カフェインナップのすすめ

僕は、毎日カフェインを200ミリほど摂取している。

コーヒーに換算すると一日を500ミリくらい飲んでいる計算なのだが、錠剤で飲んでいるので凝縮されたものを一気に摂取している感じだ。
 
しっかりと副作用こそあるものの、その副作用を覚悟の上でも取りたいほどの恩恵があるので毎日摂取しているのだ。

基本的に、量を管理してたまにカフェイン抜きをする事ができればそこまで人生において邪魔になるような副作用ではない。

薬物ほどの依存度もないし、お酒やタバコに比べればそこまで副作用も依存度も重くない。

それでも、しっかりと依存性はあるので使うか使わないかは自分で選択してほしいものだが、錠剤を使ってみて、やばいと思えばコーヒーに一度逃して、量を減らしコーヒーを飲むことを辞めるという、エスカレーター式にカフェインを抜いていけば、そこまで不快感もなく抜くことができる。

カフェインから受けられる恩恵としては、圧倒的な集中力の、疲労の軽減更には生産性の向上と言う、社会人として仕事をする人においては、とても欲しい恩恵が、手に入れられる。

もちろんコーヒーから摂取したほうがポリフェノールの抗酸化作用なども相まって身体にも負担が少ない部分があるが、一気に摂取したほうが覚醒感が高いので、恩恵を受けようとすると一気飲みしなければならないと言う問題点もあるので錠剤に頼っている。

カフェインは、基本的には摂取してから20分ほどで効果が体感出来るのだが、それまでの20分間はお昼寝をすることをおすすめする。

と言うのも、普段感じている疲れはアデノシンという物質がアデノシン受容体という所に溜まっていき、疲れを感じると言うメカニズムなのだが、目をつぶることで疲れの物質を洗い流してくれる洗浄液が頭の中に流れ始める。

そして洗い流すことで、アデノシン溜まっている所を綺麗にして疲れを払ってくれるのだが、このまま放っておくと、また疲れが溜まってしまう。

だが、面白いことにカフェインはこのアデノシンとかなり似たような形をしているので、受容体の穴の部分にアデノシンの代わりに入り込んでくれるのだ。


だから普通に摂取するだけでは、20分後くらいにカフェインが脳内に漂うだけなのだが、待っている間の20分間をお昼寝、もしくは目をつぶっているだけでカフェインが着地しやすい環境を整えてあげることができるのだ。

しかも、カフェインがハマっている間は疲れの物質が流れてきても穴をカフェインが塞いでいるので受容体の結合することなく流れていくのだ。

このようなメカニズムで、カフェインにおける覚醒作用と疲労の軽減をもたらしてくれるのだが、カフェインにも薬品なので他の薬物同様に、抜け時の不快感や耐性がついてしまうと言う問題点もある。

だが、抜け時の辛さと言ってもそこまで大きな不快感ではなく、なんとなくだるいくらいなので、カフェインが聞いている集中時間のうちに徹底的に集中して、ある程度のやることを終わらせ、切れ始めの集中が切れて思考が拡散され始める頃には、何かに集中する必要性をなくせるように日程を組めば、そこまで問題にもならない。

むしろ、集中力の前借りをしている部分もあるので、切れた頃には集中力が発揮できない部分もあるのだが、言い換えてしまえば圧倒的な集中の後には圧倒的な拡散思考がやってくる。

この拡散思考の時間にぼーっとしたりする時間を確保することで、突拍子もないアイデアが生まれたりするのだ。

普段はあまり考えないような、組み合わせないようなものを勝手に組み合わせてくれたり、全く関係のない2つの事を勝手に考えたりしてくれる。

これは、なにか一つに集中したいときには、めちゃくちゃ鬱陶しい脳の働きなのだが特にやることもない時に、この働きをしてくれると本当に自分でもびっくりするような組み合わせが生まれたりするのだ。

そして、そんな恩恵を毎日受けることができるのだから僕は、集中と拡散のメカニズムをあまり知らずにカフェインを摂取しているのはとても、勿体無いと思っている。

しかも、カフェインが素晴らしい効果を持っている事を思うと食後のコーヒーがとても美味しく感じる。

美味しいご飯を食べて、美味しいコーヒーを飲んで美味しい効果を得られるのだから個人的にはおすすめなものだが、依存度もあり副作用もしっかりとあるので、試してみるかは自分次第という所だ。

そして、もっとわかりやすく、メンタリストのDaiGoさんが解説してくれているのでそちらを、参照にしたほうが良いと思うのだが、実際に使ってみて、配達員という肉体も集中力も使う仕事でどんな効果が出ているのかを、サンプルの1つとして発信することに意味があると思う。

途中は、僕も構造を理解するために少し専門用語的なのを使っていたが、なんにしてもカフェインにおける作用はとてつもなく素晴らしいという事が言いたいだけだったりする。

毎日、肉体を酷使している人も、モニターに向き合い目や頭を酷使している人にも使い方によっては効果をもたらしてくれるので気になる人は、ぜひ試してみてほしいものである。

ちなみに、なんだかんだでカフェイン歴2年くらいになるのだが、職人の手元の仕事をしているときにも使っていたので、お昼の休憩のあとの壊滅的に長く感じる1時から3時までの時間も誰よりも、元気に集中して作業していたから、社長に一目置かれる手元として少しだけ評価が上がったものだ。

他の人は、お昼後の作業時間は少し、けだるそうにやっている中でバリバリ元気な手元がいるのだからそれは、目立つだろう。


朝から気合を入れて頑張る人は多いので、その時間に頑張って張り合っても目立つことはできないが、周りと同じ普通の生活リズムで、同じように頑張っても努力が埋もれてしまう可能性もあるので、普通の生活リズムで他の人が失速する瞬間にいかに自分を魅せる事ができるかを考えたほうが、出世のスピードも早くなる事はこの事から学ぶ事ができた。

人の観察と、自分の魅せ方は何事においても大事と言う事だ。

これまで、無駄なキャラ作りをして目立とうとしていこともあるが、それよりも正しい努力の仕方が、あることを知ってからは仕事も楽しくすることが出来ている。

今では、配達員なので違う仕事に鳴っているのだが、そこでも発着場で他の人がたらたらしている、午後の便の積み込みのときにパパっと終わらせて、このような書物をしたりビジネス系の音声を聞いたりと他の人と違うことをして、効果が効いている間に配達を進め、午後の瓶の終わりかけの頃に効果が切れるので、誰も見ていない所でちんたらと時間の指定のない荷物を軽くぼーっとしながら配っていると、インターホンを待っている間やエレベーターの待ち時間に突拍子もないような事を思いついたりするのだ。

これを毎日続けているのだから、成功者になれるかの保証はないが、自分は人とは違うと無駄に思っているだけの人間には、負けない一日を過ごすことはできていると思う。

だから僕は毎日カフェインを摂る。
たとえ副作用があっても、対策を打ち、日々の積み重ねのために集中力と拡散思考を薬品の力を借りて高めているのだ。