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ruis期待のクラシック級3歳馬

新年明けましておめでとうございます🎍
ruisです!
昨年は、沢山の経験(非馬新聞ゲスト枠、ひたむきチャンネル出演etc…)をさせていただき、私にとって競馬の向き合い方を更に考えさせられる年となりました。
ありがとうございます😄

今年は、競馬の予想の仕方などの方向性は変わらずとも…2歳、3歳世代の分析に更なる力を入れていきたいと考えております!
そして、今週から3歳世代重賞の幕開けなので、どの馬がクラシックを制するのか…非常にワクワクしています!

今年も宜しくお願いいたします!🙇‍♂️


✔︎はじめに

さて、本題に入ります!
皆さんクラシック路線への興味度合いはどれくらいありますか?
私は、2.3歳世代の分析に毎年力入れています。
その背景には、2.3歳世代の馬を分析することで色んな勉強ができるからです。
例えば、デビュー前の馬体と数ヶ月後の馬体の変化や静止画(デビュー前の馬体)や歩様から推定の能力判断、未知の可能性を予測することです。
究極の形として、全ての馬の能力値を判断できれば、クラシック路線の活躍馬の着順、馬券すら当たることができます。
ただ、それを100%できることは極めて困難であり、"如何にこの究極の形まで近づけることができるか"が重要です。
私は、未だに日々勉強中ですが…何年もこの分析に力を入れた結果、自分で納得のいく分析力が備わったかな…と思っております。
それを実際に"自分の課題(自分の分析力の確認材料)"として、行っているのがPOGです。
POG歴2年目ですが、初年はエフフォーリア、シャフリヤール、サトノレイナスetc…GI活躍馬の指名に成功し、83位(約10万人中)でフィニッシュ。
2年目の現在は、116位(1/8日現在)と安定した成績を収めることができており、少しづつこれまでの成果が見えてきました。

この分析力を軸に、今現在私が推測するクラシック路線の期待馬を数頭ピックアップします!
ただ、⚠️GI活躍馬は既に能力値が浮き彫りになっているため…


⇒「GI未出走×重賞未勝利馬×芝1600m以上×牡牝」


の中から、推奨馬を10頭ピックアップ。
※デビュー前の馬体、パドック時の歩様、走りと歩きの比例性、レースのパフォーマンスと内容(ラップ、走破タイム)、血統構成等、幅広い分野から導き出します。
※短評の最後にクラシック期待度を★星(満点8つ)で評価しています。



クラシック期待馬✨

✔︎推奨馬①リアド

立ち写真はディープインパクトと瓜二つ。

すらっとした四肢に、直飛、肌の薄さ、背中のラインはディープインパクトのデビュー前とそっくり。
CW80秒を切る破格の時計をマークできる程のスピードは母タイタンクイーンの影響が強い。
また、そのスピードにディープインパクトの肌を配合すれば距離の融通性も効き、個人的に隠れダービー馬候補。

新馬戦の内容も破格で…阪神芝1800m戦で1:47.3かつ前半61秒でラスト2F10.7をマークできる馬は中々いない。
コントレイルは、1:48.9かつ前半62.8秒でラスト2F10.7。
新馬戦の内容なら、リアド>コントレイルという図式。
まして、リアドは鞍上の福永騎手も「走りのバランスがよくない」とコメント。
2歳馬らしい馬体の軸が不安定で、現状素質で走っている感じ。
馬体ポテンシャルは高いが…成長が追いついていない点はコントレイルと異なる点。
それでいて、内容はコントレイルを上回る訳だからかなり奥が深い馬。
極わずかだが…走り方も"一瞬の静寂を感じる"ほど"間"も取れているのも好感触。
素質は世代トップレベルの評価。

◎期待度:(★★★★★★★★)8/8


✔︎推奨馬②アライバル


この馬を一言で表すなら、"破天荒の中の天才"。

他馬と比較してもはっきり分かる顔の大きさと流星。
無我夢中で走り、走るのを止めようとしないスタミナお化け。
新馬戦のゴール後、走りに余力があったからなのか…まだ走り足りないのか…鞍上のルメール騎手が抑えても止まる気配すらなく、3コーナー手前まで走りきったという現地情報も。

元々、デビュー前の調教でも"前進気勢の強さ"を見せ、精神的な幼さは2歳馬らしい。
ただ、馬体の迫力は満点で、筋肉量と柔らかさが絶妙なバランスを保ち、歩様スピードも速く、マイルもこなせるがベストはマイル以上の距離(1800m以上)。
走法も"ダイナミックさ"を回転力でカバーし、バランスの良さを感じる。
これはディープインパクトの影響が濃く出たハービンジャー産駒と捉えてよい。
"一瞬のスピード勝負"より"持続的なスピード勝負"で真価を発揮するタイプと評している。

