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なんとなく、この頃、に

春は他の季節よりも「来た感」が強い

こないだ今年初の夏日が来たというのに、誰も夏が来た!なんて言わなくて、花見をしよう!と友達を誘う

(そう考えると、夏日ってもう、夏みたいな日、っていうより、「夏日」になれたんだね。よかったね〜〜 って気分になった)

先週満開を迎えた桜は、卒業式に春を感じさせ門出的なムードを醸していて

春が来たな〜卒業ですね〜とか言ったけど

もう外を歩けば葉桜で、つい、終わっちゃうな〜〜とか呟いちゃっている

5月生まれのわたしとしては、春はこれからだ!という気持ちなのに、今確かに春終わるな〜とか考えている

桜ってなんでこんなに強いんだろう

椿よりも、金木犀よりも、どうして桜は強いんだろう


強いってのは、影響力みたいな。いつもは季節よりも大事なこと、仕事のことや体調のこと食べ物のこと、が先にあるのに、桜が咲くと、いっきに季節が前に来る。

そういう意味では、紅葉もそうかもしれない。

体感に対して1番大切な事象が、いっきに季節になってしまう。

別に紅葉狩りもしないけど。


もうそろそろ気づいてる頃だけど、きっと樹だからなんだろうな。

アーケードみたいだったり屋根みたいだったり、結局それかよ、みたいな感じで自分でもげんなりしているけど、まあそういうことみたい。

あと、どちらもはらはらと散る

それは空間的というよりも、風情的な何かだけど。

どうして椿みたいにぼたぼた落ちないのだろう


おもったよりつまらない結論になってしまって悲しいし、今日はこれ!とか思って選んだ写真(この記事の写真)にまつわる話は出来なかったから、それはまた明日か明後日か。


でも桜は強いな〜と思う

みんななんでそんなに好き?とか思うけど、こないだ桜をみて、キレイやな〜〜とか勝手に思ってたことを思い出すと、確かに綺麗なものなんだろうな。

遺伝子レベルに好き
ってのはこれなのかもしれないよね

日本レベルで遺伝子レベル

この季節になると、会いたくても誘えない友達を気軽に誘えちゃったりするもんね

クリスマスや誕生日みたいに大切な唯一の1日ではないし、ゴールデンウィークみたいに指定されてるわけでもないし、なんとなく、この「頃」みたいなぼやあっとしたやつ

そういう口実みたいな季節、我々好きだよね
しゃあない


新しい花見したいなあ