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【おうち旅をはじめよう】沖縄トリビアを知って脳内観光へ!!

コロナの影響により、旅行を我慢されている方も多いことでしょう。そこで「おうち妄想旅行」なんてどうでしょうか??そのガイド代わりとなる沖縄トリビアを何点かご紹介します。

|「琉球料理」と「沖縄料理」って違うの??

琉球料理と沖縄料理は正確には違うものとなります。琉球料理は、古くからある沖縄独自の材料を使い、沖縄独自の調理法で作られた料理です。琉球王国時代から受け継がれてきた宮廷料理などもたくさんあります。

沖縄料理は、タコライスやポークたまごなど、戦後にアメリカの影響を受けて作られ始めた料理になります。琉球料理と比べると歴史は浅いです。

食堂などで出される料理も沖縄料理と琉球料理では、材料が違います。例えばチャンプルーは沖縄料理では、ポークランチョンミートが使われます。これが琉球料理となると茹でた豚三枚肉が使われています。

|沖縄県外に持ち出せない野菜というものがあるの??

沖縄にはゴーヤーなど、古くから親しまれている島野菜が多く存在します。最近では沖縄県外でも手に入る島野菜は増えてきました。

しかし「紅芋」「ウンチェー(空心菜)」「カンダバー(サツマイモの一種)」などは、植物防止法により沖縄県外に持ち出すことができません。加工品として調理済みであれば、持ち出すことができます。

|「あの世の正月」という行事がある!?

沖縄では先祖崇拝の思想が強く、先祖供養の行事をとても大切にします。数ある行事のなかで、「ジュウルクニチー(十六日祭)」というものがあります。

その「ジュウルクニチー」は、旧暦の1月16日に行われ「あの世の正月」を意味します。沖縄でも特に宮古・八重山地方では、盛大に墓前祭を行っています。

これらの先祖供養の行事の際には、「豚三枚肉の煮つけ」「魚の天ぷら」「揚げ豆腐」などの沖縄独自の料理を振舞われています。沖縄の先祖を大切にする心が感じられます。

|「ンブシー」っていう沖縄の調理法ってなに??

沖縄のゴーヤーを使った料理「ゴーヤーチャンプルー」はご存じの方も多いでしょう。沖縄には「ゴーヤーンブシー」という料理もあります。「ンブシー」は琉球料理の調理法で「みそ煮」のことです。

ゴーヤーンブシーは、茹でた豚三枚肉を油で炒め、だしを入れて煮たあとで味噌をといて味付けをします。ゴーヤーの苦みと味噌のコクが絶妙にマッチして、食欲がそそられます。

|沖縄で最も漁獲されているのはマグロ!?

沖縄の魚といえば、色鮮やかで熱帯魚のような魚のイメージが強いことでしょう。しかし沖縄県の漁獲量の半数以上を占める魚は、じつはマグロ類なのです。

那覇市では、「市の魚」としてマグロが制定されているとのことです。

|沖縄そばの作り方は麺類の中でも独特な製法!?

沖縄そばは、そば粉ではなく小麦粉で作られています。中華麺などと同じように小麦粉に「かんすい」を入れて作られます。沖縄そばの最大の特徴は、茹で上がった麺に油を回しかけるという工程です。

麺を油でコーティングすることにより、沖縄そば特有のコシが生まれるのです。お店ではお客さんの注文が入ったあとに、麺を一度お湯にくぐらせて油を落とします。

油を落とした後、沖縄そばのだしをかけトッピングをし、完成です。この油をかけるか、かけないかで、麺の食感に違いがでます。

|沖縄にある真っ白に泡立ったお茶とは??

沖縄には「ブクブクー茶」という伝統的なお茶があります。煎った米を煮だした「煎り米湯」とさんぴん茶・番茶をブレンドし、茶筅(ちゃせん)で泡立てて作られます。

|沖縄の冬至には葉で包んだ餅を食べる!?

沖縄では、冬至に「ムーチー(餅)」を作って、悪鬼悪霊の退散を祈ります。もち粉で作られた長方形のお餅を、「サンニン(月桃)」の葉でくるんで蒸して作られます。

サンニン(月桃)の葉は香りがとてもよいので、餅にその風味が加わって、より味わい深くなります。

|まとめ

一般的な沖縄のイメージと違う一面が、沖縄にはまだまだありそうです。日本でありながらも、沖縄特有の文化は異国を感じさせてくれます。沖縄にはまだまだ知らない顔がありそうですね。


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