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健康×アート×社会

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健康とアート、社会の関わりについて執筆した記事をまとめています
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#note書き初め

私のこれまでが全部言語化されている本に出会ってしまった

「まともがゆれる」 常識をやめる「スウィング」の実験 木ノ戸昌幸 朝日新聞出版社 ========= きっかけは、大好きなノンフィクションライターである川内さんの新刊「目が見えない白鳥さんとアートを見にゆく」を読んだこと。ここに、「ギリギリアウトを狙っていく」というモットーとともに木ノ戸さんが運営するNPO法人Swingのゴミブルーはじめいくつかの"作品”が紹介されていて、ズキュンときた。 素晴らしすぎるモットー。素晴らしすぎる取り組みの数々。なんだここは!スウィングってな

私はレゴが作れない

子どもたち、レゴが好きだ。Youtube大好き現代っ子のレンチビ3歳も、レゴを渡すと1時間でも2時間でもひたすら無心に何かを組み立てている。10歳の長男も9歳の長女も、未だにレゴが好き。普段はそんなに興味を示さないのに、唐突に、しかも常にライバルの二人は同時にレゴブームがやってきて、やっぱり1時間でも2時間でもなにかしら作っては、最終的にパーツの取り合いをして大喧嘩になる。 レンチビは自分で作るのに煮詰まったり行き詰まったりすると、「ママプレイウィズミー」と言いながら、私の

扉の記憶から考える アートについての仮説

全くお正月モードではないニューデリーの我が家ですが、元旦には夫がお雑煮を作ってくれたので、コリアンダーを乗っけて食べたら、案外合うではないか。そんなわけで、書きたいことが山積みのインド雑記を一旦お休みして、今回は新年らしく思考の整理メモを残すことにする。 といっても実はこのポストは2018年の6月に長年の友人であるユリエさんが遊びにきてくれたあとから書き始めていた。しかしなかなか納得してまとめ上げることができず、インドに持ち越してしまったので、とりあえず新年の初めに現段階で