「美味しい!」という感覚

内覧会まで後一週間を切った。
なんとなくいろんな実家を得ているこの一週間、色々焦っている。

SNSで知って内覧会の連絡をくれる方がちらほらいて嬉しい。
しかも私が気になっていた建築事務所の方達で、
なんというか、神様はいるな、と思ったりしちゃう。

https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%81%AE%E7%A5%9E%E6%A7%98-feat-%E8%97%A4%E4%BA%95%E9%9A%86/913294959?i=913294973

関係ないのに「神様」というだけでこの曲が頭に流れたりもした。

tofubeatsといえば、
先月半麦ハットまで陸さんと連さんが取材に来てくれた「建築ジャーナル」の今月号。

tofubeatsさんがインタビューされているそうだ。
「さん」とつけるほど親しい関係では全くないのだけど、その続きに私のインタビューが続くので、小さな関係が生まれて嬉しいので「さん」とつけちゃおう。
http://www.kj-web.or.jp/gekkan/2019/1910.html

スーザン・ソンタグの「反解釈」をやっと読み始めているのだけれど、とても面白いし表現の勉強になる。
私がずっと思っていた、批評というものに対する疑念に通じるものがあったり、
ちょっと前に美術館に行くことが楽しく思えた瞬間にあった理解できたことへの快感や、キュレーターの文章が面白い、なんてことへの現在抱いている「それって本当に作品楽しめてる?」みたいな感覚とかが言葉にされていてとても楽しい。

先日友達に、「この子(私)は、美味しいものは『美味しい!』というからね」と紹介されて、すごく嬉しかった。

おとといは記念日だったので、美味しいご飯を食べたが、
前菜の凝った料理は綺麗であったり面白いのだけれど、
なかなか一言目に「美味しい!」という感じではなく、
途中で出て来た、魚が茄子で巻かれた料理に始めて「美味しい!!」と言った。

頭の中で理解できる料理の良さ、と口で感じる良さのギャップがあればあるほど
「料理とは一体なんだったっけ?」と思ったりして、食事というより鑑賞してしまう。


食事というより鑑賞してしまう。

無意識と意識の切り替え、というか。
その違い、その切り替え方をうまく操作できるようになりたい。