また、新潟2歳Sもベストではないマイル戦かつタイム1:33.8、後半5F57.6のマイル質がかなり問われたレースでも2着を確保できた点は内在する能力の高さが大きく起因。
直線スピードに遅れながらもラスト100mの末脚はこの馬の今後の可能性(一流馬)さへ感じられた圧巻のレース内容。
マイル界のトップホース"セリフォス"にマイルで完敗だったが…1800m以上なら逆転の可能性大。

次走、京成杯(中山2000m)の予定。
この馬の潜在能力は相当なモノ。

◎期待度:(★★★★★★★★)8/8


✔︎推奨馬③ルージュスティリア

現在、脚の怪我で戦線離脱中だが…この馬が牝馬界を引っ張っていく存在。

ディープインパクト×Storm Catのスピード満点…母母母父はNijinskyで、底力とパワーも豊富な血統構成。
ディープインパクト×牝系に米国型スピード血統+欧州系のパワーやスタミナを底支えすることでバランス良いニックス配合。
ちなみに、グランアレグリアも似た血統構成の持ち主。

新馬戦は、前半1000m通過65.9の超Sペースの中、抜群の手応えでラスト3F32.7の豪脚を繰り出しての勝利。
ラスト2F目10.4は、今年の3歳世代トップの数字
いくら前半ペースが緩んだとはいえ…究極の上がり10.4を叩き出すことは、能力が高い馬でないと出せない数値。
これは、大きなストライドから繰り出される柔らかいフォームと推進力抜群の動きと比例。
牡馬顔負けの雄大なフットワークと重厚感は2歳牝馬と思えない大物感が漂い、既に重賞レベルに達している。

本質的に新馬戦のような瞬発戦よりか底力が要求される持続戦に強いタイプで、マイルより2000m以上が適性条件。
まだ身体ができていない中での新馬戦のパフォーマンスは間違いなくポテンシャル上位
あとは、順調な回復と復帰戦を待つのみ。

◎期待度:(★★★★★★★☆)7/8


✔︎推奨馬④プレサージュリフト

新馬戦の内容が圧巻…
"スタート出遅れ+大外枠から大味な競馬+牡馬混合戦"という高きハードルを楽にクリアし、レース上がり3F(11.5ー11.7ー11.6)34.8秒、ラスト2F(11.7ー11.6)加速する中で、大外から異次元の33.3の豪脚で差しきり勝ち。
プレサージュリフト自身推定3Fラップ→(11.4ー10.9ー11.0)。
ラスト2F推定21.9秒×前半1000m61秒台=重賞級。
また、上がり2位が34.7なので、約1.4秒の上がり差でラップ構成上、ラスト2F(11.7ー11.6)は加速ラップのため…他馬の"脚が上がった"という訳ではなく、単純にプレサージュリフトの末脚と能力が異次元レベルに達したということ。

この背景には、母父ディープインパクトが濃く出ており、鋭い切れ味とラストの末脚の質は"凄い"としか言いようがない。
ちなみに、父ハービンジャー×母父ディープインパクトは今後トレンドの予感。
ハービンジャーの特有のデインヒルによるスピード強化+馬力・タフさ、ディープインパクトの距離の融通性+スピード対応力など様々な血統的長所を受け継ぐ可能性が高い。
まして、これが母父ディープインパクト寄りに産駒傾向が出れば、かなり魅力的な配合となりそう。
それらをプレサージュリフトに大きな期待を込めて…推奨させていただく。

◎期待度:(★★★★★★★☆)7/8


✔︎推奨馬⑤トゥデイイズザデイ


"新馬戦のラスト2Fは嘘をつかない"

新馬戦の中京2000mは途中上り坂スタートかつ最後の直線急坂なので2度の坂越えに耐えうるスタミナと持続力がなければ対応できない特殊コース。
前半65.8の超Sペースとはいえ、ラスト2Fが示す22.3の数字は過去にも例は極わずか

その2着馬ジャスティンロック(京都2歳S覇者)が上がり最速で追い詰めると、もう一段ギアを上げ3.4着との着差を離す独壇場。
Sペースで着差を広げるのは中々至難の業だが、この馬はラスト1Fのみで4馬身突き放せる搭載エンジンの凄さギア値"強い馬"にしか持っていない。

馬体ポテンシャルも相当なモノで…全体像のバランスの良さ、後肢の送りの強さ、柔らかさ、は重賞でも負けないレベル。
ただ、懸念点として"線が細い"ため、力勝負になるとパワー負けしそう。
ここの成長度合いによってこの馬のパフォーマンス値が大きく上昇するのか、下降するのか大きな分岐点。
母方にSadler's Wellsの血を内包している点からも、成長は遅めなので"寝かせる"ことも重要な選択かな…
※寝かせる=レースを使いすぎない、成長を促す

