単に取れます。ヴェネツィア からパリのリヨンまで手数料などを合わせて13,000円ぐらい。

レイルヨーロッパ日本語サイト
https://m.raileurope-japan.com/?train796

寝台列車自体は日本でも乗ったことがないので、かなり緊張して乗りました。

私が取ったチケットは一等席。女性だけのキャビンで三段ベッド利用です。ウェルカムドリンクや軽食、朝食が含まれています。

ヴェネツィア からは私一人だったのですが、ミラノからおばあちゃん二人組が乗ってこられ、荷物もあってキャビンは少々狭かったです。

私は三段ベッドの中段が指定されていて(なぜか)早々に自分の寝床を確保していたのですが、おばあちゃんたちは二人とも大きくて脚も悪いらしく、ベッドに登ることができません。
結局、一人は窓際のソファ、一人は下段のベッド、私は中段ベッドでそのままということになりました。そりゃそうだわなあ。
中段ベッドに登り降りする時は梯子を立てかけるのですが、毎回外れるので私は落ちて身体のあちこちをぶつけるはめになり、おばあちゃんたちに心配されました。たぶん私が鈍臭いだけなんだけど、未だに正解が分かりません。

寝台列車に乗ってみての感想は
・意外に眠ることができる(揺れがいい感じ)
・あのスペースに三人はキツい(学生の仲良し三人組の旅行とかだとすごく楽しいかも)
・洗面スペースがあるけど荷物に塞がれて使えない(私はおばあちゃんが乗ってくる前に歯磨きなどを済ませたのでセーフ)
・電気のスイッチがどれがどれか分からないので笑、事前に確認しとくといいかも
・車両に二つずつあるトイレは狭くてあまりキレイじゃなくて、使う気になれない(使うけど)
・朝食は普通(クロワッサンとカフェとジュース)
・窓の外の朝焼けを見ながらぼんやりするのは楽しいー!

というわけで、経験してみる価値はあるけど、また乗りたいかというとNoかなーという感じです。

事前にwebで調べた情報と違っていたのが、各部屋にオートロックの電子キーが付いていること。暗証番号は車掌さんが直接教えてくれます。

荷物はその辺に転がしておくしかないので、基本的には同室の人を信用することと、貴重品は身につけておくしかないですね。パスポートはヴェネツィア を出たところで車掌さんに回収されました。国境を越える手続きをまとめてやってくれて、朝の6:00ぐらいに返却されます。

リヨンに着いたらステイ先までバスで移動です。この先は「パリ旅行記」でお伝えします!!

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