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BRM307近畿 茨木400km “近畿一周(西)”

今年初めての400km。天気予報では後半雨模様。外れると良いなぁと思っていたが、残り130kmぐらいから冷たい雨に降られた。命の危険に怯えながらなんとか完走。獲得標高が少ないためか、過去最速の21時間19分だった。
冬の雨はもうこりごり…

今回のブルベは自分的には過去最高に過酷だった。
簡単にまとめます。

1. コース

400kmで獲得標高が2700m@stravaで、厳しい登りも大きな峠もない。雨がなければ20時間ぐらいで帰ってこれそう。問題は明石〜西宮あたりの信号峠。特に神戸市内がひどくって、信号1個毎に引っかかる。三宮駅周辺は午前2時頃なのに道路に人が溢れていて、めちゃくちゃ気を使った。寒さもあって明石駅で電車に乗って帰ろうかと思った。

2. グルメ

昼食はちょっと早いけど舞鶴の”大六丸”で海鮮刺身定食。新鮮なお刺身一杯と海鮮汁がついて¥1500円は安い!ご飯のおかわりをしてしまうぐらい美味しかった。9時半から開店しているようなので、今回のように予定より早く着いても大丈夫だった。

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チームメンバーは宮津の有名な”富田屋”によっていたようだし、天橋立でも食べられるし、昼ごはんには困らなそうだった。

夕食も16時前と早いんだけど、予定通り出石の”沢庵”で皿そば。昨年のBRM420近江八幡400kmで立ち寄った蕎麦屋さん。昨年は10皿で自重したけど、今年は15皿で満腹になった。塩で食べるのがシンプルで美味しい。

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夜食は適当にお腹が空いたら牛丼でもと考えていたところ、寒さで震えていたので目の前にあった垂水の”なか卯”に飛び込んで、きつねうどんと親子丼(小)のセットを食べた。温まるかと思ったが、ストップすることでかえって体が冷えて余計に震えが来るという状態にw。そのまま走り続けたほうがマシだったか。

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3. 雨

朝来市あたりからの雨予報だったので、覚悟はしていたが冬の雨は想像以上に厳しかった。寒さに備えて養父の道の駅で真冬用アンダーに着替えてついでに歯磨きしてリフレッシュ。朝来でポツポツと来て、残り140kmの生野あたりで本格的に降り出した。登りの途中でサドルにカバーをかけ、レインジャケットを着込む。50kmぐらいは快適に走るが、汗と袖口から雨が侵入してくるので、明石あたりでアンダーがじっとりとしてきて身体が冷えてきた。低体温症で震えが止まらないのに、信号峠で強度が上げられず、余計に身体が冷えるという悪循環に嵌る。神戸市内で命の危険を感じてDNFも考えるが、もう電車もなさそうなので仕方なく走り続ける。

コインランドリーでウェアを乾燥させることが頭に浮かんだのだけど実行せず。あとから考えると入ったほうが良かったと後悔している。まあウェアは乾燥機禁止なんだがw、命には替えられない。宝塚のPCの少し手前のコンビニでまだ湿り気がマシな初冬用アンダーに着替え直す。薄いけど冷たさがマシな分、箕面あたりまでは快適に走れた。

グローブは絞ると雑巾のように水が出てくるぐらいになってしまった。手が濡れるのは構わないのだけど、袖口からの雨の侵入はどうしたらよいだろうか?

靴下は若干湿ったけど、グチュグチュになることなくゴールまで。アソスのシューズカバーは優秀だった。いつもタイツの裾をシューズカバーの上に被せているので上から雨が入らなかったのだろう。

4. 痛み

サドルの痛みは50kmぐらいから300kmぐらいまでずっと続く。まだ革が馴染んでないのかなぁ。300kmすぎると寒さのせいでお尻の痛みは気にならなくなった(笑)。カバーをかけていたので、雨によるサドルのダメージが無かったのか幸い。

今回始めて両側の膝蓋骨の上に痛みが出た。関節というよりは大腿直筋の筋腱の痛みか?サドルの位置を調整してみる。

あとは身体が固まってしまって首の後の痛みとか、左アキレス腱の痛みとかはいつもとあまり変わらず。暖かくなるとでなくなるんじゃないだろうか。

5. まとめ

雨、寒さ対策はやっぱりチョー重要。

神戸市内マジ最悪。

次回はBRM314、315の近江八幡2連戦の予定だけど、たぶんどっちかはDNS。BRM320京都600kmはぜひ行きたい。

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