【弥生賞】予想

【記事の内容】
①レース分析
②全頭診断
③評価ランク(S.A.B.C.D)
④最終結論
⑤回顧


【レース分析】

近年の弥生賞連対馬6頭中5頭が後のGI馬になるという高確率で出世が約束されるレベル高きレースにまたなりつつある。昔は、弥生賞をステップに皐月賞やダービーへ向かう馬が多く、出世ロードという位置付けが、数年前から共同通信杯や直行ローテなど増えるようになり、当レースへの価値が薄まってきていた中で、近3年有力馬の集まりが良くなった。頭数が集まりづらいので、適性面より能力面が強く求められ、シンプルに強い馬が勝ちやすい。
また、4角位置取りが5番手以内を通過できる馬は勝率がグンと跳ね上がり、過去10年(稍重~良)で4角5番手以内を通過した馬が全勝。後ろから行く馬やスタートに不安のある馬は割り引きが必要で、同舞台で行われる皐月賞よりも前半ペースが緩み、脚力戦になりやすいのも頭に入れておきたい。

今年のメンバーを見渡してもシンエンペラーやトロヴァトーレ、ダノンエアズロックを筆頭に、力のある馬が名を連ねてきて、そこら辺の力関係をしっかり分析し、優劣を決めることは非常に重要。頭の構図的に、シンエンペラーVS なイメージで、実績があるシンエンペラーがどこまで走れるかを分析の軸としていく。

23年:◎タスティエーラ1着、○トップナイフ2着
22年:◎アスクビクターモア1着、○ドウデュース2着
21年:◎ダノンザキッド3着、○シュネルマイスター2着
20年:◎サトノフラッグ1着、○ワーケア2着

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