武豊騎手も「ディープインパクト産駒らしさ満点」と高評価。
ディープ産駒の大きな特徴でもある"バネ感"はさほど感じられないが…手先の軽さや走法の綺麗さ、背中が連動してくる点から…非常に奥深い馬。
気性難が大きく左右するこの時期に、馬体の成長と共に精神面の安定性も欲しいところ。
課題も克服し、色んな要素噛み合う日には…重賞を制覇できるだけの能力を秘めているのがこのトゥデイイズザデイの魅力。

◎期待度:(★★★★★★☆☆)6/8


✔︎推奨馬⑥サリエラ

新馬戦が"特に凄い"。

レース後半5Fラップ12.1ー11.6ー10.7ー11.3ー11.9合計57.6秒と2歳新馬戦にしては破格の数値
後半3F目のラップが10.7から減速するも…11.9のハイラップでまとめたという点がこの馬の潜在能力の高さを表している。


◎東京×2歳×芝1800m×後半5F
1位:シオグリフ→57.3秒
2位:コントレイル→57.4秒
3位:イクイノックス→57.6秒
4位:サリエラ→57.6秒

過去に2歳時点で57秒台を記録できた馬は4頭…のみ。
今年で3頭目だから、昨年の3歳世代(現4歳世代)を上回るハイレベル世代の予感。
そして、ジオグリフとイクイノックスは重賞馬。
サリエラは新馬戦後半5F57秒台を記録=重賞勝ちを約束したものと同然。

今後の課題として…馬体重新馬戦"逃げ"の戦法を取ったことによる気性の難化。
馬体重は、2歳牝馬らしい420㌔で全体的に"ひ弱"で筋肉の付き方もまだ成長途上。
このまま成長せず馬体重の増がなければ、間違いなくパワー負けする。
クラシック戦線において、このパワー要素は絶対条件だからこそ…ビルドアップした方が良いのは事実。
また、新馬戦を逃げて勝ったことにより…ペース関係なしに引っかかる可能性があり、自滅の心配があるため…次走が本当の試金石。
これらを簡単にクリアできれば、今年のクラシック戦線を賑わす存在の1頭である。

◎期待度:(★★★★★☆☆☆)5/8


✔︎推奨馬⑦レッドベルアーム

福永騎手がこの馬の素質を相当絶賛しているように…私も同意見。

筋肉の質感が非常にずば抜けているため、クラスが上がっても力負けしないポテンシャルを持っているのが一番の強み。
現状、"The ハーツクライ産駒"という感じに、緩々ペラペラの馬体だが、引き締まりと共に成長すれば間違いなく重賞勝てるレベルの馬

前走の東スポ杯2歳Sでは、スタート後両馬に挟まれ…制御不能に。
ただ、調教の動きから見ても、元々制御不能(引っかかる)になるような馬ではない。
シンザン記念の調整過程から、前走より仕上げを濃く施されている印象から…"緩い状態×精神面×他馬による制御不能×東京のスピード馬場"からチグハグな競馬になったのは仕方のない事。
逆を言えば…まだ緩々の馬体で5着掲示板を確保できたことが収穫。
実際に制御不能になった6着アルナシームも次走の朝日杯では4着に健闘できた点からも納得がいく。

ただ、唯一の弱点が…直線瞬発力勝負になるとスピード負けしてしまう点。
走法はゆったりと時が止まったように回転数が少ないため、回転数の早い馬やギアチェンジ性能に優れている馬に劣ってしまうのが懸念点で、直線スピードの要求値が高いレースや高速馬場は不向き。
パワー要素が強すぎるため、好走できる幅が狭い可能性も。
現状の緩さと底知れぬ能力が絶妙なバランスに達した時にこの馬の真の強さに出会えると信じている。

◎期待度:(★★★★☆☆☆☆)4/8


✔︎推奨馬⑧アサヒ

これまで4戦連対率100%の安定感は幅広い適性でも対応できる総合力の高さが故のストロングポイント。
ジオグリフが勝った伝説の新馬戦でのラスト5F破格の57.3秒、ラスト4F45.3秒は歴代トップクラスの数値…の2着馬。
並の馬なら、ジオグリフについて行くことさえ厳しいレースだったのにも関わらず、アサヒ、アスクビクターモア(3着)は僅差の競馬。
この時点でこの馬の能力値の高さを示したレースであった。
その後もパフォーマンス値が段違いで、中山の未勝利戦も破格のラスト5F57.7秒の2着。(1着はアスクビクターモア)

異なる適性が求められる2場のレースで破格のラスト5F57秒台…そして、東スポ杯イクイノックスが計時したラスト5F57.6秒の2着…全てハイレベル戦で結果を残せる背景には、牝系ウインドインハーヘアの"運動神経の良さ"が大きな要因で、そこに切れ味タフさを兼ね揃えている馬だからこそ、どんなレース質になっても対応できるのが大きな強み。
今後も、この安定感と過去の経験値を武器にGI戦線盛り上げていく馬だと睨んでいる。

◎期待度:(★★★★★★☆☆)6/8


✔︎推奨馬⑨エピファニー

この馬は個人的に数字や過去パフォーマンスの比較はせず、少しズレた視点による推奨。

まず、"強い競走馬"は、走らせると柔らかいフットワークで全身運動ができる。
ディープインパクト、アーモンドアイ、エフフォーリアに似た共通点として、まるで"チーター"のような伸縮性に優れ、全身を使ったストライドを伸ばす走り、前肢と首の連動性、これらを兼ね揃えた馬が現代日本競馬の頂点に立てる。
エピファニーは、これらに該当する走り方
"まるでチーター"と評するのが一番正しいだろうか…全体の伸縮性両脚の可動域の広さ柔らかさ追った時にグンッと重心が下がるフォームは現役競走馬の中でも非常に高いレベルにいる。
前肢、後肢共に着地時に力が下に行くのではなく…横に流れていくため(ゴムのように横に伸びるイメージ)スピードの加速値が上がり、脚力は相当秘めている。

これも、母父ディープインパクトが濃く出ており、エピファネイアの成功パターンサンデーサイレンスの3×4の爆発力が良い方向にマッチしているからこそ。
現状、未勝利クラスだが…ポテンシャルの高さを評価して推奨する。

◎期待度:(★★★★☆☆☆☆)4/8


✔︎推奨馬⑩ダノンベルーガ

新馬戦のパフォーマンスに"惚れた"。

レース上がり3F(11.2ー11.2ー11.5)33.9秒をギアを上げてから33.1の豪脚で差しきり、完封勝ち。
ラスト3Fー2F区間推定10秒台を2連発。
脚を前に高く上げ、ダイナミックなフットワークから繰り出される圧倒的なスピード瞬発力は凄い。
首を更に前後運動できれば、あのエフフォーリアを彷彿とさせる走り方でいかにも大箱コース向きという印象。
ハーツクライ産駒には珍しい…直線スピード勝負型で、ギアチェンジしてからの"伸び"は重賞でも即通用レベルで間違いなく"いいモノ"持っている。

今後、馬体が完成し、首の使い方も良くなれば…クラシックの主役を張れる馬でキラーアビリティやイクイノックスを脅かす存在になりうる。
個人的にクラシックのダークホースはこの馬。

◎期待度:(★★★★★★☆☆)6/8

                                                       ※画像:netkeiba


✔︎まとめ

推奨馬①リアド:星8★★★★★★★★

推奨馬②アライバル:星8★★★★★★★★

推奨馬③ルージュスティリア:星7★★★★★★★☆

推奨馬④プレサージュリフト:星7★★★★★★★☆

推奨馬⑤トゥデイイズザデイ:星6★★★★★★☆☆

推奨馬⑥サリエラ:星5★★★★★☆☆☆

推奨馬⑦レッドベルアーム:星4★★★★☆☆☆☆

推奨馬⑧アサヒ:星6★★★★★★☆☆

推奨馬⑨エピファニー:星4★★★★☆☆☆☆

推奨馬⑩ダノンベルーガ:星6★★★★★★☆☆


以上が、「GI未出走×重賞未勝利馬×芝1600m以上×牡牝」の中で期待する推奨馬10頭の考察でした。

その中でも推奨馬10頭を優劣化するために、期待度を星マークで表しており、間違いなくこの10頭の中からGIや重賞を勝つ馬が現れる…と感じています!

勿論、現時点でのGI馬や重賞馬(キラーアビリティ、イクイノックス、サークルオブライフ、ドウデュースetc…)は実績や能力面からも"強い馬"であることは事実であり、今年のクラシック戦線でも人気を集める馬達ですが、それらに"対抗できる馬"として挙げた10頭なので、この中から何頭の重賞馬が現れるか…個人的に楽しみにしています!

また、今年は2歳・3歳世代の予想展望にも力入れていきたいと考えていますので、是非お付き合いいただけたらな…と思っています!
POG1位も狙っていますので、応援お願いいたします!🙇‍♂️

そして、今年も色んな方達と更なる交流ができたらな…と思っています!
競馬好きの方達と沢山繋がって、趣味である競馬をもっと楽しみたいです😁

最後になりますが、改めて今年もruisを宜しくお願いします!✨
少しでも皆さんの予想の参考になれればな…と思っていますので、是非参考にしていただけたら…イイね👍を押していただけると嬉しいです!

それでは、また週末にお会いしましょう👋

ruis(ruis_impact)。

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